晴れた!!
永遠の萬燈推しメン・エーサクお兄様がめちゃくちゃインスタ映えした、今回のベストショットから本祭のレポート開始~!
朝イチの横町の第一生命前街頭踊りがどうしても見たかったので走っていぎました。
青空がバックでめちゃくちゃフォトジェニック。
横町のみなさんはこの第一生命の駐車場で、4月から踊りや笛、唄の練習をしています。
木場小路のみなさんは、戸隠神社の本殿横にある宿を使っています。
先に言っときますが、萬燈の本祭は時間も長く移動距離も長いです。
あっち行ったりこっち行ったりしながら見るのですが、公式ポスターに表示されているのはその行程のごくごく一部だけで、そこに表れてこない街頭踊りや門付けを見るのが通の楽しみ方です。
萬燈およびお玉さん・踊り子さんの位置詳細については、レディースファッションかなやの小黒さんが書かれた萬燈ナビゲーションの記事がたいへん参考になります。
この記事を読んで、萬燈本祭を見に行ってみようかな…と思ってくださいました方は、ぜひ上記「萬燈ナビゲーション」をメモって行ってください。
※ちなみに、小黒さんは後半でこのレポートにも登場なさいます。
閑話休題、えいさくお兄様、笛をぴうぴう。
「高い音が出るようになった。」と語っておられました。笛は2年目だったかな?
笛をぴうぴうするおサクさんたちの背中を追いかけて、戸隠神社へ移動。
豆絞りの手ぬぐいをキリッと巻いた角田さん(三条まつりを見に来てくださった)を発見!
普段着のときとは全然印象が違います。
朝早いので和服を着るヒマがなく、洋装で駆けつけた私ですが、いろんな方に「着物着ないの?」「今日は洋服なの?」と次々聞かれたのであとで一度帰って着替えることにしました。
やっぱお祭りめぐりはおしゃれしたほうが気分出るもんねぇ。
雨なら長靴にカッパで来ようと考えていましたが、幸い晴れましたし、和装したい。
ただ冒頭でも申し上げたとおり、萬燈はあちこち移動するので足が疲れます。草履で長距離移動するのは、けっこうきつい。
そこで今年はこういうグッヅを使ってみました。
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足裏パッド,ジェルインソール 底まめ保護 トングカバー付タイプ 鼻緒保護痛み緩和 衝撃吸収 履...
1,099円
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阿波踊りの踊り手さんも使うという噂を聞いたので、これはいんじゃね!?と思って買ったのですが、結論から言うと、鼻緒部分が太くなりすぎてかえって痛い。だめです。
草履ではなくて、鼻緒がほっそいストラップサンダルで食い込んで痛い、という場合にはいいかもしれません。でも草履の鼻緒はだめだった。指の股が裂けます。私の指の股が狭すぎるのかもしれませんが…。
そこで工夫してみました。
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ドクターショール ジェル インソール つま先用 (つま先の痛み緩和) 1足分(2枚入)
546円
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このようなタイプのつま先用ジェルインソールに、鼻緒部分の切り込みを入れて貼ってみると…これはいいです。歩いてもすべりにくく、クッションが効いていて足裏が少しラクでした。
ハサミを入れてしまうので、ドクターショールみたいないいのじゃなくて100円ショップで売っているものでいいと思います。
草履で長距離歩く方はお試しください。
とはいえシールなので、わらじ等はダメです…。合皮やビニール製向けです。
カラフルな萬燈と祭装束の男たち、インスタ映えが止まりません。
本殿前に到着しました。は~かわいい。
昨夜も見ましたけども、暗い中で見る踊り子さんは妖艶です。
日中、このクッソ明るいお天道さまの光で見る踊り子さんは、ハッとするくらい幼いです。
今年の踊り子さんは例年に比べちょっと小さいという情報もありました。何しろ6才~11才くらいですから平均年齢が1才若いだけで全然違います。コドモ感すごいあります。
ふくふくしたほっぺ、背中側から見ても、ほっぺがまるく見えるくらいの、コドモのおかお。髪をつるりとまとめて、まぁるい額も丸出しにしているのでなおさら愛くるしいです。
今年の横若連中(横町の若衆の愛称)は唄がうまいように感じました。
まとまっている感じがします。
今年の横町の総代さんをキャッチ。
あっ、私も和装してきました。
後ろに見えるのは殿の大好きな(笑)お榊です。これが木場小路チームと横町チームの境目になるんですね。各チームの浴衣を着ている人は、これを越境してはいけません。
…などと言っている間に、まさにこの境界線を挟んで2つの萬燈チームが相対している珍しい場面に遭遇しました。
見えますかね?
手前は横町、榊越しに、向こう側に木場小路の若連中の姿が見える!
