12月1日。
松山をあとにして、ひたすら走ります。
岡山からの帰りの新幹線の時間がありますからね。
本州に渡る前に、まずこちらへ。
善通寺さんです。

香川県善通寺市、というように、街全体がお寺さんで成り立っている、という感じですかね。

ここは、弘法大師が生まれた土地。
唐で密教を授かって帰国、弘法大師の父が寄進した土地に寺を建立したのが始まりだとか。
お四国さんだと、75番の札所です。
本堂。
お薬師さんが祀られています。
おんころころせんだりまとうぎそわか。

弘法大師誕生の地だからですね、
このお寺のキャラクターは、
「まおちゃん」です。
お大師様の俗名は、佐伯真魚(まお)です。
こちらは買ってきたクリアファイルに描かれているまおちゃん。
長い廻廊。

私の実家の父方のルーツは、四国なのです。
私の曽祖父の代まで遡りますが、四国のさるお大名に仕える下級武士でした。
明治維新で警察官になったと聞いています。
祖父とその兄は、相前後して上京、曽祖父母も呼び、関東の地に根をおろしました。
曽祖母は、曽祖父よりも遥かに身分の高かった武家の娘で、「おひいさま」だったらしく、姑の彼女に仕えた北関東出身の私の祖母は大変だったようです。
祖父の姉は四国の家に嫁ぎましたが、このおひいさまの娘ですから士族のプライドは高く、私が40年以上前に父や母と訪ねた時に、高齢でしたが、家宝の、御殿様から拝領した高坏というのを恭しく捧げ持って、見せてくれました。
朝ドラ「ばけばけ」の、明治期の没落士族の話を見ると、ウチもあんなだったのだろうか、なんて考える(笑)
私の実家は、ですから、真言宗、お大師様なのです。
この、「ですから」は、「関東の地に根をおろしました」から続くのです、四国出身だから、という意味ですよ。

この善通寺は、そういう意味でも一度お参りしておきたいお寺さんなのでした。

本当に広い境内です。

「坂の上の雲」松山探訪のついでに寄ったような流れになり、
おしるしだけお参りしたような感じでしたが、またいつか、許されれば、ゆっくりお参りに来たいと思います。
