何か、ありがたいことをして頂いて
その、お相手の方に感謝をする。
特定の誰か、ということでなければ
(たとえば、運動会で晴れを願っていて、
願った通りに晴れた、等)
そのことがらに感謝をする。
この「感謝をする」ということ自体は
すばらしいことだと思うんですが
その先を考えると、感謝だけでとどまっているとしたとすると
それもどうなのかな、と思ったりするわけです。
ちょっと細かいというか、極端な言い方でいうと
感謝をするだけ、だとすると
「もらいっぱなしで終わり」
みたいなことにもなるんじゃないかなと思うから。
繰り返しますが、感謝をすることがよくないとか
何か、お相手の方が見返りを求めてるとか
そういうことではありませんし、
感謝だけでも、本当にすばらしい行いだと思うのですが
その先というか、深く考えた時に、
やっぱり感謝だけだと
「もらって、おしまい」
の図式のような感じがするんですね。
じゃあ、どうするのか、というと
お返しをする、恩返しをする、
っていうことじゃないかなと思うんです。
それは、その
ありがたいことをして下さった方に直接、というのも
もちろん、良いと思いますし、
何かそういうタイミングがなければ
その方にじゃなくても、他の方に、ということでも。
こう書くと
「何か、義務みたいに感じる」
とか
「お返ししなきゃいけないの?」みたいに感じて
ちょっと抵抗のあることも
あるんじゃないかなと思うんですが
「しなくちゃいけない」
っていうことじゃなくて。
むしろ義務感でやると
それがお相手の方に伝わって
かえって重くなってしまう、っていうことも
あるんじゃないかなと思うので。
そういう「しなくちゃ」とか「義務感」っていうよりも
ほんとに「ありがたいなあ」って思ったら
恩返ししたくなるというか
ちょっと大げさに言うと
「せずにいられない気持ちになる」
みたいな感じになるかなと思うので
そう思えるくらいにまで感謝する
っていうことなのかもしれません。
こう書くと、それはそれで
「ムリに感謝って思わなきゃいけないの?」
って思うかもしれないんですが
それも、そういう感じというよりも
自然とありがたいなあと思える、
という、
こういうのが、わりあい望ましい形なんじゃないかなあと
思うんです。
お返しをしたくなるくらいまで
ありがたいと感じられると
いいなあ
もし、何かのヒントになりましたら幸いです。
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
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