ありがとね!奈良坂巧選手 | がめがま。

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仕方のないブログです。お許しを~。

1月11日、奈良坂巧選手がレンタル元のFC町田ゼルビアに復帰すると発表されました。

 

 

 

 

 

 

米山さんと共に歩んできた 

 

入団したFC町田ゼルビアでは当時、米山さんがコーチとして在籍していました。

 

現役時代と同じポジション。

そんな共通項もあったのでしょう、米山さんはたくさんのアドバイスをくれたと「KICK OFF」で奈良坂選手本人が明かしています。

 

2021シーズンは2試合で27分。

2022シーズンは1試合で4分。

 

なかなか試合に出られないなかでも米山さんのアドバイスがあったから腐ることなくトレーニングを続けられたと言います。



 

町田としても期待をかけている選手の1人だと思います。


2021年のオフには当時監督だったポポビッチさんの故郷セルビアに短期留学で派遣されたりもしています。

 

そして米山さんが讃岐の監督に就任すると、米山さんの意向で町田からレンタルで奈良坂巧選手を"一本釣り"。


讃岐にやって来ることになりました。

 

ここまで、まさに米山さんと共にキャリアを歩んできています。

 

 

 

もがきながらも大きく成長 

 

正直なところ、奈良坂選手のことはいい選手だろうけど、CBのバックアッパーかな…と想像していました。

 

CBにはYS横浜から宗近慧選手、テゲバジャーロ宮崎から奥田雄大選手と各チームの守備の要を獲得していたからです。さらに既存の選手で怪我からの巻き返しに燃える小松拓幹選手もいましたしね。



 

ところが、練習が公開となると守備力や空中戦の強さなど見るべきものがたくさんあって、開幕スタメンがわからなくなってきました。

 

さらに宗近慧選手がコンディション不良で出遅れたためいよいよ開幕スタメンが見えてきました。

 

そして…

 

遂に開幕スタメンを掴み、たった1試合で町田の2シーズンで積み上げた出場試合数を超えることができました。

 



しかし、まだまだリーグ開幕当初は詰めの甘さ、緩さも散見され、起用されたりスタメンを外れたりを繰り返していました。

 

そして迎えた第18節ホーム宮崎戦。

この試合でスタメン出場した奈良坂巧選手は守備で大いに奮闘。チームはPKで1点失いましたが、奈良坂選手は守備の部分で勝利に貢献しました。

 

大きな身体を投げ出してゴールを守るシャカ。

試合終了直後には魂の咆哮を見せました。

 

image

 

この試合の奮戦が認められたのか、ここから最終節までのすべての試合でスタメンフルタイム出場を果たしています。



 

闘志溢れるプレーが印象的なシャカ。

「KICK OFF OKAMAYA・KAGAWA」に出演した際にこんなことを話してくれました。

 










 

応援する→熱量の高いプレーとパフォーマンスを見せる→より熱い応援


このサイクルをうまく回った気がします。

 

また、相棒となった宗近慧選手のカバーリングをうまく身に付けたこともリーグ後半でスタメンに定着した大きな要因だったと思います。

 



結果、シャカは33試合2441分に出場。

そして全38試合すべてチームに帯同してシーズンを終えました。

 



個人スタッツでも見るべきものがありました。

 

データサイト「FootballLAB」のプレースタイル指標というものがあるのですが、ここで2つの部門でトップ10入りを果たしています。

 

ヘディングシュートポイント圏外ながら12ポイントを挙げました。ゴールを獲っていればトップ10入りだったと思います。

 

 

 

 

合ってしまったタイミング 

 

讃岐としてはできれば完全移籍、それが無理でも何とかレンタル延長を考えていたと思うのですが、町田側からすると奈良坂巧選手を呼び戻さなければならない事情が生まれてしまいました。

 

それがホームグロウン制度の登録選手問題でした。

 

奈良坂巧選手は18歳で加入し、ちょうど2023年が3シーズン目で、HG対象選手となったところでした。

 

町田はご存知の通り2023シーズンのJ2リーグを優勝し2024シーズンはJ1を闘います。

 

J1に籍を置くクラブのホームグロウン選手は、J2•J3の2名とは違い、4名必要となります。

不足なら罰則があります。

 

2023年までは4選手いましたが、そのなかの太田宏介選手が引退。1名不足となっていました。

 

つまり、ちょうどシャカが町田に帰ると問題が解決するタイミングとなってしまったのです。

 

そのことについて、町田の「2023シーズン振り返りミーティング」なる企画で触れられていました。

 

質問者からホームグロウン選手が増えることについての取り組みについて質問が飛ぶと、

 

アカデミーからの昇格を考えていく。また現状は奈良坂選手が対象となったのでJ1対象の4名が確保できている

 

と回答がありました。

残念ではありますが、奈良坂巧選手のレンタル満了はこれにて確実となった訳です。

 

 

 

☆三---……… 

 

ほんとは2024シーズンも共に闘ってほしかったけど、またいつかそんな機会があれば嬉しい。

 


 

最後の挨拶コメントもシャカの大事にしている気持ちがたっぷりとこもっていました。



 

もう、ずーーーっと応援する!

 

町田でもシャカらしく熱いプレーでゴールを守っていってな!応援してるでぇーーー!!


 

 

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