前節のFC大阪戦、水曜日の天皇杯2回戦のV.ファーレン長崎戦と敗れた讃岐は公式戦連敗。
しかもリーグ戦では降格圏に再び転落。
今度こそ反転攻勢に出たい讃岐、今節の対戦相手は前年J2組のツエーゲン金沢です。
過去の対戦成績
讃岐の3勝3分2敗
JFL時代から激しい攻防を展開している両軍。
闘いの舞台をJに移してからもほとんどが1点差の決着です。2018年以来、久々の対戦はどんな結果になるでしょうか?
金沢の移籍状況
【金沢の退団選手】18選手
J2から降格したクラブだけあって、J2中心に新天地を求めた選手が続出。退団選手数は18名にもなりました。
【金沢の新加入選手】13選手
降格したとはいえ、金沢的には「新スタジアム元年」でもあり、補強はかなり「張り込んだ」印象です。
ブラジル2部からマリソン選手、ボランチには西谷優希選手と大山啓輔選手というJ2でもスタメンを張れるレベルの選手を獲得。
守備陣はJ1から補強してきています。
攻撃面は脅威ですが、J1とJ3では実力とは別にリーグのスタイルが結構違うのでその部分が少し影響しているでしょうか?
金沢の状態
対照的な得点と失点
現在7位につけています。
金沢は天皇杯の試合がなかったことで中1週間の余裕があるのに対し、讃岐は中3日でこの試合に臨むことになります。
総得点はリーグ2位を誇ります。
一方で総失点はリーグワースト2位。
かなり出入りの多い闘い方…のように見えますが、27失点のうち約半数の12失点は第1〜3節の3連敗時に喫したものなので、守備に大きな問題を抱えている…という程ではないと思います。
しかし天皇杯1回戦では甲南大学にPK戦の末、敗戦。
前節は今季のJ3で抜けた存在の大宮とはいえ黒星を喫しました。
少し勢いには陰りが見えてきているように映ります。
金沢の闘い方
危険な右サイド
遅攻からスイッチが入ると一転スピードアップしてくるのが特徴的。
「攻撃のスイッチ」を入れるのはもちろんJ2レベルのボランチ・西谷選手と大山選手。
彼らがサイドチェンジすることでテンポが上がります。
もう一人、10番の嶋田慎太郎選手のロングフィードも高精度です。
ベースは後方から丁寧に繋ぐスタイルで、3CBと2VOが中央から左に偏って前進を図ります。
充分相手を惹きつけておいて右WBの小島選手が高い位置を取ったことを確認するとVOから右サイドチェンジを仕掛けます。
そこからの右サイドアタックは危険です。
その中心に据えられたのがFC東京からのレンタルを延長している梶浦勇輝選手。
アイディア豊富なゲームメイカーで、既に4ゴール4アシストしています。
この選手を抑え込むことが讃岐としては勝利への近道ではないかと考えます。
右WBの小島雅也選手も高精度のクロスを持っているので要注意です。
また、金沢にはもう一つのストロングポイントがあります。
それがセットプレー。
29得点中10得点がセットプレーです。
180㎝超えの守備陣も満遍なく得点していて間違いなく脅威です。
守備はあまりハイプレスはかけず、5-4-1に変化して引いて守るカタチ。
最終ラインには対人守備と高さを備えた選手を揃えています。
ただ、サイドの選手に対して寄せが甘く、クロスへの対応もボールウォッチャー気味になる弱味もありそうではあります。
【スタメン予想】
あまり大きく変えてこないという予想です。
今一つ良さが出ていなかったシャドウの加藤大樹選手に代わり、塚元大選手の起用を予想してみました。
主な選手の一覧はこちら。
↓
見どころ
讃岐は13得点中9得点、金沢も29得点中10得点がセットプレー絡み。
ここはシンプルにカギを握ると思いますが、それ以外で3つ書いておきます。
讃岐:ハイプレス
金沢がやり方を変えなければ3-4-2-1同士のマッチアップになるので、讃岐は福島戦や長崎戦のようにマンマーク状態になるはずです。
攻撃陣に豊富なタレントを誇る金沢ですが、このチームの肝になるのは大山啓輔選手と西谷優希選手。
特に大山選手の配球には気を付けたいところです。
ここを抑えるために讃岐のハイプレスが機能するかどうかは見どころになると思います。
ただ、讃岐としては不安な面もあります。
それは水曜の試合で前川大河選手がフルタイム出場しているということです。
中3日でホーム開催なのでそのまま起用する可能性ももちろんありますが、もしかしたら誰か復帰のメドが立っているのかも?
注目です。
讃岐のキーマン:13番 前川大河選手
(もしくは前川選手の代わりのボランチ)
金沢のキーマン:8番 大山啓輔選手
金沢:右サイドへの展開
金沢の右サイドに展開されてしまったら、注意したいのはもちろんシャドウの位置に入る梶浦勇輝選手。
チャンスメイクだけではなく、自身にも決定力があり、かつポストプレーを武器とするマリソン選手とは相性もいい。非常に危険な選手です。
この選手を抑え込まなければなりません。
恐らく深港壮一郎選手がマッチアップすることになると思います。
ふかみーはここ数戦、非常にいい対人守備とシュートブロックを見せています。
讃岐のキーマン:24番 深港壮一郎選手
(左センターバックの選手)
金沢のキーマン:6番 梶浦勇輝選手
その他
大宮戦を観ていての感想に近い感覚なので間違っているかもしれませんが、左WBの石原崇兆選手。
かつてはJ1でも活躍したドリブラーですが、金沢のスタイルに合わせてか、パスを散らしてスタイルの変更を試みているように見えます。
右サイドへ展開すると前線に入り込み果敢に得点を狙ってくる危険な選手です。
ただ…昔の癖なのか、ドリブル仕掛けたい欲がまだあるのか、ちょっとボールを持ちたがる傾向があるように思います。
彼が持った時、激しくプレスをかけることで奪ったりミスを誘発したりできるかもしれません。
讃岐のキーマン:66番 内田瑞己選手
金沢のキーマン:14番 石原崇兆選手
1点目はキミだ!
前節、残念ながら無得点。気を取り直して今節もいってみましょう!
まずはFootballLABの対戦シミュレーション。
50回分の予想はこんな感じ。
さすが
対戦予想はこちら!
ドロー予想ですねー。
それでは1点目予想ですー。
FootballLAB予想は吉田源太郎選手。何度やってもげんたろーばかり出てきてました。
前節のループシュートまでの流れを見てた訳じゃないんでしょうが(笑)。
あたし的にはそろそろ複数得点をお願いしたいのでFW陣の奮起に期待。
前節は大宮相手に押し込む時間帯もあり、無得点でもバーやポストに2度ぶつけたりしているので間違いなく強豪。
でも、あたし的にはうまくハマれば大勝まであるんじゃないかと期待してます。
応援しましょー!
SANUKI UNIDO JAMAS SERA VENCIDO!
(団結した讃岐は決して敗れはしない!)
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