今朝も目が覚めた。
「どうしてだか不運は、団子になって続けざまに起こる」
ある小説の一節だ。まさに「言い得て妙」の事態が起きている。
何が原因でそうなったのかわからない左足親指の感染、腫れに加え、このところ鳴りを潜めていた「新たな痛み」が夜中に突然起こり目を覚ました。いつもは原因ははっきりしているのだが、今回ばかりは全く理由がわからない。
一向に消えない腰の痛みと左足親指の感染の痛み、そこに原因不明の「新たな痛み」が続けざまに起きて始まったのが今日という日だ。
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全く支障がなく日常生活を送れている状態を「0(ゼロ)」としよう。
何か不具合が起きて「-1」の状態になった。ケアすることでそれが「0」に戻ることを「回復」という。
俺の場合は、この公式が当てはまらない。
「-1」になってケアをしても「-1」から上へは向かわない。維持するのがせいぜいだ。油断をすると「-2」に落ちる。
そうすると今度は「-2」が「日常」となる……。
起死回生の秘策を探っている日々に起きた
「続けざまの不運」
という皮肉。
もうなす術はないのだろうか?