第19節 沼津戦をプレビューっぽく。 | がめがま。

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仕方のないブログです。お許しを~。

うむ、粛々とプレビュー記事を書きますよ。

 

今回はアスルクラロ沼津との対戦。

アウェイの地に乗り込みます。台風大丈夫かなぁ…

 

 

 

1.チームの状態

 

 

 

前節は福島に敗れましたが、その前は4戦負けなし。

前々節には首位の富山を撃破しています。絶好調と言っていいでしょう。

 

夏の移籍では昨季讃岐で奮闘していたブラウンノア賢信選手を獲得しました。

 

少し不安があるとすれば、前々節に安在達弥選手が、前節に深井祐希選手が負傷交代しており、サイドバックが少々手薄にはなってきている点でしょうか。

 

 

 

2.チームの特徴

 

昨オフに比較的大胆に世代交代を敢行。

若いチームになりました。

 

スピード&スタミナ兼備の選手が多く、このチームの旗頭ともいうべき「全力アスル」を体現できる選手で構成されていると言っていいでしょう。


 

 

3.チームの戦術

 

予想スタメンはこの通りです。

 

 

 

 

基本のフォーメーションは4-2-3-1です。

前々節の富山戦を観る限り今回も同じ布陣で来ると考えます。

 

富山の布陣は讃岐と同じ3-5-2。

マッチアップさせると4-2-3-1は3-5-2に対して非常に守りやすいことがわかると思います。

 

これが基本陣形でのマッチアップです。

 

 

沼津も前節対戦した八戸と同じく守備から入るタイプ。

守りやすい布陣を最優先してくるハズです。

 

 

 

【攻撃】

今年の沼津は昨季取り組み始めたポゼッションの割合を増やしてきている印象。小気味良くパスを繋いできます。

 

ボランチの徳永晃太郎選手が前向きにボールを受けると攻撃のスイッチが入ります。

 

中で起点を創ってサイドに展開していきます。

 

右には沼津の象徴的存在の染矢一樹選手。

左にはパワー系のドリブラー高橋潤哉選手。

 

彼らを軸に攻めてきます。

 

彼らが中に絞ってサイドバックが高い位置を取ってくるパターンもあります。

 

そして最終ラインの背後へ飛び出していくスタイルです。

 

やることはオーソドックスで読みやすさもありますが、沼津側からすればやることがハッキリしてるので判断が速く、プレーに迷いがありません。

 

 

【守備】

結構変わってきたなぁと感じるのは守備。

以前はうるさくハイプレスを続けてくる印象でしたが、今は割と大人しめです。

 

もしかしたら攻→守の切り替えスピードを上げるためにハイプレスを捨てたのかもしれません。

 

守備に回るタイミングが速く、4-4-2に陣形を整えてコンパクトなブロックを形成し、左右にスライドして数的優位を創り出してボールを奪いに来ます。

 

 

 

4.要注意人物

 

主な選手の一覧はこちら。

 

 

 

FW 10 渡邉りょう選手

 

今季から「沼津のアイコン」染矢一樹選手から10番を受け継いだ新エース。その期待に応えるかのように現在チーム得点王の5得点をスコアしています。

 

身体の強さとスピードが持ち味の万能型ストライカーで、特にDFラインの背後を取る動きには注意が必要でしょう。

 

 

MF 33 高橋潤哉選手

 

パワフルで推進力のある左サイドハーフ。

 

タイプ的に言えば、讃岐の2種登録・小山聖也選手と似たタイプだと思います。

身体が強く、強引にでも突破を図ってきます。

 

また、空中戦も強く、渡邉りょう選手と並んで得点源となっている選手です。

 

 

DF 38 濱託巳選手

 

今季は左サイドバックのレギュラーとして出場。

積極的なオーバーラップ、攻撃参加が光る選手です。

 

クロスも打ってきますが、カットインからのシュートや前線の選手と連携してのシュートなど、相手にとって脅威となるプレーを仕掛けてきます。

 

また、ロングスローも持っています。

 

 

 

5.警戒すべき点

 

①サイドの攻防で負けない!

