私は、「いいもの」は「安い」と思っている。「安い」と言っても、心理的なものである。心理的に安いと思えないものはいいものではない。


 ヒアリングマラソンは、アルクの主力商品だが、高くて、悪いの代表のようなものだと私は思う。

 ヒアリングマラソンは1年で5万2000円である。月にすれば、5000円もかからないわけで安いように思われるかもしれない。しかし、実態はそうではない。


 ①付属のイングリッシュジャーナルよりも ヒアリングマラソンのテキストが薄い。


 ヒアリングマラソンには 通販でなくても変えるイングリッシュジャーナルとヒアリングマラソンオリジナルテキストの二つが送られてくる。EJは通販でなくても買えるわけだし、その年間購読料よりもはるかに高い値段を払っているのに、メインのヒアリングマラソンのテキストはペラペラである。

 ②一か月の内容がとても一か月では終わらない。


 これは、私の実力がないからではない。開始レベルの目安は英検2級、TOEIC550点とある。

 つまり大したレベルは必要ないはずなのに、終わらせるのには非常に時間がかかるどころか、終わらせることはよほどの暇人でない限り無理である。


 ③毎月作成していることで、質が低い。

 

 毎月手作りの教材を作っていることは利点のように見えるが、そのために作りが雑である。

 結局英文とCDがついているだけで、教授陣のアドバイスのようなものはほとんどない。


 ⑤課題提出などが非常にめんどくさい


 以上から、ヒアリングマラソンは、旦那がそれなりに稼いできている暇な主婦などが趣味でやる英語には良いのかもしれない、という感じであって、本当に英語力をつけたい人にはお勧めできない。一冊2000円の書籍を25冊買ったほうがはるかに効果的であると思う。


  


 吉本の「言語にとって美とは何か」は、結局、言語の価値は「自己表出」であって、言語の美は「構造」にある、としか言っていない。あれだけの言葉が費やしてあっても結局書いてあることは、それだけであって、文学で大事なものは意味の連鎖ではない、記号ではない、となる。


 が、しかし。


 文学とは作用に二元論的に単純にわけて語れるものであろうか、という素朴な疑問を持つことは必要である。吉本が、プロレタリア文学に愛想を尽かして、はじめた、この言語構造論だが、4年間かけて、必死に読んだ私の感想は、吉本がプロレタリア文学に感じたそれ、と同じである。つまり「そこから学び取るものが何もない」であり、「そこにすべてをかけていたので落胆が大きい」である。


 吉本と私の違うとこらは、だから、そこで、自分なりの言語論を書こうだとかいう気にはならないことである。吉本は文筆で食っているから、何だか理論めかしいことを書いて、学生という顧客を獲得しなければならなかった。


 「共同幻想論」であっても、結局言っていることは、自己幻想、対幻想、共同幻想の三つの位相があるということだけであって、実際には遠野物語も、古事記もどうでもいいのだ。理論的には。


 しかし、遠野物語や古事記の話が、「共同幻想論」に出てこなければ多くの読者を獲得することはなかったろう。要は吉本の読書量に学生は驚嘆して、読みふけった、だけなのだ。理論は結局どうでもいい。文学の手引書として、読んだのだ。


 しかし、問題は、ここにある。吉本の文学手引きは果たして正当であろうか。言語美は、言語構造論であるとともに、結局は太宰文学の礼賛でしかない面がある。いや、太宰を礼賛するために書かれた節さえある。途中で出てくる漱石も、三島も、お膳立てである。


 文学の価値は、構造だけに依らないし、記号にも美はある。伊藤和夫が、言語は、絵画よりも音楽に近い、と言っていたが、こういう二元論を私は好まない。二人がすぐれていた点は、商魂のたくましさであろう。


 もう少しましな本を読んでおくべきだったと反省する。学生は下手に文学や哲学に手出しするよりは、真面目に教科書やら、資格勉強やらをやったほうがいいと思う。実にそうすべきだ。