逆側から。木場小路のみなさんの向こう、屋台の影に榊が見えて、その奥に横若連中がいます!
ひとつの画面内に、木場小路と横町の若連中両方が入るシーンはかなり珍しいと思います。お互い、越境しないよう、十分に距離をおいて運行しているはずですのでね!
「榊の両側に、ハイ、横町さんと木場小路さんで立って、笑って笑って~( ´∀`)」
とか、間違っても言えるムードではありません!!
えりりんも合流しました!
萬燈の屋台では生ビールも売ってました。
お酒類は規制があるのかな?缶ビール及びカップ酒を売る屋台がひとつ、カクテル&生ビールを出す屋台がひとつ。三条まつりでは、前者だけ1店舗出てますよね。お祭りではそういうカルテルがあるのかな?
踊り子じゃない、ふつうの地元の女の子たちが、双子コーデしてたり、ちょっと背伸びしたおしゃれしてたりするのがとってもいい。キュン。

高橋克則さんにインタビューしてみました。

「万全の準備をしてきたので、ばっちりいい祭見せられると思う。」と話してくださいました。
高橋さんの帯、お玉さんの襦袢と同じ柄だ!
ここで襦袢と帯についての豆知識です。
(写真左が、前半で紹介した小黒さんらしいです!右は宵宮でもお会いしたアートスペースRIKIの力さん。)
木場小路の若連中は、お玉さんのように片肌脱いで襦袢を見せる着付けが特徴です。
これは、女人禁制の木場小路萬燈組ならではの風習で、「妻の襦袢を身につけて、代理で祭に参加させる」という意味があるんだそうです。
よって、襦袢を着ているのは妻帯者だけということになります。独身者はこの特徴的な着崩しをできないんですって。へえ~!!
今日は、力さんは男物着ていますが、もともとはそういう意味なんだそうです。
このとき、三条まつりでは、役割によって履物が違うことを思い出しました。
早速、「小黒さんだけ草履を履いているのは、何か決まりがあるのですか?」と聞いたら、
「これは、じさ(爺)らっけ。」
とのことでした。
若いうちは足袋はだしでも疲れないけど、もうなんぎくなってきたので足袋+草履なんだそうです。小黒さんには、前述のジェルインソールをおすすめいたします。
帯の色もいろいろです。
木場小路の総代さんは紫がイメージカラーみたい。
副総代さんは藍色ですね。
ピンクが一般かな?小黒さん、力さんは役員さん故、お玉さんと同じ空色の帯です。
横町は、赤い帯の総代、紺色の副総代の他、
黄=一般の若連中
茶=役員の中でも以前からこの帯を持っている人。廃番のため新調できない色。
水色=幹事(ご祝儀を受け取る人)
黄緑=年行司 (ご祝儀を預かって管理する人)
青灰=顧問(過去の総代など)
というふうに決まっているそうです。
木場小路と横町で、お互いの役員の帯の色がかぶらないように決めているのですって。
余談ですが、2017年に私が作ってケンオー・ドットコムに寄稿した、大変わかりやすい一覧表がありますので、よかったら見てください。
木場小路、宵宮のときは、唄尻や唄い始めにちょっとブレる部分があったように聴こえましたが、本祭になったらすごくまとまりが出てた!
今回はとてもラッキーなことに、キャフェ&バー美しい時間に立ち寄ったら「これから門付けだから見て行っていいよ!」と店主の美奈子さんが言ってくれました。
本来は氏子さんしか見られない門付けを、かぶりつきで見せていただいて(動画も撮ったのであとで公開しますね。)、とってもラッキー!
