第19節「不屈」A今治戦(中編) | がめがま。

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讃岐は赤星魁麻をターゲットにロングボールを蹴り、セカンドボール回収から攻め込むカタチを選択。

ここはある程度想定されたが、今治も割とロングボールを多用。

自然と球際の激しいバトルが増えていく。

試合開始早々に競り合いからヴィニシウスの肘が奈良坂巧の顔面を直撃。奈良坂はいきなり口の中を切るアクシデント。



讃岐は開始1分でコーナーキック(CK)を獲得、その流れから吉田源太郎がミドルシュートを放つが今治のGKセランテスの正面。

さらに6分にはクリアボールを拾った長谷川隼が右WBの内田瑞己へ展開、ウッチーは低い弾道のクロス。このクロスはCB福森直也にヘッドでクリア…が不十分で、山田貴文がクリアしようとしたが長谷川隼がこれをカットして吉田陣平に繋ぐ。

じんぺーが1人かわしてミドルシュート!









しかしここはセランテス!!


左腕一本で好セーブを見せて陣平のJ初ゴールを阻んだ。



今治も大黒柱のヴィニシウスにボールを集めて攻めていく。


冨永虹七のトラップミスを見逃さずカウンターを発動、横山夢樹からヴィニシウスにスルーパスが通った!


さらにヴィニシウスが対応にあたった奈良坂巧をテクニックを駆使して抜き去るっ!


しかしここは今村勇介が好判断。素早く飛び出してボールを押さえた。




さらにこの今村勇介のゴールキックを福森直也がヘッドで押し返し、山田貴文がスルーパス。


またもヴィニシウス!


ヴィニシウスは左サイドに流れていた相棒の高卒ルーキー横山夢樹にパス、横山はドリブルで中に斬り込んでシュートを放ったが、今村勇介の正面だった。



押し込み始めた今治は14分に左からのCKを獲得。




「えっ………!?」


ショートコーナーから放たれた低い弾道のクロスに何かが飛び込む。シュートは今村勇介の手をかすめてゴールネットを揺らした。


その"何か"はマルクス ヴィニシウスだった。


うーーーん、先制を許したか…


もしかしたら讃岐の守備の綻びを狙われたのかもしれない。


新井光から横山夢樹のショートコーナーにニアサイドの選手2人が気を取られている間に、ニアサイドにポッカリとスペース(赤丸のところ)が空いてしまっていた。



ここをヴィニシウスに狙われてしまった。


内田瑞己が対応にあたったがスピードで振り切られ、低い弾道のクロスに鋭く飛び出しヘッドを合わせてみせた…









しかしこの日のゴール裏はとてつもなく頼もしかった。失点の瞬間も声を途切れさせない。


やられたらやりかえせ!


そう言わんばかりのチャントが選手たちの背中を押していた。




いい流れから今治が先制に成功したが、讃岐もかなり攻め込んでいた。


この直後、長谷川隼のクリアを拾った冨永虹七が吉田源太郎との美しいコンビネーションで左サイドを抜けていく!吉田源太郎がポケットへとスルーパス、ニーナがこれを受けてマイナスのパスに…


赤星魁麻ーーーっ!!


難しい体勢で逆足の左足から強いシュートを放ったが枠を外れる。




飲水タイムを挟んで試合が再開される時、里山スタジアムにリナーシタが木霊する。


耳をつんざく大合唱。


声援やチャントが里山をホームに変えていた。




讃岐はFKの流れからクリアボールを回収したハセからパスを受けた吉田陣平がドリブルでペナルティエリアへ侵入!




あーーーっ!!


福森直也に倒された!

しかし笛はない!ノーファウル!!


いやぁ…厳しい…


この日の主審は厳しいコンタクトにも寛容でなかなかファウルを取らなかった。

球際の激しい攻防に、この主審は不公平を生み出してしまう…




徐々に讃岐ペースに変わり始めてきた35分頃、今治はACの新井光の隣にIHの三門雄大を下ろして2VOに布陣を変えた。これにより今治は3-4-2-1に変化。


讃岐は37分に右からのCKを獲得、クリアボールを拾った吉田源太郎がクロス!





これに冨永虹七が頭を合わせるっ!!





セランテスは一歩も動けないーーーっ!!





だぁぁぁ…ポストかぁ…



素晴らしいヘディングだったが…


虹を呼ぶヘディングシュートは決まらず。

天候は変わらず鈍色の空が広がっていた。




<つづく>

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

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