こんにちは。
今日も星の数ほどあるブログの中からお越し下さいまして
誠にありがとうございます。
ロンドンオリンピックが始まりました。
女子重量挙げの三宅選手が銀メダルをとっていました。
４８キロ級の彼女が
自分の何倍もあるバーベルを持ち上げていました。
勿論トレーニングあっての賜物ですが
人間の潜在能力の大きさみたいなものを感じました。
チャレンジしよっ。
＜幸田先生語録＞
ネガティブな感情が出ている時は
自分の中のシーソーがマイナスに傾いているということです。
それを平に戻してあげることが大切です。
あるマンションで、大家さんが自分用に使いたいから、と
あるお部屋の方に、部屋を明け渡してほしい、という
立ち退きのお話がありました。
その交渉をして下さい、と。
なんか、デトックスが出ました。
※
ＩＲＭでいう「デトックス」というのは
ネガティブ感情全般のことです。
なぜ「デトックス」と言うかというと
そのネガティブ感情が「出た」瞬間に
本来の意味の通り
「毒素を排出した」
ということになるからです。
しかしながら
ただ「出た（出した）」ままでは
気持ちよくはなりません。
（汚い話ですが、もどす、みたいなもので
もどしても気持ち良くなるとは限らないでしょう？
逆の場合も多々ではないでしょうか？）
それを本当の意味で気持ちよくなるために
自己観察するのです。
ただ、それにはまず「出る（出す）」ことが必須なので
「ネガティブ感情（デトックス）が出たらラッキーだよ」
と言っています。
浄化のチャンス（芽）が出た、ということですので。
ネガティブ感情になってもＯＫだよ、
その感情も愛してあげようね、
というのはそのためです。
話を戻します。
デトックスが出たまま、
なかなか自己観察もできないままに
その交渉をすすめていました。
借主さんの方からは
「そんな勝手な！」
「そういうのは道義的にどうなんですか？」
「これくらい金額をもらわないと」
と怒られるし・・・
大家さんの方からも
「そんなに要求してくるんですね？」
とか言われるし・・・
もうほとほとイヤになったので
これはしっかり自己観察するしかない、
と思って、しました。
すると
立ち退きの交渉はいままでも他のケースでしてきましたが
今回は
（大家さんがそうおっしゃる事情も十分わかるんですが）
「大家さんのほうが無理を言ってるな。
借主さんのほうがかわいそうだな」
という気持ちが強く出ていることに
気づきました。
加害者と被害者、みたいな。
で、このことで、何がイヤなのかな
というのを考えてみました。
大家さんは、自分の希望である
「お部屋を明け渡してもらう」
ということをしようとしている。
それに対し、借主さんは
「こういう条件なら明け渡します」
と言っている。
で、いろいろ言いながらも
「その条件でいいでしょう」
と大家さんも言っている。
これでいくと、
何の問題もないように観えるのに
デトックスを感じている上野がいるわけです。
で、僕が思ったのは
「この交渉をさせられることがイヤなのだ」
と思いました。
怒ったような顔を見たり声を聞いたり
自分勝手とも思えることをさも当然のように言ったり
（上野にはそう観える、というお話で、他の人から観たら
それは普通だよ、ということかもしれません。）え
そういうのがイヤだったのです。
前振りが長くなりましたが
これが、シーソーのマイナス側です。
では、それを平らに戻すにはどうするか、
ということですが。
交渉をさせられる、というのは
言い方を変えれば
「仕事を頼んで下さっている」
ということです。
それがイヤだということは
それを解消するには
仕事を頼まれなくなればいいわけです。
つまり、
仕事を頼まれないこと
「おたくはもういいですよ」
と言われること。
その状態を想定することで
シーソーが平らになりました。
で、果たしてそれで満足なのか？
全然満足ではありません。
と、シーソーを平らにして
そんなことをつらつら考えている時に
ふと
「大家さんと借主さんが
うちの仕事のために協力してくれてる」
というふうに思えました。
結婚式のケーキカットの時などに
「これがお二人の初めての共同作業です」
というセリフがありますが
本当に、大家さんと借主さんの共同作業
っていう感じに思えました。
加害者でも被害者でもなく
本当に対等に、等価値の存在になりました。
で、本当に、いやらしい意味でなく
「うちの仕事のために共同して協力して下さって
ありがとうございます」
という気持ちになりました。
これは本当に頭で考えたものでなく、
理屈で「これはこうだから」と引き出したものでもなく
ほんとうにふわっと浮かんできた、湧いてきた
インスピレーションでした。
それが昼ごろのことで
その夕方、借主さんの方に電話しました。
すると、電話の第一声目から違って聞こえました。
（けっこう、こわもての方なのです）
それが
すごく穏やかな、やわらかい感じで、
大家さんの意向を伝えると
「わかりました。その形で次のお部屋をさがします。
ありがとうございました。また連絡します」
とおっしゃってくださいました。
その直後大家さんにも電話すると
「ありがとうございました。お世話になりました。
今後ともよろしくお願いします」
とおっしゃってくださいました。
僕自身もノーストレスで
お二人からも感謝されて、
本当にありがたいことでした。
改めて、自己観察のすごさ、ありがたさを
感じた１日でした。
これからもどんどん極めて行って
もっともっとノーストレスな毎日を実現できるようにしていきたいと思います。
ここまでお読みくださいまして
貴重なお時間を頂きまして
ありがとうございました。
あなたにとって、
今日も最高に安心できる１日になりますよう
心よりお祈り申し上げます。
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
セミナー等のお知らせ
第４１回 ＩＲＭアカデミー
日時 ２０１２年８月５日（日）
１３時３０分～１６時３０分
会場 ミューザ川崎シンフォニーホール 会議室２
会費 ３，０００円
僕たちＩＲＭのプロを目指す人たちの体験談・研究発表会と
ＩＲＭ開発者 幸田宗昌先生 によるＩＲＭをいかに実生活に活用・応用していけるか、というお話を中心にしたセミナーです。
質疑応答の時間もあり、セミナーに関することはもちろん、自己観察のこと、それに、日常の気になっていることまで、何でも質問して頂けます。
それで、この場で解決した方も、僕自身たくさん観てきています。
３時間が「あっ」というまに感じられる、超充実したワクワクのセミナーです☆
詳細・お申し込みは、こちら 。
第４３回 ＩＲＭ☆Ｂａｓｉｃ 講座
日時 ２０１２年８月１９日（日）
１３時３０分～１６時３０分
会場 ミューザ川崎シンフォニーホール 会議室２
会費 ３，９００円（定員１５名様 完全予約制・先着順）
ＩＲＭ、自己観察の基礎を幸田先生がわかりやすく解説して下さいます。
オリジナルの自己観察体験ドリルを使った自己観察体験もしていただけて
ご希望の方にはその場で先生の公開セッションも受けて頂けます。
この１日が、「困れない人生」の幕開けになるかも！
詳細、お申し込みはこちら です。