ちび子達は
子供の頃この中で寝て育った
そして巨大になった今も
家がはち切れそうなのに
一緒に入っている
これを見るといつも思い出す
子供の頃好きだった絵本
てぶくろ
おじいさんが雪の森の中に、手袋を落とし、
ねずみが手袋を見つけ、その中で暮らし始める
そこへ
入れ〜て〜
と次々と住民が加わっていく
カエルにウサギ、狐、
ついには狼、熊、猪も！
小さな手袋は凄いギュウギュウに
でも皆暖かそうに
仲良く暮らしている様子
これは実は
ウクライナ民話だそうです。
色々な民族が隣り合わせ
または混ざって暮らしている
大陸では当たり前
このてぶくろは、もしかして
昔のその様な様子、
または願いを描いたのでは...
と今になって思う
ウクライナの苦しみを思う
無理やり兵士とされた
ロシア兵の苦しみも思う
出来た深い溝
世界でのロシアに対する敵対心
１５歳で世界に出た私
アフリカとスタンの国々以外では
日本人である事
恨みをぶつけられる事はよくあった
とても良くして下さった方
お爺さんが日本兵に後ろから殺された、、、
後で知った
私は戦争には参加していない
ただ日本人なだけなのに、、
色々な国々の人達と
本気で色々と話し合った
決して一言では解決されない
お互いに様々な複雑な気持ち
誰かが憎しみを辞めるまで
憎しみは、更なる憎しみを増す
早く戦争が終わる事を祈る
傷付いた人達の癒しを祈る
いつかてぶくろの様に
なれる時代が来る事を願う
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