今、富士山麓に向かうバスの中です。今日は普通の時間帯の出勤だから余裕だわ
さて、火曜日は朝4時40分に起きて、5時には家を出るんだけど、毎回緊張するんですよね…朝イチのバスを逃したら富士山麓での朝イチの授業に間に合わないから
一昨日(この前の火曜日）は梅雨時とはかけ離れたお天気にだったんだけど…
早朝はまだ空気が綺麗で、夏はこの時間帯はまだ涼しくて爽やかなので、集中して何かするには良いかも
ただ眠くなければね…
早寝早起きを習慣化したらどんなに生産的で気分も良いだろうって思うんだけど
なかなか出来なくて
なーんて思いながら、バスで仮眠して職場の最寄りのバス停に到着した時は、もう真夏のような天気。紫外線をビシビシ感じて富士山がくっきり、空は青空だったわー
この日は本当に暑くて、おまけに学生達は疲労が溜まっていて、授業中、ある男子学生が気分悪くて倒れて、授業は一時中断したんですよね
私の勤務する大学は、長時間労働、長時間拘束が当然のようになっている医療業界の一部である、医療系の大学なんですね。だから、学生も宿題、レポート、試験で追われながら、一時限目から4時限目まで毎日ビッシリ授業や実験があって、しかも出席重視だから、常に睡眠不足で休めないという状態が当然のように…
辛い受験勉強を経て合格したんだから、せめて教養部の一年間は、来たるハードな生活に備えて、緩めて鋭気を養ってあげたい…って私は切に思うんだけど
だから、出席は取らない、宿題は出さない、授業は10分前には終わる…ってことを敢えてやってるんだけど、医療業界にどっぷり浸かっている先生方には、勤務態度が不真面目だとか思っている人も少なからずいて。
自分は医療業界とは別の世界で育ち、そういう意味では、違う空気を発散しているんだけど、こういう教員も学生には必要ではないかと思ってるんですね、勝手に。でも、自分だけ違うことを続けるのも、人と違うことをやるのが好まれない職場では、なかなか厳しいものがあってね
そんなとき、同じ火曜日、ある学生が
「数学の授業は俺にとってオアシスなんですよ」
」って言ってくれて。彼は別段数学が得意って訳ではないんだけど、よく一番前に座ってます。
授業内容は決して易しくはしてないんだけど、常々私は
「授業では難しいこともやるけど、余程のことがない限り落とさないから、安心して、知らないことを知る楽しみ、考える楽しさを味わって欲しい。これが目的だから。」
って言ってるんですね。
学生は分かってくれてる。そう思って、毎回、授業の準備をやってます
さ～て、到着までちょっと仮眠しまーす。
ではまた～( ´∀｀)