なぜ、あの人は、何もアドバイスしてくれないのに相談したくなるのか? | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

アドバイスしないから。

 

 

 

『ボーッと観る会』、昼の部。

今日は、感覚による相性チェック。

 

まず、いま考えられる最もハッピーな状態をイメージ。

その身体感覚をチェック。

 

胸が広がるとか。

こめかみがゆるむとか。

 

その「幸せ感覚」をキープしたまま。

相性をチェックしたい対象に意識を向ける。

 

 

まずは、部屋にあるもので。

 

意識を向ける。

ああ、目の焦点は合わさないでね。

思考が働くから。

 

意識を合わせた瞬間、すぐに反応が。

 

「幸せ感覚」がキープもしくは増強されるのが、相性グッド。

崩れてしまうのが、相性いまいち。

 

私は、これで。

スーパーで買い物を。

 

 

次に、近々購入を検討しているモノ。

 

 

最後に、人で。

 

好きな人、3人。

苦手な人、3人。

どちらでもない人、3人。

 

計9名をピックアップ。

ひとりずつ順番にイメージ。

 

「幸せ感覚」、どうなる?

 

 

これ、私もやったの。

苦手だと思ってた人が、そうでもなかったり。

好きだと思ってた人も、そうでもなかったり。

 

カラダに訊くとね。

アタマで考えてるのとは、異なる結果に。

 

「いつもお世話になってるから」とか。

条件がつかないからね、カラダは。

 

また、日々、私自身も変化してるからね。

「最新バージョン」ってことだね。

 

 

やってみて、いかが。

 

山形のYさんは?

 

 

「好きな人が意外でした。」

 

 

ほー。

 

 

「自分の中で、ランキングをつけてたんですが。」

 

 

ですが?

 

 

「好きな人1位は、『幸せ感覚』が強くなります。」

 

 

ぶっちぎりだね。

 

 

「けど、2位と3位の人は。」

 

 

人は?

 

 

「残念な感覚になるんですよね。」

 

 

あら。

 

 

「お世話になってるし、いい人なはずなんですが。」

 

 

「はず」が出る時点で、アタマかもね。

 

 

「で、自分で考えてみたんです。」

 

 

何を?

 

 

「1位の人と2位、3位の人の差を。」

 

 

それで?

 

 

「何も言わないんです。」

 

 

何も言わない?

 

 

「私が相談した時に。」

 

 

アドバイスしないってこと?

 

 

「そうなんです。」

 

 

それ、1位の人?

 

 

「そうです。」

「2位と3位の人は、親身にアドバイスしてくれます。」

「こうしたほうがいいよって。」

 

 

おもしろいね~。

親身にアドバイスしてくれるのに、感覚はいまいち。

何もアドバイスしない人のほうが、一緒にいて心地よい。

 

けど、逆に、難しいかもね。

 

 

「えっ?」

 

 

何もアドバイスしないほうが。

相談されてるのに。

 

 

「たしかに。そうですね。」

 

 

頼られてるんだから。

つい何か言っちゃうでしょ。

 

 

「言わなければいけないってかんじかも。」

 

 

そうそう。

 

 

「けど、その人は。」

 

 

1位の人は?

 

 

「『もう決まってるんでしょ?それじゃん。』って。」

 

 

あら。

あっさりというか、潔いというか。

 

 

「そうなんです。『以上』ってかんじで。」

 

 

けど、突き放してるわけでもない?

 

 

「ええ、ちゃんと背中を押してくれるというか。」

「遠い場所から見守ってくれてる気がするんです。」

「一段大きな愛というか。ビッグラブです(笑)」

 

 

至近距離じゃないのが、気楽でいいね。

 

 

「ああ、それです。」

「何も操作しない、ジャッジしない。」

「すべてを受け止め、受け容れてくれるんです。」

 

 

なるほど。

Yさんが、何もどう選んでも。

接し方が変わらない安心感かな?