つばくろちゃんもいたよ。
もち-うさぎちゃんは卒業したから戸隠神社からもいなくなっちゃったのかな~。かわいかったのに。
今年は神楽も見れました。
獅子舞3頭で、舞が終わると周りにいるコドモたちの頭をぱくぱくしてくれます。小さいお子さんは例によってギャンギャン泣きますw
えりりんが大注目の、燕の天狗さんです。
天狗さんには何の罪もないのですが…、お面が上向きのままでお顔がずっと見えてるし、足駄(いわゆる高下駄)などではなくふつうの草履でペタペタ歩いてるし…「三条まつりの一本歯の高下駄でシャリンシャリンと音高く、威厳高く歩く姿こそ道祖神=天狗さま」と信じ切っていたえりりんには、ショックが大きかったようです。
三条にはいないカラス天狗?さんもおわすので、カラス天狗さんの存在でなんとかその心の隙間を埋めてえりりん…。
三条まつりと同じく大名行列も出るのですが、
天狗さまもスイスイ歩けるもんだからw、1分くらいで見終わります。
(↑天狗さんは36秒ころに登場)
宮司さんのお祭り装束も趣深いです。きれいな色。
履物がとてもめずらしい形。厚底スリッパですね。レディ・ガガが興味を持って独自のアレンジをしそう。
神輿を前に、奉納の舞が披露されました。
こちらもいたいけな少女(踊り子さんたちより大きい?かな?10~12才くらいに見える)が踊っているのですが、いかんせん注目度が低いです。
萬燈と踊り子さんに比べるとどうしても地味なことは事実ですけども、それぞれに役割がありますので、それぞれをしみじみ味わうのがオツ、といえるのではないでしょうか。
お祭りに、どんなコンテンツをどれだけ盛り込むか。
たいへん難しいデザインだと思います。
お祭りを運営する担い手が、毎年必ず決まった数だけいるわけじゃないし、費用も毎年同じ額が集まるとは限らない。
神社のお祭りは基本、神さま=お神輿が神社から出て、氏子さんたちがいる街を練り歩くのが本来メインなわけです。
で、その、
「お神輿が来ますよお!!さあ皆さん神さまをお迎えしようねええええ!!」
という広報のために、派手な山車やきらびやかな人々をアトラクションにしたんですよね。それが萬燈&踊り子=お玉の一座なわけです(そうですよね?)。
祭りは観光資源でもありますので、やっぱり華々しいところに人の目が行くのはあたりまえ。
その目的を非常に効率よく果たした萬燈と踊り子があって、さらに大名行列があって、神楽があって、もっといえばゆるキャラもいてw、果たして全部必要なのか?と問われたら…。答えは何か、よりも、一体、誰がそれに答えうるのでしょうか?私はそれが知りたい。お祭りの全容が、望ましい姿なのかどうかという問題は、一体、誰に尋ねるべきなのでしょうか?
お祭りは神と人との共同作業。
と言っても、神さまには形がないので、特に日本は神仏にけっこう寛容なので(笑)ハッキリしたご意思を感じるのも難しいです。乱暴に言えば結局は人が人のために作り、営むものです。
しかし、百年単位で受け継がれてきたこういった祭事は、今まで関わってきた述べ何十万人という人々の思いが紡がれて、その思い自体が既に「人の行い」を超えた重みを持つものになっているのでは。それが伝統って呼ばれていると、私は考えています。
歴史の流れの中で、コンテンツが減ったり増えたりするのは当然あることだと思います。ただ踏襲するだけではなかったはず。ときには思い切った断捨離があったり、びっくりするような斬新な提案が通ったり(「伊勢音頭やろうぜ!こないだ旅先で聴いてマジかっこいかったっけ!」と言った人はかなりのパイオニアだったはず)してきた、その道筋そのものが、現在の祭りでしょ。
一部分だけを取って、これはいる、これはいらない、こっちはいいけどあっちはだめ、と言えるようなものではないのだよなあ、と思っています。
(らんだけど、若連中の歩き煙草はダメ絶対!ほんの少しの距離でもやめたほうがいい!)
歴代のお祭り運営の幹部さんの中に、天才的にそういった采配に優れたセンスを発揮するかたがおられるんでしょうね。数年ごとに、卓越した才能の方が出現したり、また、天才がいなくてもみんなでうーんと考えて素晴らしいアイデア(それがごく保守的なものであったとしても)が出たりして、こういう、2018年現在、周辺地域からも人を誘引するすてきなお祭りとして現出しているのですよね。
直接目には見えない積み重ねに思いを馳せるのが、最近知った、私なりのお祭りの楽しみ方です。
三条まつりでも感じたのですが、私のように、子を持たない者にとっては、祭りの一部となることで命をつなぐ経験ができる気がします。
ここまで何百万年、生命レベルでいえば40億年も続いてきたDNAの道筋が、私でいったんおしまいになるけど、ずっと受け継がれてきたものを受け取って、次の世代へ渡して、もしかしたらこのあと、ずうっとずううっと続くかも(もしくは意外と早く終わるかもw)しれない。子孫を残したいという人間の本能にフィットする構造だこと、って感じています。
お祭りに限らず、芸能、芸術全般に当てはめようと思えばできますね。
唄を歌うのも近い気持ちがあります。
偉そうな大きい話にしてしまいましたがw、私は三条まつりも萬燈も傍観者です。正確に言えば担い手になったことは一度もないのです。
それでも、お祭りを見る人間もいなければ成り立たない。
ささやかながら寄付や賽銭を出していることで、私にも担い手の資格をほんのちょっと頂戴しているのだと思っています。
お祭りって、ありがたいなあ~…!
↑めぐりめぐってすごくスタンダードな感想でしめくくりw。



























