ミミ萩原さんPart2 アイドル時代~レスラー編 | 「はじめての出来事」

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前回のブログpart1ではミミ萩原さんのお店の食レポを掲載致しましたが今回は私が知るミミさんの事なんかを書いてみようと思います。

ミミさんは子供の頃から喘息や心臓肥大症という持病があり、ほとんど運動ができなかったそうです。

また父親のDVが凄まじく、母親、姉と共に海外に逃げ回り、一時は母親に銃をつきつけられ、皆で死のうと心中を迫られた事もあったそうで結局はミミさんは一人スイスの修道院にかくまってもらい3年間を過ごしたそうです、レスラー時代ミミさんのお母さんは何度かテレビに映っていましたが、浅野温子似の超美人でした。

 

その後日本に戻り、母手家庭となられたミミさんは高校に行けない程貧乏だったそうですがモデルにスカウトされ無事、高校にも通えるようになったのですが、お母さんが勝手にアイドル事務所と契約され、収入も減り、太るからと食事を制限されたりと辛かったそうです、ミミさん自身は自覚が無かったそうですが、小さいころから霊感があるという事が関係者等にこの頃わかり、霊の特番等の番組に呼ばれることが多くなったのですが、仕事が終わったも霊が沢山ついてきて、この頃はそのような霊の除霊の仕方もわからず、毎日悩まれたそうです。

 

私はアイドル時代のミミさんは記憶にあり、子供心に「他の芸能人よりズバ抜けて可愛いい人だな~」と思っておりましたが、ミミという芸名からダブル(ハーフ)だと決めこんでおり、ダブルだから日本人より可愛い

いのかなと思っておりましたが、割と最近クォーターで本名は妙美さんだと知りました💦

しかし子供の頃から、お母さんからもミミちゃんと呼ばれて、妙美はほとんど使われていなかったので5年前から本名をミミと変えられたそうです。

 

私が小学5、6年生ぐらいの頃ビューティーペアが爆発的な人気で、それに伴い、女子プロレスのテレビ中継が私の田舎にも放送されるように

なりプロレス好きだった私は何となく見ておりましたが、この頃ジヤッキー佐藤さんに誘われてプロレス観戦したミミさんが感動してプロレスラー

になりたいと事務所に申し出たそうですが、ミミさんの為に今迄賭けた

お金を返済する為5年間辞めさせないと言われ、20才で事務所との契約が終わり女子プロレスに入ったそうですが、ここの所が少し微妙で、ミミさんの本では事務所には全く止められず不思議でしたが後に全女の松永社長からミミさんの事務所に「どうせ3か月ももたないだろうから」

との連絡が入っていたからあっさり受け入れられたと書いてありますが、当時の全女の関係者の対談で、「すぐ戻ると安心していた事務所でしたが、ミミさんが練習中に骨折して椅子に座って歌う事になり、話が違うと激怒した」という記事を読んだ事があります、という事はプロレスの練習をしながら歌手もやっていたという事になるので、歌手と練習生の時期がもしかしたら少し重なったのかもしれません。

とにかく20才で正式な入門というのが、当時の女子プロレスでは年齢的にかなり遅く、デビューできた時の先輩たちのほとんどが、年下であるにもかかわらず、アイドル出身のミミさんに対し想像を絶するイジメがはじまるのでした。

私が中学生の時、当時女子プロを観ていたら外人のセコンドとして覆面を被った痩せた女性がいて、外人と共に反則をしていて、ファンのブーイングを浴びていました。

私も子供心に、「こいつ弱そうなのに、悪い奴やな~」とテレビの前でイライラして観ていましたが、ある日ジャッキー佐藤だったか?に捕まえられ、いたぶられた後、覆面をはがされると、なんとミミちゃんではありませんか、私はぶったまげました、今でこそ女子プロレスにアイドル的な選手が多いですが、当時の女子プロレスラーのイメージは、訳ありのおばさんたちの集まりというイメージ、普通の女性がやるイメージも到底なく、ましてや一線のアイドルが何で・・・・?

 

後に聞いた事によると、外国での女子プロレスは男子プロレスの合間にやるぐらいでレベルが低く、5か国を話せるミミさんにセコンドをさせ

試合をリードさせていたようで、まだ練習生だったミミちゃんが、もしデビューできなかった時に世間から失笑を買われないように、覆面を被らせもし脱落してレスラーになれなかった場合アイドル、ミミちゃんの名前に傷がつかないように覆面を被らせたとのことだそうです。

 

そしてミミさんのプロレスラーに転向する記事が週刊誌などに取り上げられました、ミミちゃんが好きだった私はかなり心配でした、当時私の田舎では民放テレビは日テレとフジだけだったので、あまり多くのタレント

を観る機会にも恵まれなかった事から、もっとミミちゃんを応援しておけば良かったなどと、訳のわからない後悔をしていましたがかなりショックでした。

 

練習生となったミミちゃんですが、そこからは私の田舎では女子プロ中継がなくなり、ミミちゃんの情報はほとんど入ってこなくなり、私もミミちゃんの事を意識的に考えないように努めましたが、当のミミちゃんはデビューまで大変な苦労をなされたようです。

 

