燕市萬燈チームをナビゲートして巡る三条まつり 本祭編  | 「その女、善良につき」

「その女、善良につき」

三線愛好家 & 三条市ボランティア連絡協議会会長 きよ里が書いております。どうぞよしなに。

5月15日は晴れてほしい!
だって三条まつりだから!
 

DSC_5441.JPG

今や私の「Mr.三条まつり」ランキングNo.1、殿こと相場浩パイセン(写真手前)ががんばる、三条八幡宮春季大祭=いわゆる三条まつり2018に今年も見学にでかけました。
1822(文永5)年からやってるって話だから、もしずーっと続いたとすれば196回目。お休みの年があったとしても、4年後の2022年で200周年ですね。長い歴史の裏にどれほどの人々の思いがあったかと考えると、その重みにふるえます。ヤバイ…私何も残せない…という焦りにも似た気持ちが生じますが、これは後述します。

今年の三条まつりは平日でしたが、燕まつりの萬燈組の役員さんたちが、なんとお仕事をお休みして見物に来てくれました!ありがとう!

DSC_5435.JPG
燕市議会議員で、木場小路萬燈組役員の小林”よっちゃん”由明さんが、このあっちぇ中、スーツ姿で来てくれました( ´∀`)

横町萬燈保存会からは、キレイな頭皮がチャーミングな相場純夫さん、先日行われた三条まつりの予習的なまちあるきにも参加されたという勉強熱心な角田さん、我らがギタリスト英作さんが参戦です。写真の中にそれぞれ登場してきますので捜してみてね。


DSC_5436.JPG

燕チームのみなさんが12:45頃北三条駅着の電車でお越しになりました。
三条まつり大名行列のメインアイコンであるところの天狗さまがご出発されるのが、ちょうど12:45なので、こりゃダメかな…と思ったのですが…間に合いました!
さすが前日に、地元八幡町のえりりんに聞いておいたかいがあり、ベストポジションから天狗さまの「踏み出し」と言われる出発シーンに立ち会うことができました。

三条まつりの天狗さまは、1本歯の高下駄で有名だけど、この踏み出しの区間だけが、2本歯なんだって。
そこまでは写真に撮れなかったけど、確かに見ました!

DSC_5443.JPG

お祭りメイクといえばこの男、由明さんです。
萬燈の夜、本来こどもしかしないメイクを施して現れる由明さんには、ぜひお祭りメイクをしていただこうと思い、こどもたちに混ざって並んでみました。「うちの子少し大きいんですが…」とお願いすると美人メイク係さん半笑い。

DSC_5445.JPG

できました!
思ったとおりとてもお似合いです。

DSC_0009.JPG

お祭りメイクをしている間に横町チームはとっくにお参りを済ませ、いなくなってしまいました。改めて本殿へお参り。

DSC_5446.JPG

続いて、本殿横にある、12の神社へいちどきにお参り。

よっちゃん、全部にきちんとお参りしてくださいました。

DSC_5447.JPG
続いてお稲荷さんと弁天様へ。

DSC_5448.JPG

橋を渡って、昨日教えてもらった八幡宮の隠れキャラ、鉄のヘビさんを見学し…(勇んで説明したけどよっちゃんは若干困ったご様子でした、てへっ)。

DSC_5449.JPG

こどもたちがくつろいでいる金山神社にお参りしてもらいまして、三条八幡宮の境内にある合計16の神さまへごあいさつが完了しました。

DSC_5452.JPG

その後、本町通りへ移動して、先ほど八幡さま前で見送った大名行列を先回りで迎えます。


DSC_0010.JPG

奴さんをバックにいい笑顔の相場純夫さん。

 

DSC_5456.JPG

一枚歯の高下駄になった天狗さま(道祖神)がきたきた!
由明さんのお鷹持ちメイクも、汗で流れそうになりつつ健在です。
あまりに暑いので、よっちゃんには、秘密兵器をお貸ししておりました。それがオリオンビールのブルーの手ぬぐい。首の後ろあたりに保冷剤を仕込んであります。これをかけていると、炎天下でも、ちょっと爽快にすごせます(^◇^)。屋外イベントに出るときの知恵です。
みなさんもお祭りやフェスのときは試してみてください。ぜんぜん違うよ!

今年は、行列が少し短かったように感じます。
奴さんが揃わないんじゃないかって言われてたそうなので、参加人数が少なかったのですよね…。
市内の小中学校の多くがお休みになったそうで(快挙!)すが、こどもだけお休みになっても、親の会社が休みにならないんじゃなあ~…。

加藤商事さんみたいに、社員全員がお祭りに参加することにすればいいと思います!それも出勤扱いで!
そこまでするのが無理なら、せめて三条市内の事業所は5月15日は有休推奨日ってことでどうでしょう?
そういう取り組みでもなければ、市を挙げて、他所の地域に
「ぜひいらしてください!!!!」
と言えるほどの盛り上がりのある催しにはなりえないと思います。
 

だってそうですよね?
「市外や県外から、三条まつりの大名行列見に来てね~、うちらは普通に仕事してるっけいかないけど。」
って言えないでしょ。そんなふうに言われて行きたいなとも思いませんよねえ。