 

このチームのビルドアップはボランチの14番徳永晃太郎選手からのサイドへ展開するのが一つのカタチです。讃岐が守備で構えた場合のマッチアップがこちら。

 

 

やはりこのシチュエーションでも局地戦となることが予想されます。

 

沼津のなかでは右サイドハーフの染矢一樹選手、左の高橋潤哉選手は能力が高い選手。

ここで突破されてしまうと渡邉りょう選手や佐藤尚輝選手らの飛び出しが待っています。

 

サイドバックとの連携も怖いですが、まずはここの局地戦で負けないことです。

 

 

②セットプレーに要注意

 

これまでの沼津と比較すると、夏に我々の良く知るブラウンノア賢信選手を加入させたり、190㎝の井上航希選手が台頭してきたりで、長身の選手も増えました。

また、高さはそれほどなくても空中戦が得意な高橋潤哉選手や鈴木拳士郎選手などもいて、セットプレーには注意が必要です。

 

 

③エースの背後を取る動き

 

要注意人物でも紹介した渡邉りょう選手の最終ラインの背後に飛び出す動きには最大の警戒が必要です。

 

そもそも爆発的な瞬発力が武器の選手でしたが、裏へ抜けるタイミングの取り方、相手を振り切る身体の強さが出てきて本当に厄介な選手になってきています。

 

彼を封じることが勝利への必須条件と言えます。

 

 

6.攻略の糸口

 

①だが、セットプレー

 

高さが足されてきた沼津ですが、かと言ってセットプレーでの守備が向上したとは言い難い状況。失点5は全体の約24%を占めています。

 

讃岐としても、セットプレーは武器にしないといけない部分。

ここで優位に立ちたいところです。

 

 

②逆サイドへの展開で優位に

 

讃岐が押し込むと沼津は4-4-2をコンパクトにしてボールサイドへスライドしてきます。

そうなると、局地戦から初めて解放されることになります。讃岐が仮に左サイドでボールを持つと、こんな感じになるかと思います。

 

 

ここで何とかボールをキープして逆サイドに張っているウイングバックの選手にサイドチェンジしたい。沼津はクロスボールへの対応も苦手としています。

そんな相手にフリーでクロスを上げられる状況を創ることは勝利への近道となるでしょう。

 

 

③岩本和希選手の動きに注目

 

最近、岩本和希選手が西本雅崇選手のサポートに入ってダブルボランチっぽいカタチになることが増えています。

 

そうなることで、讃岐はビルドアップの糸口を掴めると思います。3バックは相変わらず前線の選手で監視されますが、トップ下・佐藤選手は西本選手と岩本選手を見ることになり、マークを外すことができます。

 

 

こうなることで讃岐のボール運びがスムーズになると思います。

 

もっと言えば、3-4-1-2にしてしまえば、かなり楽に試合を優位に運ぶことができると思いますが、どうせゼムさんはやらないとは思いま…いや、何でもありません(笑)。

 

 

 

7.注目選手

 

MF 19 川﨑一輝選手

 

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彼を逆サイドに張らせてクロスをいかにフリーで打てるかがポイントの一つです。

もちろん得点力にも期待。

 

 

MF 15 岩本和希選手

 

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前回対戦で決勝点を挙げた選手。

そして今回は西本雅崇選手をいかにフォローできるかが勝利へのカギを握っています。

 

 

 

GK 1 高橋拓也選手

 

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今節、讃岐を勝利に導く選手「Rising麺」に指名した選手。

前節のコーチングは、ようやく讃岐に明るい兆しを生みました。

 

今節も、あの具体的なコーチングで守備を引き締めてクリーンシートを達成してくれることを期待します。

 

 

 

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