アイドルがプロレスラーなんて周囲も冷ややかなかんじだったそうで、誰も練習の相手をしてくれず、朝から晩まで一人で受け身の練習をしていたそうです。

当時はビューティーペアの人気で沢山の女の子が入門してはすぐに辞めるという子がほとんどだったそうで、ミミちゃんも毎日コーチに「早く辞めて嫁に行け」といわれてたそうですが、その内にボロボロにされても毎日練習に来る姿を見て「これはマジや、根性もあるし、しっかり教えてやろう」とコーチにも認められ普通の人の倍以上の時間はかかりましたが、ラストチャンスの入団テストでフォール勝ちしてデビューとなるのでした。

 

今だとミミちゃん程のネームバリューがあれば、本人の気持ちが変わらないうちに半年程でデビューさせると思いますが、とにかくこの頃の

全女は何から何までガチでミミちゃんも特別扱いは全くなかったようです。

しかしこれからが大変、なんとデビュー87連敗という壮絶な記録を作り、リング上で失神を繰り返し、余りにもの負けっぷりのよさに逆にファンがつき始めたそうです。

 

とにかく元アイドルだろうが全日女子はガチでミミさんは雑用などの仕事も多く、忙しくてトレーニングする時間も削られ勝てなかったそうで、初勝利した時は、涙がこぼれたそうですが、周りのレスラーからは「どうせ

裏工作したのだろう・・・」などと囁かれ、イジメはどんどんエスカレートしていったそうです。

 

 

 

ミミちゃんもようやく肉がつきはじめると、どんどん勝てるようになったのでメインを務めるようになるのですが、イジメはさらに酷くなり相当悩まれたようです、マミ熊野等は、コンクリートの場外でわざと脳天から落としたり、受け身の取れない技を意図的に使い、3回も心臓が止まり臨死状態をさせたりと壮絶だったようです。

実は私の田舎はテレビ中継されてなかったので最近までミミさんの試合を一度も観た事が無かったのですが、動画でミミさんの試合を観て驚嘆しました。

 

本来プロレスは最初から勝敗が決められており、その中で自分の与えられた役目をこなしてプロモータに認めてもらい、ランクやギャラを上げてもらうので、相手にケガをさせるような選手は、プロモーターに使ってもらえなくなります、しかしこの頃の全女プロレスはおおむね、セメント(ガチンコ)である為、相手をケガさせないようにする暗黙のルールを破り意図的に看板選手をケガをさせようとしているのです。

 

心臓が止まって救急車に運ばれたミミさんに対して、他の日も同じ相手と何度も対戦させる会社も異常ですが、ミミさんに対して何度も危険な技を繰り返し3度も臨死状態にさせるなんて、ひどすぎます、しかもマミ熊野はミミさんよりずっと年下です。

 

また同期のデビル雅美も年下にもかかわらず木刀でめった打ち、しまいには指を骨折させ、それでも何度も対戦させ、指を踏みつけ半殺し状態、椅子での脳天への叩き方も異常ですし、顔面に向かって椅子で叩くなど観ていて嫌な気持ちしかしません。

一連のミミさんに対する異常な公開リンチは「ミミさんの魅力を引き立たせる為にみんなで考えた」などと書いてあるのを何回か目にした事がありますが、何度も骨折させたりしているところを見ると、たんにミミさんの

人気に嫉妬したレスラー達が故意的にイジメて、建て前で綺麗ごとを話しているにすぎません。

私も最初はプロレスとして観ていたのですが、ミミさんは確かに相手にケガをさせないように攻撃をし相手の技も受けているのに、デビルはいつも技を受けようとはせず、一方的な自分勝手なプロレス、これではプロレスにはなりません。

私はそれまでデビル雅美の晩年の試合しか観ていなっかたので、しっかりプロレスをしていたので悪いイメージは無かったのですが、この頃のミミさんに対する内容とあまりにも違うので愕然としてしまい、これがショーだった事を願い色々な方面から情報を集めましが、木刀は相当痛かったそうで、骨折の後も毎試合のようにミミさんの手を踏みつけてくるので(あの踏みつけもマジやったんや・・・)結局治るのに3カ月かかったそうです。会社も木刀はやめるよう言っていたのに本人が納得しなかったそうです。(ひぇ~本人の意思で木刀使っていたんや・・・)しかも年間300試合をほぼガチで戦わせたうえに、全盛期でも1試合1万円ケガをしても自費治療だというから驚きです。

同じヒールだったダンプ松本もデビルとの仲はかなり険悪だったようです。

 

毎試合のように行われた、デビルやマミ達によるのリンチ、陰湿なイジメ等による、長年の損傷がひどすぎて、一時は医者に体の損傷がひどすぎて子供は出来ないと言われ、責任を感じ離婚迄されたミミさんが気の毒すぎて、元旦那を含む松永一家(会社のトップ)には怒りを感じます、

しかも元旦那はミミさんんと離婚後、ミミさんの同期のレスラーと再婚しているのには怒り心頭です。

しかしミミさんはメディア等でも、松永一家を悪くいうどころか、「辛かったけど青春だった」とか、「今でも人間的に好きだ」とか、本当にいじらしくかんじます。

技を受けないデビルは、そのかいがあり、現役を長く続ける事ができたのも皮肉な話です。