日曜日は毎度おなじみ御園座です
あぁ、御園タワーに住みてぇよ・・・(無理にきまってる)
今回の玉様は片岡愛之助さんと夫婦役
玉様、74歳。
お身体に負担のないよう1回公演なのかしら?来てくれるだけで嬉しい
今回もイヤホンガイドを借りて説明を聞きながら観劇しました。
今回の牡丹燈籠は話を少し端折ってあったのでイヤホンガイドがあって助かりました。
あらすじはこちらをどうぞ。
で、このあらすじにプラスがあって。
幽霊に頼まれてお札を剥がすんだけど、その時に幽霊に「100両くれたら剥がしてやる」って言って剥がすんだよね。
そのお金をもって伴蔵の故郷へ帰ってそこで関口屋という荒物屋(雑貨屋さん)を営むことに。
2幕は100両を手に入れて人生が変わった二人を描きます。
愛之助演じる伴蔵は料理屋のお国という女に入れ込んでしまう。
玉様演じる伴蔵の妻、お峰はそんな浮気を知り伴蔵と喧嘩。
なんだかんだと言い合いの末、仲直りしたところでお峰に幽霊が乗り移り驚いた伴蔵はお峰を刺し殺してしまう。
・・・というお話です。
玉様の演技力がすごくて浮気を確信した時の表情なんて女の嫉妬そのものでした
お歯黒塗ってるから余計怖いw
オペラグラス持っていってよかったよ、玉様の美しい所作も見れたし
指先まで綺麗で惚れ惚れしました。
愛之助さんはびっしょり汗をかきながらだらしない男を熱演してました。
え?もしかして愛之助さん、演技じゃなくて素でこんな男やったりして?とか思うくらい似合うのなんで?笑
愛之助さん、目尻をツンとあげたアイライナーの引き方、教えてください(笑)めっちゃ色っぽかったヨ。
怪談話なので華やかさはないけれど、あの幽霊が出てくる時のドロドロ~って音楽?音?が生演奏で聴けまして(笑)
なんだか得した気分でした(なんのこっちゃw)
牡丹燈籠のお話に出てくる幽霊には足があるんですよね。
だからカランコロンと音がするんですけど、この時代の日本の幽霊は足がない幽霊が一般的だったらしく珍しいんですって。
作家さんの想像力とかフリーダムな思考って素晴らしいですね!
玉様の年齢を感じたのはやはり声量でしょうか?
少し小さくて聞き取りづらかったです。
イヤホンガイドもしてたから片耳での聞き取りになってしまうので、かなり集中してないとセリフが聞こえませんでした。
それでも唯一無二の存在感と人を惹きつける魅力は健在でした。
背が高く、スラっとしていて男性とわかっていても女性に見える演技力には本当に驚きますよねぇ。
玉様の煌びやかな女形はもう見られないのかなぁ?
衣装が重そうですもんね。
でもまた玉様が御園座に来てくれたら絶対観に行きます!
愛之助さんも怪談なのにコミカルな演技も振りまいてくれて楽しませてくれました。
素敵な役者さんですよね大好き
日本は夏がホラーの季節ですが、一足先にひんやりできました(笑)