 8割以上はその中身に触れた本を列挙してみる。


 英会話ぜったい音読 全6冊

 基礎英文法問題精講

 新英文読解法

 テーマ別英文読解演習

 ヴィジュアル英文解釈Ⅰ・Ⅱ

 英文法特講

 英文読解最短ルート

 英文法合格MAP

 NEXT STAGE

 ターゲット1900

 TOEFL ボキャブラリ 基本、完成(仲本) 

 キクタンシリーズ (BASIC、ADVANCED、SUPER リーディングのBASIC、 ADVANCED、SUPER 

 キクジュク BASIC SUPER キク英文法 キクブン)

 英文読解のナビゲーター

 TOEIC公式問題集 vol1 vol4

 英検準1級 過去問3回

 英検準1級 文で覚える単熟語

 絶対合格 英検準1級

 英語の話し方

 英語の学び方

 英検準1級 語彙 イディオム問題500

 究極の英単語vol4(かなり繰り返したがまだ身についていない)

 大学入試英文法ベストポイント英語頻出問題740

 クラウン(英語の教科書)Ⅰ・Ⅱ

 表現のための実践ロイヤル英作文法 問題演習

 英文法形式別問題集 vol1 vol2  

 リーディング&ボキャブラリ(西きょうじ)

 ポレポレ

 怒涛の入試英作文 20題(まだ身についたといえるかどうか)

 英作文問題集中マスター

 洋販ラダーシリーズ 日本少史

 BBC 20世紀クロニクル 1~4

 決める!センター英語リスニング

 英文解釈教室基礎編

 Z会速読英単語 入門編

 英語で読む坂本龍馬 上下

 最強の英文リーディング (アルク)

 ターゲット1000

 結構な量頑張ったものだ。やったけど忘れてるものがあるかもしれない。

 学生時代全然勉強してなかったなぁ、と思う。せめて

 Z会速単を全部読んでCDを聞きまくる、くらいのことはやっておきたかったものだ。


 これだけでも59冊×1500円として85500円か。意外に安いものだ。

 実際には買ったものの、ほとんど手をつけていない書籍もあるので、

 これの倍くらいはかかっていると思うから費用対効果としては、そういいものではない。

 値段をかけたものの、ほとんど活用してないものとして代表格なのはアルクの通信教材だ。

 が、こうして計算して評価してみるとこの値段を考えると、ヒアリングマラソンの数万円というのがいかにぼったくりかがわかる。逆にいえば、書籍の勉強は安くて済むということだとも思う。

 

 こうやって見ると大学時代に少しはやったと思っていた英語の勉強は、解釈教室基礎編と

 ビジュアルⅠを少しかじった程度で、英語の勉強をやったといえるレベルではとてもないことが判明した。

 700選のCD聞いたりしてたけど全く意味なかったと思う。


 俺の英語歴が始まるのは、間違いなく英会話ぜったい音読からである。


 個人的に印象深いのは、英会話ぜったい音読、キクタンシリーズ、新英文読解法などかなぁ。

 聞く、話す力を磨いて行って、そのうえで読解力を鍛えるというのが有効かもしれない。

 これからは発信力を高めるのが目標だが。


 現在、非常に触れる機会の多い本としては

 

 表現のための実践ロイヤル英文法

 新マスター英文法

 新英文読解法

 英検1級 文で覚える単熟語

 WISDOM 英和辞典


 などであるが、これに


 英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング

 スーパーレベルライティング

 知識と教養の英会話


 を加えて発信力を高めたい。

 

 目下、英検1級 文で覚える単熟語と、実践ロイヤル英文法の通読が最重要課題かもしれない。 


 TOEIC満点、英検1級を達成した後は、技術英語にシフトして、工業英検1級を目指すのと、

 行方先生や安西先生の本を読み込んで、真の英文読解力をつけたいとも思っている。


 ここまで書いてみて、とりあえず100冊が目標かなぁ、とも思った。


 見ていて思ったのは、まだ英文の吸収量、絶対量が少ないなぁと思う。英検1級のリーディングとリスニング問題で150+120=270題にもなるから、やってみてもいいかもとも思う。


 まぁそんなわけで、まだ英検1級手前でうろちょろしています。