 

 

「私が何をどうしたところで。」

「その人は変わらない。」

「絶対的な安心感です。」

 

 

無条件だね。

 

 

「そう、それです。」

 

 

たしかに。

アドバイスされると、そのとおりにしないとって。

 

 

「それ以外のこと言うと、叱られそうで。」

 

 

そうだよね~。

答えは、本人の中にしかないのにね。

 

私も熱く語ってしまうほうだわ。

修造に真横で語られたら、暑苦しいよね。

 

しかも、距離感近すぎるし。

反省。

 

 

ピピッときたのが、こちら。

 

 

「〇〇様との対話 相談事例集 第3巻」

 

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> 他人に命令しない人間は、

> 他人がどのように振る舞うことも許しています。

> それはまた、自分がどのように振る舞うことも

> 許しているということです。

 

 

Yさん、その人って。

自由人だよね?

 

 

「はい、まさしく。」

「干渉しないし、されるのもイヤってかんじで。」

「けど・・・。」

 

 

けど?

 

 

「温かいです。」

 

 

なるほど。

干渉しないでいられるほど、温かいってことかも。

 

 

「というと?」

 

 

自分の「良かれ」を押しつけないってこと。

結果がどうであれ。

すべてを受け容れる寛容さがないとムリでしょ。

 

 

「なるほど。」

 

 

で、その人。

気を遣って、テキパキ動く人でもないでしょ?

 

 

「はい、そうなんです。」

「いつも自然体で、そこにいるかんじで。」

「逆に、私は、空気を読んで、先々動こうとするんですけど。」

 

 

私もそうだなあ~。

気を遣えないと、存在価値ないみたいな。

 

 

「ええ、居心地悪くなります。」

「動いていないと、落ち着かないというか。」

 

 

だからかもよ。

 

 

「えっ?」

 

 

そこが、私やYさんと真逆だから。

そうありたい自分として。

その人がお手本なのかも。

 

 

> 他人に命令しない人間は、

> 人に言われるまで動きません。

 

> 他人に命令する人間は、

> 自分から動きます。

> このようにするべきだという

> 明確な考えがあるからです。

 

 

「もうひとりの自分」がね。

常に見張ってるの。

「こういう場では、こうすべき」だって。

 

 

「ああ、めちゃ自覚あります。」

 

 

私も思い込んでたの。

 

言われるまで動かない人ってね。

何て気が利かないんだろう。

鈍いのかなって。

 

 

「あっ、私もです。」

 

 

けど、動かない人が好感度1位でしょ。

 

 

「そうなんですよね~。」

 

 

そうありたいんだよ。

Yさんも、私も。

 

 

「なれますかね?」

 

 

その準備ができたからかも。

 

 

「受け容れる準備ですか?」

 

 

そう。

もし、2年前のYさんだったら?

 

 

「ムリですね。」

「どうやって気を遣うかに磨きをかけてましたから。」

 

 

でしょ~。

 

その生き方を体験したうえでね。

気を遣うわりにしんどいなと。

もしかして、真逆のあり方もありかもって。

 

 

「かもしれません。けど・・・。」

 

 

けど?

 

 

「まだまだ気を遣わないと、落ち着きません。」

 

 

そう、だからこそ、転機なんですよ。

どちらもあるからこそ、気になるんです。

 

 

「どうすれば、いいんでしょうか?」

 

 

どうもしなくていいですよ。

ほっておいても変化しますから。

 

だって、なぜその人が好感度1位か?

気づいちゃったじゃないですか。

 

 

「はい、スッキリしました。」

 

 

受け容れてるってことですよ。

納得してるってことは。

 

 

「ちょっと楽しみかも。」

 

 

楽しみですよね。

 

 

えっ、あなたの周りにも?

 

 

「もぉ、この人は、ホントに言われないと動かないんだから。」

 

 

それ、もしかして。

あなたを「こうすべき」から解放してくれる人かも。

 

 

 

今日は、ここまで。

また、明日。

 

 

 

【 オンライン瞑想『ボーッと観る会』 】

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