
夏至の日から三日間、明かりを消し、キャンドルに
火を灯しスローな夜を!
何年か前に100万人のキャンドルナイトを、いろ
いろなサイトで呼びかけていましたね。

まずは、半径3mを変えてみよう。
そこから世界が変わっていく!ということで、我が家
もローソクの光の下で夕食を楽しみました。
電気を消し、ローソクに火をともすと、それまではっ
きり分かれていた明、暗があいまいになっていきまし
た。
ローソクの光の元では、明るさも暗さも共にあるのです。
部屋の隅は薄暗いのに、不思議と明るい時よりも奥行き
を感じます。
薄暗さが余韻を持たせているのでしょうか?

小さい頃に住んでいた茅葺の古く薄暗い家の中には、目
に見えない何かも一緒に住んでいるかのようでした。
光の届かなない押入れの隅、ほとんど人の入らない奥座敷
暗さを受け入れていたころは、もののけやまっくろくろすけ
も身近なものだったのかもしれません。
暗さを敵として、すみずみまで明るくする暮らし方、そろ
そろ変えてみようかと思います。
いろいろな暗さ、明るさを楽しみませんか?

ローソクの絵が印象的な絵本といえば「きょうというひ」
きょうというひの ちいさな祈りが きえないように きえないように…。
舞い落ちる雪のように淡々と描かれた詩のようなストーリー。
特別な日に、そして何でもない日々にふと手にとりたくなる絵本です。
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