もういらないと思いながら、どうしても手放せない物がある
亡き母が編んでくれた、セーターだ
色彩のセンスが良かった人なので、とてもきれいだ
何枚かあるけれど、丁寧に扱っていたので今でも充分にきることが出来る
捨てるに捨てられず、姉に姪達が着ないかしらと、聞いてみた
いらない!いらない!
姉が即断
今の時代はね、娘も、孫も、もうセーター類はみんなほとんど着ない
私も着ないわよ~
確かに、暖房が効いていて、車の生活だとオーバーコートでさえ、何年も着ていない
一度でも着るとクリーニングに出さなければならないし、薬局の仕事では毛羽立つ物は着られないのは、よくわかる
でも、捨てるには忍びない
着てはもらえぬセーターを、涙こらえて編んでます
では無くて、涙こらえて捨てます・・・かな