「消耗」第15節A福島戦(中編②) | がめがま。

がめがま。

仕方のないブログです。お許しを~。

下川太陽がドリブルからクロスを上げようとしたが鈴直樹にカットされて得たCK。


右からのCKを前川大河のキックから奈良坂巧がヘッドを合わせたがバーを越えてしまう。

 

 

 

さらに33分、城定幹大から前川大河がボールをカットし、こぼれ球を拾った冨永虹七がドリブルからスリッピーなピッチを利用して地を這うようなミドルシュート一閃!

 







 

 

しかし吉丸絢梓が懸命に弾く!!

うーーーん惜しい!!

 





 

 

39分、冨永虹七と上畑佑平士が激しくボールを奪い合うところでサッとそのボールをかっさらう!!








 

吉田源太郎か!?

 

いや…!前川大河だ!!



 

この試合の大河のボール奪取能力は素晴らしかった。迫力のあるドリブルで突き進む前川大河は冷静に下川太陽へとパスを繋ぐ。

 


 

これは個人的な感想になっちゃうけど…

天皇杯1回戦での隠れた収穫は下川太陽ではないか…そう感じている。

 

讃岐に加入した2020年、当時監督だった望月さんに見出されてインサイドハーフに抜擢された太陽くんは才能を発揮。


この時の輝きを取り戻してきたように感じる。


ハーフスペースを中心に陣取り、周囲の選手と連動しながらパスを繋いで攻撃を活性化させていくその姿が逞しい!

 

その姿はどこか、池谷友喜と大沢朋也を掛け合わせたような強さを漂わせるようになってきた。

 

 

 

太陽くんは右サイドへスルーパスを放ち内田瑞己を走らせ、ウッチーはクロス!



 

そこへ今度こその赤星魁麻ーーーっ!!










 

枠には飛ばなかったが…この打点の高さよ…

 





 

チャンスは逸した讃岐だったが、下川太陽を中心とした右サイドからの攻撃は讃岐に勇気を与えた。


米山監督もそこに注目していて、ハーフタイムのコメントで「いい攻撃ができていた」と讃えた。

 

しかしチャンスを逸したのは事実。

今度は逆に福島にチャンスが訪れる。

 

このチャンスを切り拓いたのはやはり森晃太だった。

 

技術と速さを兼備したドリブルに讃岐は翻弄されかけるが、集中した守備でこれを耐え凌ぐ。

 

それでも森晃太は讃岐の守備をこじ開けようと突き進む。

 

これを封じてみせたのが深港壮一郎だった。

 

正直、あたしのなかで ふかみーの守備は懐疑的なものになっていた。

ポジショニングが悪く、まんまとやられた松本戦の守備がぬぐい切れていなかった。

 

しかし森晃太が放ったグラウンダークロスを封じたのは深港壮一郎のブロック。



 


福島は今一つ乗り切れないまま前半を終えることになった。

 

 

 

後半の入りは両軍とも交代なくスタート。

 

 

 

讃岐は49分、福島のIH大関友翔のトラップが長くなったのを見計らって川崎U-18の先輩・長谷川隼が飛び出してボールを縦に送る。

これを受けた下川太陽が一気にドリブルを駆け抜けて思い切ってミドルシュート!!

 

 







 

どうだ!?

 

 




 

枠の外かぁぁぁー!!



 

 

51分、堂鼻の縦パスをインターセプトしたのは、またしても前川大河!!

こぼれたボールに長谷川隼はダイレクトパスを繋いで冨永虹七がドリブルから左足でシュート!!

 

吉丸絢梓は落ち着いてこのシュートを押さえた。

 

どうにか自分たちのサッカーで立て直しを図ろうとする福島だったが、讃岐のハイプレスがこれを許さない!

 

面白いようにボールを奪ってくる前川大河から右サイドに流れていた下川太陽にパスが出て太陽がクロス、胸トラップしたのは冨永虹七!

 

コントロール重視でボレーシュートを放ったがこれも吉丸絢梓が押さえてしまう。

 

 

 

53分、内田瑞己が粘ってCKを獲得する。

 

前川大河のキックにまたしても赤星魁麻っ!!

 

身体ごとぶつかっていくような一撃だったが枠を捉えられなかった。

 

 

 

なんとか局面を打開したい福島は左サイドに塩浜遼をつぎ込んで繋ぎ、塩浜の位置に入り込んだ右SB松長根悠仁にボールが入る。


一度はカットしてスローインに逃れた讃岐だったが、再び繋がれ城定幹大の横パス、塩浜遼のマイナスのパスに森晃太がシュート!

 

これは宗近慧が得意のシュートブロックで阻止する。

 

こぼれたボールに鈴直樹が競り勝ち、こぼれ球を森晃太が大関友翔へ繋いだ!

 

大関友翔が思い切ってミドルシュート!

しかしこれは精度を欠いて大きくバーを越えていった。

 

身体を投げ出す讃岐の鉄壁がゴールを許さないっ!

 

 

 

苦しくなってきた福島は2枚替え。

後半に入って存在感が薄れた澤上竜二とイエローカードをもらった城定幹大を下げて司令塔・針谷岳晃、次代のエース・長野星輝を送り込む。

 

【福島①】

20 城定幹大 → 17 針谷岳晃

9 澤上竜二 → 11 長野星輝

 

 

しかしこの直後にチャンスを掴んだのは讃岐。

セカンドボールの奪い合いから前川大河がスライディングで塩浜遼からボールを奪うとこぼれ球を回収した吉田源太郎がドリブルで駆け抜けクロス。

 



 

またもいいクロス………!!

 


 


ここに猛然と下川太陽!!

 


 

決めろーーーっ!!

 

 

 

しかしあと一歩、ほんの後一歩…下川は間に合わず。触れば1点だったが…惜しい。

 

 

 

この直後、福島はカウンターを打つも森晃太に宗近慧がフィジカルで勝ってボールを奪う。

 

えっ………!?

 

ムネチは事も無げに森晃太とのぶつかり合いにあっさり勝ってしまった。

 

なんと讃岐の選手たちの逞しいことか…!

 

 

 

<つづく>

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

↓カマタマーレ讃岐のHPはこちら!

カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト

 

↓かまたまブログはここに満載で満開!

にほんブログ村 サッカーブログ カマタマーレ讃岐へ
にほんブログ村