故郷に在って都の記憶を思う/Gallery Bar Veronica | 「その女、善良につき」

「その女、善良につき」

三線愛好家 & 三条市ボランティア連絡協議会会長 きよ里が書いております。どうぞよしなに。

「アパレルの宣伝文句で『ちょっとしたパーティーに』とかいうけど、『ちょっとしたパーティー』って何?そんなんあるの?」
と揶揄されることもある「ちょっとしたパーティー」ですが、音楽とかやってるとまあちょくちょくありますよね?

 

あらゆるイベントが消えうせた春夏でしたが、流行り病の影響が少なかったこのあたりでは、秋の深まりとともに、ちょっとずつ、再開する方がでてきた印象があります。
まーまだやるな的なご意見の方もありますでしょうが、私ども演奏家としては、人々の楽しみの場が戻ってくることが、命を繋ぐことでもありますので。うれしく見ております。

 

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三条市旭町にあるGallery Bar VeronicでひそかにDJナイトやライブが行われていると聞き潜入。

 

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ドラムこそエレキパーカッション(叩いてるのは栃尾のマイケル・ジャクソンこと川上圭君)だけどフルバンドじゃないですか。

すげーーーーー、生バンドなんて何年かぶりで見た感じがした。

 

イベント本筋とは関係ないけど、酔って歩けなくなった女子をタクシーでおうちまで送ったのよ。そのとき思い出したのは、自分が大学生のとき、新宿でよくお酒を飲ませてくれたり、アルバイトさせてくれた大先輩が、

「これを恩と思うならアタシ(先輩はオネエでした)に返さないで、いつか自分より若い人に優しくしてあげなさいね(^―^)」

とおっしゃったことだった。

 

あれから先輩みたいに高給取りになれなかったから、後輩引き連れてパーッと飲んだりはできなくて、恩はもらったままかな…という気持ちが常にうっすらあった。

でも、こういうときに損得とかじゃなくて動けることや、地域のために何ができるかって考えることや、人を出し抜くことより人が喜ぶことを考えたいと思って行動すること、そういうすべてを恩返しと思って日々やっていくことが正解か…などということを、さんざんウイスキーとラムを飲んで回らない頭で考えるともなく考えたのでした。

 

一緒にニューサザエやら、ゴールデン街のバーやらハシゴしたKパイセン達、元気にしておられるかな。叶うならまたご一緒したいもんです。