花粉症の季節 | えこのブログ

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よく晴れている

 

青い空に、白い雲少し風が出て、遠くの大きな木々が揺れている

 

現役の時は、花粉症患者さんの処方箋が増えてくることで、春の訪れを感じていた

 

患者さんにとっては災難だけれど、耳鼻咽喉科さんには、花粉症は大変有り難い病気だ

 

戦後は栄養状態が悪く、抗生物質も無くて、子供たちが耳や鼻を悪くすることが多かった

 

世の中が豊かになって、耳鼻科はあまり繁盛する科では無くなっていた

 

それが、終戦後杉の木の植林が推奨されて、現代病の杉の花粉症が起きてきた

 

その年の花粉が多いか少ないかは製薬会社の大問題だった

お薬の売り込みに来た製薬会社のプロパーさんを

「こんなところでしゃべっていないで、山に行って杉の木を揺すってきたら」と、よくからかっていた

 

花粉症は手遅れとか、診断間違いとかあまりなくて、検査料もとれて、症状は辛くしかも完治しない

 

毎年、時期が来れば来てくれる

そして、基本、薬治療なので処方箋が出せる

そして薬が効く

 

そのうち、奇跡的に花粉症が治る様になったら、お薬の売り上げがガクンと減るかも

 

調剤でもうけてきた報いで、そのうち君も花粉症になってしまうぞと、軽い花粉症の夫から脅されているが

 

今のところ大丈夫みたい