逆の立場で考えれば、
「うちの祭りは平日でも近隣は全部休みになるから、すげ~人だよ。親戚とかみんな呼んで、地元の人が早い時間から場所取りしてるんだ。外国とかからもいっぱい人が来るけど、一般の観光客は最前列ではまず見れないんだよ~。今年は私が席とってあげるから、よかったらおいでよ!」

って言われたらマジか!じゃ行こうか!となるじゃないですか。長岡花火やおわら風の盆はこんな感じですよね。
「みんな普通に仕事行ってるし、まあこどもたちがいるかなぐらいで、割と閑散としてるけど見に来てね」じゃ誰も来ないてw

DSC_5457.JPG

そんなこんなで早めに大名行列を見送ってしまったので、酒場カンテツへ腰を落ち着けて、ぽっぽ焼きの食べ比べをしてみました。
大行列の人気店と、お客さんがいなく待ち時間無しで買える店のぽっぽ焼きを買ってみました。
見た目からかなり違いますね!

DSC_5460.JPG

この時点で参加メンバー(新潟野球ドットコムの岡田さんも飛び入りしました)は、どちらが人気店のぽっぽ焼きなのか知りません。完全なブラインドテストです。

 

IMG_kdyns3.jpg

もぐもぐ…

色の薄いほうが行列店ので、柔らかく口溶けが淡く、甘みがよく分かるように感じます。

私がくわえてるのが行列なしの店で、濃い焼き色の通り、香ばしさが勝っていてしっかりした味でした。

今回の食べくらべでは、「色の淡いほうが個人的には好き」という方が1名いたものの、「どちらが人気店のだと思いますか?」という問には、全員が行列なし店のほうを挙げました。

なぜでしょうね?
男性は焙煎香というか、香ばしい方が好きな傾向があるのかもしれません。
それから、人気店のを先に買っているので、作ってからの時間も関係している可能性ありです。

結論としては、あまりこだわらなくてもいいんじゃない?というところです。時間がないときは行列のないお店で買ってもおいしいよ。
といっても、私が買った行列無し店が、有名店と劣らず特別美味しかったという可能性もなくはないですが…。

DSC_5465.JPG

モツと冷た~いお酒で出迎えてくれた、みづえさん(写真右)率いるカンテツ女子ズ、ありがとうございました。

DSC_5467.JPG

大名行列観覧を終えて、祭りのクライマックス、舞い込みへ向かう男たちの背中、再び。

DSC_5470.JPG
私も舞い込みを見るのは実は初めてです。平日でもこれだけの人出があるじゃない!大名行列はスカスカでも舞い込みは混んでる。よかった…。
見ている間にも、お子さんを肩車した参詣客が、

「これはどうやったら出られるのですか?」
と質問していたりして、あ~注目されてるな~と感じました。
ちなみに、舞い込みに参加したい親子は、白足袋を購入して(必須です。靴や草履では参加できません!)、時間までに八幡さま本殿近くに集まればOKです。社務所前で白足袋を売っていますので、当日急に来ても大丈夫です。
首の座った赤ちゃん~肩車できる大きさのこどもまで。だいたい4~5才くらいまでですかね?長距離走りますので、たとえ肩車できたとしても、7~8才くらいのお子さんはカナリキツイと思いますw

DSC_5471.JPG

最後に神輿を本殿へ戻そうとする白丁さんと、神社内から押し返す奴さんの攻防が繰り広げられます。
全体的に品行方正な三条まつりで、唯一かなり荒っぽいシーンが見られます。

木場小路萬燈組を代表してご参加されたよっちゃん、血が騒いだのか、
「オラッしっかりやれっ!」
等と掛け声をかけておられました!三条っ子は囃し立てたりはしないでただ見てるので、新鮮でした。

確かに、燕からいらしたみなさんは、大名行列でも、

「なにか掛け声はないの?」
「どうやって応援するの?」
と質問なさっていて、ああ~そうか~!と感心したのでした。
萬燈では「ヨーイヨイ」「ヨーイッサー」「待ってましたー」などなど、民謡に合わせた合いの手や囃子言葉がたくさんあって、若連中のみならず観客も言っていいんだよね。
ただただ見るだけの大名行列は少し刺激が足りないかも知れませんね!
でも、
「ありません。大名行列ですから…」
とお答えするしかないのでしたw
そりゃそうだw
下に―下に―(三条まつりでは言わないけど)つってみんな頭下げて送るくらいの、横切ったら斬り殺されるくらいの大名行列に

「よっ!待ってました!」
「日本一っ!」
とか言わんよね。フフッ。

IMG_20180517_165054.jpg

無事に舞い込みを見届けて、ここでみなさんとはさよならです。
燕からわざわざ見に来てくださってありがとう!

お祭りって近いようで遠いですよね。燕と三条は、日がかぶることもあるから、見られる年が限られるし。

だけど、一時は合併まで考えていた隣同士の街で、お互いの市を代表するようなお祭りの幹部が、双方の祭りを見たこともないって、悲しいですよね( ´∀`)
私は個人的には、燕市三条市の合併に対し特に意見はありませんが、お互いの大切にしてきた伝統文化に興味も持ち合えないで、そんなん合併できねぇわ、とは思います。

草の根レベルですが、こうして、隣同士の大切な日の橋渡しができたことをとっても光栄に思います。また来てね!


<おまけ>
えみさんのブログが、三条まつりの裏側まで垣間見られておもしろいですのでご紹介します。↓ あとは神楽側の人がいれば最高なんだけどな~。