今季からJ2,J3も参加し、レギュレーションも大幅に変更となったルヴァンカップ。
すっかり話題が持っていかれがちですが、天皇杯も忘れちゃいけません。
今年の天皇杯・香川県予選となる大会、
「第29回香川県サッカー選手権大会」
がめっちゃ面白そうなのです!
2月7日から開幕するこの大会。
ここ5年の決勝戦はこんな感じです。
そして今年度の組み合わせがこちらです。
↓
香川県下唯一のプロクラブであるカマタマーレ讃岐は決勝から登場というスーパーシード。
もちろん優勝候補の筆頭であり、優勝は最低限のノルマです。
しかしコロナウイルスのせいで2度優勝を譲っています。
2020年はコロナ禍でJ3クラブが不参加となり、2022年は讃岐に感染者が出たため出場を辞退しました。
2020年も2022年も高松大学が香川県代表となりました。
シンプルに考えればプロを除くと高松大学が近年の香川県サッカー界の中心にいると言っていいんじゃないでしょうか。
その傾向は今年も続きそう。
その高松大学の所属する四国大学サッカーリーグ。2023シーズンの結果はこうなっています。
四国大学サッカーリーグでも優勝を果たしています。
10得点で得点王になった矢野佑介選手は新4年。
5アシストでアシスト王の岩本拓也選手は新2年。
今年も優勝候補と考えて良さそうです。
その高松大学に唯一土をつけたチームがあります。
それが四国学院大学です。
しかも4-1の完勝。
四学も得点ランク3位の室天舞選手が新4年、4位の中西拓斗選手が新3年とチームに残っています。
四学はまだ香川県代表になったことがないだけに悲願達成を虎視眈々と狙っていることでしょう。
大学チームでは2部に所属する香川大学も参加しています。
そしてこの大会を面白くしそうなのが社会人チーム。
まずは四国サッカーリーグの成績表を見て見ましょう。
まず昨年、讃岐と決勝を闘った多度津FC。
リーグ戦の順位は8チーム中4位と優勝争いに加わることができませんでしたが、侮れないチームです。
10番を背負う三原圭太選手は昨季の得点王。
「Jリーガー級の実力者」との呼び声高い選手です。
また、昨年「KICKOFF!OKAYAMA・KAGAWA」で取り上げられたスピードが売りのFW中村優仁選手、
守備の要・中井戸稔選手もチームに残留しています。
元讃岐U-18の田中遥杜さんは残念ながら引退されたみたいですね。
多度津FCとしては昨年の大雨のなかでの大敗は納得がいってないはず。
再戦に燃えていることでしょう。
もう1つの香川のクラブはアルヴェリオ高松。
讃岐がJ2時代の2016年~2017年はこの大会を連破したクラブですが、近年は低迷。四国サッカーリーグでも残留争いが続いていました。
そんなクラブが今年に入って大変革を見せています。
突如、Jリーグを目指すと宣言。
そして”総監督”というポジションでこんな方を招聘しています。
かつてはアーセナルでベンゲルさんの側近として活躍、Jリーグでも馴染みがあり、讃岐の監督として招かれた相生学院高校の監督・ゼムノビッチさんの後釜として監督に就任していたジェリーペイトンさん!
どうりで新加入に相生学院出身の選手がチラホラいる訳ですね。
そして選手兼GMという不思議なポジションにこの選手を獲得しています。
2018年、残留争いを繰り広げていた讃岐は勝たなければ自力で残留できないという厳しい状況にあった町田戦。
先制したものの試合終盤にゴールを決められて事実上トドメを刺されてしまいます。
その時にゴールを奪った選手こそ土居柊太選手でした。
そんな新体制で臨む今大会のアルヴェリオ高松は注目です。
そして今季の四国サッカーリーグに第3の香川県クラブが参入します。
それがSONIO高松です。
元讃岐の岡村和哉選手が加入すると、同じく高木和正選手、福家勇輝選手も加入。さらには島屋八徳選手も加わりました。
圧倒的な強さで香川県リーグを制覇して四国サッカーリーグに乗り込んできます。
そんな新興勢力の目指すところはJFL。
JFLで定着し、未来のJリーガーを育成しようという狙いがあるようです。
SONIO高松さんには是非、JFLに昇格して讃岐と連携を強化してもらいたいなと思っています。
その懸け橋になってほしいのがオカムー。
香川県のサッカー界に新風を吹き込みそうなSONIO高松にも目が離せません!
他に社会人チームとしては香川県1部の
高商クラブ
FCミルポワ
KITA FC
屋島FC
BLUE VELHO
SEAGULL・FC
さらに2部の観音寺アルテFCが参戦します。
準々決勝が行われる3月31日は讃岐の試合がありません。県営メインで2試合行われますので、観戦に行くのも面白そうですねー!
↓カマタマーレ讃岐のHPはこちら!
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