第16節いわて戦をプレビューっぽく。 | がめがま。

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この試合が讃岐にとってどれほど大切な試合なのかは一昨日の記事に綴った通りです。


まさに必勝態勢で臨んでほしい試合。
 
対するは昨季の開幕戦の相手、本当なら今季も開幕戦の相手・いわてグルージャ盛岡。

昨季のオフにNOVAホールディングスが経営権を取得して、大型補強により完全にフルモデルチェンジしたチームです。
 
見ていきましょう。
 
 
 
1.チームの状態
 
 
【故障とみられる主な選手】
5 石井圭太選手
17 中村太亮選手
 
前節こそYS横浜に完敗していますが、この敗戦は個人のミスからの失点が多く、チームとしてそれほど気に病むものではないのかもしれません。
 
上位の鹿児島や鳥取と互角以上に渡り合っており、調子は好調維持と見ていいでしょう。
 
 
 
2.チームの特徴
 
 


【退団】
ヴァンデルソン…契約解除
モライス…契約解除
深井脩平→八戸へ移籍
 
【夏の移籍】
中野雅臣=東京Vより期限付き移籍
佐々木翔悟=鹿島より育成型期限付き移籍
清水敦貴=ヴィクトリアハイランダーズより復帰
※ヴィクトリアハイランダーズ(カナダ2部)
 
 

昨年、讃岐と闘った選手で試合に出てきそうなのは嫁阪翔太選手、大垣勇樹選手くらい。
なかなか凄い補強を敢行しています。
 
恐らくフィールドプレイヤーも10名中5~6名は180㎝を超える選手が出てくると思ってます。
 
3連戦の初戦で、讃岐→G大阪23→藤枝とくるので、G大阪23あたりに育成型期限付き移籍などで獲得した若手を起用すると予想。
 
割とガチンコの実績重視のメンバー選考になるんじゃないでしょうか。
 
 
 
【攻撃】
繋いできたりもしますが、やはりこのチームは高さを活かした攻撃が脅威です。
 
わかりやすくロングボールを多用してきます。
 
大きく分けて2パターン。
 
1つはシンプルに相手の最終ラインの背後を狙ったもの。
 
そして厄介なのは、主に1トップの岸田和人選手を狙ったロングボールです。
ボールを奪うとボランチに預けて攻撃がスタートします。
 
①ターゲットになった選手が競り合いに勝ち、
 
②セカンドボールをボランチが回収。
 
③前線に縦パスを打ち込み、相手DFを背負った状態で受ける。
 
④相手DFの動きを封じた状態でマイナス気味のパスを軽く出し、
 
⑤空いたスペースに走り込んできたシャドウストライカーがシュートを放つ。
 
これがグルージャの狙いだと思います。
 
セカンドボールがサイドに流れてもWBが大きく迫り出しWG化して3-2-5のような陣形になっているのでクロスが入れられる。
高さがあるのでここでもチャンスができる…こんなイメージです。
 
もちろん、セットプレーは彼ら最大の武器。15得点中7得点がセットプレーからのものです。
 
 
 
【守備】
攻撃面の高さは脅威ですが、守備に関してはリーグワーストタイであり、いろいろと問題があると思います。
 
基本、WBが下がって5-3-2にしたいんだと思うのですが、WBが戻りきらないことがしばしばあり、結果的に4-4-2が崩れたような陣形になりがちです。
 
そんなカタチなので、ブロックの距離感もいいとは言えず。

ただ、個々の能力は高い選手が多いので何となく抑え込めるシーンが続く…そんな感じです。
 
守備ではボランチに入ってくるであろうモレラト選手。ボール奪取能力は高く視野も広いので攻撃の起点になり得るので注意が必要です。
 
もう一点問題があります。
それは最終ラインの高さ。

ラインの振り幅も大きく、3バックがこれをうまく乗りこなせていないのも失点が増えている一因じゃないかな…と思います。
 
 
 
◆要注意人物
28 大垣勇樹選手
6 モレラト選手
14 嫁阪翔太選手
 
 
 
3.見どころ
 
守備① その"高さ"には要注意
 
これだけ180㎝超の選手が多いと、それだけで脅威です。空中戦での競り合いで負けないように、また、負けた時のセカンドボール回収には細心の注意を払いたいところです。
 
彼らは身長の高さだけでなく、コストの高い選手も多い。個人技で圧倒されないようにしたいところ。

先に挙げた3選手以外にも、岸田和人選手あたりは技術も高く、ポストプレーや潰れ役として割り切ってプレーされると相当厄介な選手です。
 
 
 
守備② 回収させない、奪われない!
 
前述の通り、ボランチのモレラト選手の守備とパスには充分注意を払いたい。

マッチアップするのは中村亮選手?岩本和希選手?高木和正選手?わかりませんが、しっかりと動きを封じるマークを仕掛けてもいいかもしれません。
 
 
 
守備③ 若い力をねじ伏せろ
 
恐らくこのチームのフィニッシャーはシャドウの位置に入る選手。大垣勇樹選手、嫁阪翔太選手、小谷光毅選手あたりには注意したい。
嫁阪→大垣ラインの連携にも注意が必要。
 
 
 
攻撃① 前から!前から!
 
ハイタワーの揃った いわてですが、反面、やや足下の技術がない印象。

また大幅にメンバーの入れ替えがあったことで、連携面に若干の不安を残しており、繋ぐところでのパスミスがそこそこあります。
 
典型的なタイプなのは、元讃岐の藤井航大選手かと思います。

空中戦では無類の強さを誇りますが、キックの精度はあまり良くありません。
 
しっかりプレスをかけて蹴らせ、インターセプトからのショートカウンター発動は、いわて攻略の王道路線のように思います。
 
 
 
攻撃② カウンターの対応に難アリ
 
これも先に述べましたが、いわての最終ラインは振り幅が割と大きいです。
 
陣形も2-3-5的になり攻勢に入ると面倒なのですが、一旦ボールを奪い返すと、あまり対処の仕方に決め事がないような印象を受けます。
 
攻→守の切り替え時には数的優位を創りやすく、しかも藤井選手も牟田選手も、ハイラインへの対応は上手いとは言えないだけに、確実に仕留めたいところ。
 
 
 
攻撃③ 左サイドを有効活用
 
いわての攻撃時、WBはWGのような位置取りになりますが、先に述べた通り攻→守の切り替えがうまくいっていません。

特に右WBに定着している宮市剛選手は狙いどころじゃないかと思ってます。
 
攻撃時には高さと速さを兼備しており、またロングスローなんて飛び道具を持つ面倒な選手ですが、もともとFWの選手。
守備に関してはかなり疑問符のつく選手です。
 
彼の戻りが遅い讃岐の左サイドを有効に使って、必殺の「機動破壊」で相手に混乱と絶望を与えてほしいところです。特に後半はこのスペースを使ってほしい!
 
 
 
セットプレーなど、高さには充分注意してほしいんですが、いわてにとって最終ラインに空中戦の強いDFが並ぶ讃岐は闘いにくい相手なハズ。
 
遠慮なく大量得点で最高の週末を、そして素晴らしいシルバーウィークの幕開けを期待してます。
 
 
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