前回の記事で、動画だけ掲載して、
ここはどこでしょう?
と締めくくりましたが、、
↓
花の御寺です。
4月7日。
レンタカーで着いたのは、花の御寺として名高い、長谷寺です。
大きな観音様でも有名ですが、
四季折々、美しい花々で彩られることでも知られるお寺さんです。
西国三十三所の霊場でもあります。
巡礼を含めて何度か訪れています。
こちらのご本尊とペアで作られて、海に流されたという一体の観音様が鎌倉に流れ着いたとされるのが鎌倉の長谷寺の観音様。
様式は同じで、錫杖を持った巨大なお姿、十一面観世音菩薩ですが、鎌倉の長谷寺も花の寺として有名ですね。
4月初めのこのシーズンは、花の御寺は勿論桜です。
似たような画像です
登廊。
緩やかな階段が続きます。
この右側に、この記事を書いている今頃は牡丹が華やかに咲いているのではないかと思います。
この時期にお参りしたことがありますが、沢山の牡丹、それは見事でした。
この時は、勿論牡丹は咲いていませんが、
あちこちに様々な種類の桜が満開でした。
登廊から左を望む。
右を見ると、野趣あふれる小径が。
動画は、この道で撮ったものでした。
そして、源氏物語にも出てくる二本杉。
ということは、樹齢は軽く千年を越えるということですね。
初瀬詣で、つまりこの長谷寺詣りは、平安貴族の大事なイベントですよね。
無論信仰の故ですが、「おでかけ」というウキウキする側面もあったでしょう。
特に、滅多に表に出ることがなかったと言われる女性たちにとっては。
雲の多い日でした。
大きな観音様の前にひざまずいて、大きな足の甲に手と上半身を預けて、おみ足詣りを致しました。
張り出した大きな舞台から、
あちこちに様々な桜を眺めることができます。
空にシルエットとなる風鐸、どうしても撮りたくなってしまいます
桜の向こうに塔が。
ちょっと光を変えたら塔が見やすくなったかしら?
こんな感じ。
舞台の端から、登廊の方を見る。
同じこの角度で、秋の紅葉を撮ったことがありましたね。
長谷寺は、高い。
ずっと空と桜を見ていたい長谷寺でした。