馬場美夕ちゃんのハーフタイムショー。
なかなかシュールなシチュエーションだった(笑)。
ギター演奏の真横ではベンチメンバーのトレーニングが行われ、散水も行われた。
(さすがにちょっと各所から離れ始めたところ笑)
寒い中、厚着もせずユニフォーム姿でかじかんだ指でカッコよく演奏してくれましたー!
ありがとうねー!!
☆三---…………
讃岐は交代で入ってきた岩本和希をダブルボランチの一角に据え、前半でボランチを務めていた前川大河は右SHに配置された。
前半、讃岐が手を焼いていた富山のハイプレス。
前半はいわゆるミラーゲームで、富山は讃岐のビルドアップを捕まえやすい状況があった。
※青が讃岐 赤が富山
後半、讃岐はビルドアップのスタートを左SBの深港壮一郎がセンターバックの位置に下り、3バック化してスタート。
これで数的優位を確保して2トップのプレスを空転させた。
富山のハイプレスはサイドハーフの一角が加勢するパターンもあるが、その場合はボランチの一角(主に川西翔太)が最終ラインに下りてきて逃げ道を作る。
このボランチの動きが気が利くレベルでこなせるのが岩本和希だった。
右SHに配置された前川大河は中盤の中央付近まで中へ絞ってくることで中盤でも讃岐は数的優位を確保した。
さらに前半ではまったく使用していなかったロングボールを富山の最終ラインの背後にめがけて放っていくシーンも見られた。FW陣に通ることはなかったが、富山のハイラインに対する牽制にはなったのではないだろうか。
この米山監督のハイプレス崩しが奏功していく。
しかし何もかもうまくいった訳ではない。
後半の序盤では岩本和希が2人がかりでボールを奪われ松本孝平が抜け出したり、讃岐の右サイドを突破されて左SB大迫暁の高速クロスに碓井聖生がヘッドを合わせるなどチャンスを創り出していた。
松本孝平は利き足とは逆の左足でうまくシュートに回転がかからず枠の外、碓井聖生のヘッドもうまくミートせず枠を外れた。
こうした運も味方しながらピンチを凌いだ讃岐は徐々に攻勢を強める。
吉平翼のパスを受けた高橋馨希のトラップが長くなったところで冨永虹七が回収。
ここから左サイドを飛び出していく吉田源太郎へパスを出す。
少し内側に切り込んだ源太郎がニーナにパスを出す!
すぐさまニーナに殺到した富山守備陣!
しかし彼らを振り切って左足ながらパンチの効いたシュートぉ!!
どうだ!?
田川だ、田川知樹が止めたぁぁぁーーーっ!!
握り拳の田川知樹、天を仰ぐ冨永虹七!
撃ちも撃ったり、止めも止めたりー!!
J3のことをレベルが低いなどと貶めるような声をよく聞く。
でも知って欲しい。
冨永虹七は19歳。田川知樹は21歳。
この攻防のようにJ3リーグは若い才能が激しくぶつかり合い、高め合っている場でもあると言うことを。
上から3番目のカテゴリーだから、1番2番と比べたらレベルが低い部分も確かにあるかもしれないけれど、ここからグングン伸びてくる若手の成長過程を見る楽しみもある。
要は見方次第だ。
若武者の激しい攻防もJ3リーグの魅力の一つ。
J3にはJ3の素晴らしさがある!
60分、右からのコーナーキック(CK)を得た。
キッカーの前川大河が蹴ったボールを田川知樹と深港壮一郎が競り合い交錯。田川が傷んでしまう。
治療を経て田川は復帰する。
この間に両軍とも選手交代を行う。
【富山①】
11 松本孝平 → 10 マテウス レイリア
27 吉平翼 → 8 松岡大智
松本孝平を下げてスピードのあるマテウスを起用。
さらにドリブラーの松岡大智を右SHに配置。
高橋馨希は右から左SHに移った。
一方の讃岐。
【讃岐①】
22 大野耀平 → 7 江口直生
江口直生がボランチに、ボランチだった川西翔太はシャドウの位置に入った。
讃岐は73分、こぼれ球を冨永虹七が拾って大胆にサイドチェンジ。
左SHの吉田源太郎に通った!
吉田源太郎はこの場所からクロスを上げる…
飛び込んだのは冨永虹七、フワッとループ気味にヘディングシュートを放つ!
またしてもパンチングで切り抜ける田川知樹。
しかし、充分に当てきれない!
うん!?どうだ!?
あーっとバー!バーに当たってゴールならず!!
なんとかこのピンチを脱した富山だが、讃岐は猛反撃を開始してきた。
<つづく>
※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。
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