昔の農家のお嫁さん | えこのブログ

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今日も良く晴れた

 

お友達から、庭の河津桜がきれいに咲きました

可愛らしい桜の写真が送られてきた

 

東京は銀座育ちなのに、姑の介護のために、旦那様の田舎で、頑張っている

 

愚痴も不平もいわず、明るく過ごしているのには、本当に尊敬してしまう

 

若い頃、東北の病院に入院していたことがあって、農家のお嫁さんと何人も同じ病室で過ごしたことがある

 

同居生活を聞いたら、しゃもじを握るという言い方で、姑さんがすべての財産を握っていて、小遣いも無く、一日中働いていた方が多かった

 

有るとき、朝一番に起きて、まず暖房をつけ、朝食を整え部屋が暖まってから、家族が起きてくるという話を聞いた

 

部屋の中でも零下十度にもなる東北の気候に

「あら!起きる前にタイマーをかけて部屋を暖めれば良いのに」と、言ったら

 

同室のみんなに

「そんなことは出来ないわよ、お嫁さんが楽になるために、お金は使わないわ」

あきれられたことを思い出す

 

あの頃の私は

「パンが無いなら、お菓子を食べれば良いじゃ無い」と言った、フランスの王女様みたいと、思われただろう

 

どんなに広い土地があっても、山を持っていても、農家のお嫁さんは絶対に嫌だと、思った

田舎に若い女性が来なくなって、高齢化が進んでいるニュースを聞くと、あれから田舎はどうなったのか

気になってしまう

 

今は、お嫁さんも自分のお金をもらえるようになったのかな