黄色い財布?
「ホントにもう今日は、サイコーなんだから。」
行きつけのお花屋さん。
観葉植物を愛する自称『緑男子』。
これ以上、置く場所もないというのに。
ふらっとのぞいては、
あれもいいな、これもいいなと。
オーナー店主のUさんは、50代の女性。
以前から、2つも巻いてるなあ~って。
パワーストーンのブレスレット。
レジの棚にも縁起物っぽい置き物とか。
そういうの、好きなんだろうね。
2024年7月29日。
どうやら、今年一番の開運日らしい。
「一粒万倍日にね、天赦日も重なって。」
「しかも、母倉日(ぼそうにち)まで。」
ぼそうにち?
「さらに、大安なんて。」
縁起良さそうですね。
「もお、どうしましょうって。」
どうするんですか?
「お財布を新調するなら、今日よ。」
へー。
「お財布だけじゃなくてね。」
「カバンとか、靴とか、ベルトとか。」
「身につけるものを買い替えるのもオススメなの。」
なるほど~。
お花売ってる場合じゃないですね。
商売替えしたら、どうですか。
「他にもね。何か新しい習いゴトとか。」
「これまで気になってたけど、踏ん切れなかったこととか。」
「何かを始めるのなら、今日しかないの。」
ふむふむ。
「それにね・・・。」
はあ。
ほお。
そうですか。
・・・あっ、お客さんですよ。
「あら、ごめんなさい。」
ふーん、いろいろあるんだなあ~。
けど、いま、土用だから。
新しいこと、始めるより穏やかに過ごす期間とも。
言わないけど。
Uさん、ご機嫌だから。
開運かあ~。
ひとつのきっかけとしては、ありだね。
自分がご機嫌になる後押しとして。
私は、いまのところ、大丈夫かな。
「縁起が良い」
を意識するのと同じく、
「縁起が悪い」
も本人に影響力を持ちます。
ピピッときたのが、こちら。
「空のささやき 3」
大島英明 Kindle電子書籍
> 私たちは自分を信じられないので
> 仏像やパワーグッズ
> 特別な力があると称する他者
> おなじないや迷信など
> 様々なものを頼ります
> どんなに眉唾に思えるような物でも
> それなりに奇跡が起こるのは
> 『これを使えば奇跡が起こる』
> というあなたの信じる力が
> 本当は奇跡を起こしているからです
> 素直に自分を信じてみませんか?
信じる者は、救われる。
自分以外を信じるほど。
対象に力を与えてしまう。
与えるほど。
自分は不安に。
私が観る世界。
「わたし」がそう思えば、そうなる世界。
自信こそ、最もパワフルな開運メソッド。
人生、プラシーボ。
ご機嫌で、いこう。