ニコ技・日本人Maker深センツアー(その2) 香港から深センへ | 3Dプリンターにバンザイ

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ニコ技術・日本人Maker深センツアー(その1) はこちら
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羽田から香港への直行便に乗り込み!

羽田空港発の香港行の直行便に乗り、約5時間ほどで香港に到着しました。当初空港から出ているフェリーで深セン入りする予定でしたが、イミグレを通り香港に入国してしまうとフェリーに乗れないことを、イミグレを出た後に知りました。。。

仕方なく別の行き方を聞いてみようと香港空港のインフォメーションの人に尋ねてみようとしました。香港なので英語は通じるのですが、”深セン”を日本語読みで”シンセン”と呼んでしまうと伝わりません。”深セン”が正しくは”シャンツェン”だということを知るのに結構苦労しました。

香港空港から7人乗りの乗合タクシーで深センへ向かいました。費用は170香港ドル(2700円)ほどで、ミニバンに7人客が乗る状態でしたが、車はトヨタのアルファードで乗り心地は悪くないです。途中、香港から中国に入るためのイミグレで1時間近く待たされました。普通の平日の混雑状況でによってはさらに長い時間待たされることもありそう。香港から深センに入ったすぐ後に別の車に乗り換えてホテルの前まで送ってくれました。空港出て大体4時間くらいで深センショッピングエリアに近い燕南駅近くのホテルにつきました。前回書いたシーンは、深センの街に入ってからのタクシーと、ホテルフロントでの出来事です。


中国のマンション、デカイ!

初日は、ツアー参加者とホテルの隣の中華料理屋(まわりの飲食店はほとんど中華料理屋だけど)で懇親会でした。そこで、ホテル近くにある華強北(ファーチャンペイ)の電気街で、買い物をしてきた方々が"山塞"のミニiPhoneを見せてくれました。華強北の電気街は秋葉原の電気街を数倍にしたような規模で、電気系のガジェットや電子部品が売られています。(冷蔵庫やエアコンのような家電はほとんど見ませんでした)。


華強北の電気街

"山塞"はいわゆるコピー商品のことなのですが、単純なる劣化コピーではなくコピーした上でオリジナルとは別の機能が追加されているもののことを指すらしく、ちょっとした敬意が払われています。写真のiPhone(のコピー)は性能面では大分劣っていますが、デュアルSIMになっていたりして、オリジナルにはない機能があったりします。まあ、それでも大きな声で褒められたものじゃないんだけど。。。


下3つが山塞のiPhone、上がiPhone6plus


華強北の電気街には山塞の製品が溢れていたのですが、深センの人たちはそういったコピー商品をあまり使用してはいないようです。彼らは安いコピー商品が身近に簡単に手に入れることができるにも関わらず正規品を好むとのことで、街中や地下鉄でスマホを弄っている人はみなiPhoneやGalaxyなどの高級機種を持っていました。深センの住人の所得が高いのもあるでしょうが、中国人は面子を大事にするらしいので、そういう国民性がスマホの所有についても現れているんじゃないかと感じました。

懇親会の料理はバイキング形式の鍋でしたがお腹一杯食べて、お酒を数杯飲んで一人70元(1400円)でした。僕の感覚では、深センの物価は日本と比べて、だいたい7割くらいの感じ。懇親会後に寄ったホテル近くのコンビニの商品の価格は、グリコのポッキーが8元(160円)、菓子パンが3元(60円)、500mlのコーラ、スプライトなど炭酸飲料は3元(60円ちょい)と安めで、オレンジジュース、マンゴージュースなど果汁系は5.5元(110円)でした。コーヒー類は6元(120円)くらいでしたが、なぜかスターバックスのラテのペットボトルだけ23元(460円)。高すぎるスタバのラテの値下げしろと中国人が怒っているという記事を読んだことがありますが、あまりにお高くとまったお値段だったので、その気持ちを理解しました。


ツーリズムトレンドホテル

宿泊したホテルは一泊5000円くらいのビジネスホテルで、多分中の上くらいのランクだと思います。部屋もベッドも広くて、水回りも清潔だし、少し心配したシャワーのお湯もちゃんと出て、なかなか快適でした。


キレイで広い室内

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