5月8日木曜日。
高速に乗って。


山梨の、
平山郁夫シルクロード美術館を訪ねました。
平山郁夫については、もう何度か書いています。

2年前、しまなみ海道の平山郁夫美術館を訪ねた時、
こちらにも絶対行って、
観てみたいと思っていたのでした。
平山郁夫について、自分の勝手な(笑)思いを語っています

シルクロードには、1970年代から、生涯に渡って150回近く出掛けたそうです。
被爆体験を持ち、原爆症に苦しんだ平山郁夫は、
この世の苦しみや悲しみ、矛盾を抱えた人の生、そんなものを背負っていくその歩みの先に、
仏の道がまっすぐ延びているのを見たのではないか、と勝手に想像しています。
日本の仏教は中国から、
中国の仏教は天竺から。
天竺にはヨーロッパから流入した文化があり、
汎ゆるものが渾然となりながら
その土地土地を巻き込みながら
新しい文化となって東の果ての国まで辿り着いた。
西と東を横断してこの国までやって来た仏教を思うとき、
シルクロードは辿らなくてはならない
歩き尽くさなくてはならない
大切な道だったのではないでしょうか。
仏教に限らず
様々な土地に暮らす人々が信仰したあらゆる宗教、
そういったものに根ざした文化文物に、
芸術家である彼が強烈に惹かれ、
芸術家としての責任感に突き動かされたであろうことは、私のような者にも想像できます。
これらの文化を、文化財を、
なんとしても守らねばならない、と。
シルクロードの仏さまは、
日本にいらっしゃる方たちとは
かなり様子が違っています。

弥勒菩薩の交脚坐像。


お顔もヘアスタイルも、
そして交脚のポーズも、
日本にいらっしゃる仏像とは大きく違います。
ヨーロッパとインドの混交した感じ?
そして私が惚れちゃった(笑)弥勒菩薩。


お顔もステキだけれど、
お身体が、、、
ステキ過ぎです

どんな逞しい腕をお持ちだったのでしょうか。
仏の世界へ誘う為の何かをお持ちだったのでしょうか。

失われているから心の扉が開かれる、
無限に夢想できることにも素晴らしさは
きっとある。
他にも気になる展示物は沢山。


この飛天の姿が、何だかキリスト教の天使と似ている。




