「魔法」第4節H長野戦(前編) | がめがま。

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仕方のないブログです。お許しを~。

第1節は雨。
第2節はゲリラホワイトアウトともいうべき吹雪。
ルヴァンカップは震えるようなナイトゲーム。
第3節は強烈な寒風。
 
いずれもダウンジャケットを着てなきゃ耐えられないような寒さ。
 
今季はここまで本当に天候に恵まれませんでした。

 

それが今節はホレ!

 

 

すっきりとしたかまたまブルーの晴天が広がる観戦日和。

 

今節の対戦相手はAC長野パルセイロ。いわゆる"オレンジの呪い"の対象クラブ。

Jに参入してチームカラーがオレンジのチームには38戦未勝利という意味不明、理解不能なジンクスに悩まされています。

 

この呪いを解く魔法をかけてほしい…

 

どうしても勝ちたい日にはピープルさんのカレーと決まってます(笑)。

しっかりいただいて、本日はデザートをちょい足し。

 

087kitchenさんの「クロッフル」の抹茶をいただきましたー。

 

 

クロワッサンとワッフルが合わさった食感。ちょっとモチモチ感が強かったかな?あと上に乗っかってる生クリームが甘すぎずおいしかったです。抹茶パウダーはイマイチ存在感がなかったから(笑)、次に買うとしたらプレーンか、黒蜜のかかってたきなこがいいかも。

 

 

 

☆三ーーー………

 

 

 

お腹も満たされた頃、スタメンが発表になった。


 

長野は概ね予想通り。

前節の試合後、「傷んだ」と高木監督がコメントしていた三田尚希はちゃっかりスタメン出場。

大きな変更としてはゴールキーパー(GK)が金民浩から田尻健に代わっていた。もしかしたらルヴァンカップの徳島戦でのプレーが評価されたのだろうか?

 

一方の讃岐は大幅な変更があった。
 
まず2トップを大野耀平&川西翔太の「師弟タッグ」にしてきた。前回対戦で2得点の冨永虹七はベンチスタート。
サイドハーフ(SH)は変更なし、ボランチ(VO)は今季初めて江口直生&岩本和希のコンビにしてきた。讃岐サポの多くが待ち望んだダブルボランチだ。エグは何気に今季初スタメン。
 
センターバック(CB)、サイドバック(SB)はともに変更なし。

 

 

控え組を見渡す。

冨永虹七、小山聖也、福井悠人、田尾佳祐、松原快晟…随分と若い選手を使ってきた。米山監督が赤星魁麻をメンバー登録しなかったのも珍しい出来事かもしれない。

 

 

 

☆三ーーー………

 

DAZNの実況で興味深いことを言っていた。

戦前の高木監督への取材でこんな話を引き出してくれていた。

 

讃岐に対していかに前から圧力をかけていけるか。我々が攻撃的にプレーできずにボールを失うと前川、川西といった精度のあるキックを持った選手が気持ちよくプレーできる状態になる。いかに中盤の選手にストレスをかけ続けられるかがポイント

 

この試合はまさにこの言葉を体現するような展開になった。

 

長野は明らかに讃岐対策を打ってこの試合に臨んでいた。

 

基本布陣は3-4-2-1だが、ハッキリと5バック化して前の1トップ2シャドウはほぼ並列。

 

前3枚が中央に張りながらプレスをかけ、サイドに追いやったところでWBが一気に押し寄せ数的優位を創りながらボールを奪っていく。

 

讃岐はこの展開を嫌ってか、いつもよりロングボールを多用し、大野耀平のポストプレーを頼りにしようとしたが、肝心のロングボールがひどい精度。大野が競り合う以前の問題で、まるでボールを放棄するような展開が続く。

 

 

すると開始7分。クリアボールを回収した忽那喬司(くつなきょうじ)がショートカウンターを発動!

三田尚希にパスを出すと三田はグラウンダーのクロス!

 

ここに1トップの浮田健誠が飛び込んできたっ!

 

しかし僅かに浮田に合わず、ボールは流れていく。

 

長野の右サイドへ流れたボールは深港壮一郎が回収して縦パスを打つがVOの西村恭史にインターセプトされてしまう。


西村は攻撃参加してきたCBの黒石貴哉にパスを出す。もともとSBの黒石はスイスイとドリブルで右サイドの深い位置までえぐる。


深港が対応にきたため一旦後方の西村に下げる。

ここで西村が相棒のVO古賀俊太郎にパス。

古賀はパスの直後動き出していた西村へスルーパス!

 

西村はペナルティエリアへ侵入して柔らかいクロス。

 

ここに…

 

ドフリーの三田尚希!

 

ループ気味のヘッドで今村勇介のブロックを振り切ったボールが緩くネットを揺らす。

 

 

 

またも…試合開始早々の失点…

 

またも…三田尚希…

 

またも…長野に…

 

 

 

讃岐のここまでの失点を時間帯別に並べてみた。

 

 

6失点中4失点が試合開始から15分…いや、10分以内に失点している。

このため、讃岐は今季まだ先制したことがない。

 

さらに三田尚希。

2019年の八戸戦で1試合4得点などという屈辱を浴び、昨季はホームでもアウェイでも2得点。

この選手一人に通算9得点も奪われている。

 

ぬぅ…

 

 

 

どうしても先制点を与えたくない相手に与えた先制点。

 

長野は前述の通り5バック気味に構える守備的な戦術で中盤にボールが渡ると一気に襲いかかってカウンターを狙ってくる。

 

これによって岩本和希、江口直生、前川大河らが持ち味を発揮できない状況となっていく。

 

何とか16分に黒石貴哉から吉田源太郎&岩本和希でボールを奪い、吉田源太郎がクロス。

ここに大野耀平が飛び込むというシーンを創ったが大野がファウルを取られた。

大野にも厳しいマークがついており、讃岐は思うような展開に持ち込めない…。

 

 

 

20分すぎあたりから江口直生をトップ下のような位置に持っていき、川西翔太をVOに置く讃岐。

川西は最終ラインまで下りてビルドアップから立て直そうとしていた。

 

 

 

膠着状態が続く。

長野の5-4-1…いや、5-2-3を攻略できずに時間だけが過ぎていく…。

 

31分、讃岐は長野のプレッシャーに屈して奥田雄大がパスを収めきれずに転倒、CBの杉井颯から縦パスがシャドウの忽那喬司に入る。

 

長野の得意なカタチ…!

 

忽那は1トップの浮田健誠に預けて彼のポストプレーから一気に敵陣へ雪崩れ込むカタチを狙うが間一髪、宗近慧がつついてこれをカットする。

 

しかしこぼれ球を回収したのは忽那喬司!

 

大胆なサイドチェンジ、その先には右WBの小西陽向がドフリーで走り込む!!

 






 

 

最悪だ…

 

 

 

長野の右サイドを悠々とドリブルで疾走する小西!PAに侵入すると深港壮一郎が懸命に寄せていくが嘲笑うように切り返してシュート!!

 


 

(頼む、いまむー…)

 

 

 

背番号1の長い足が小西のJ初ゴールの野望を撃ち砕く!!



 


助かった…

 

 

 

このまま前半は見せ場なく長野の守備に完封されて終わってしまう。


DAZNで見返した時に見えた選手たちの暗い表情がこの試合の様子を代弁していた。



 


まだ0-1のスコアではあったが、低調な内容にあたしももう、心が折れそうになっていた。

 

 

 

<つづく>

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

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