誰でも簡単に。
昨日の続きです。
Rさんの逆「関白宣言」。
自分が何がしたいかは、選択肢から消す。
子育てを始める時に立てた誓い。
自分への約束。
それは、「呪い」とも。
ああ、本来、呪いには、ありませんよ。
悪い意味は。
「えっ、ないんですか?」
そうそう、単に「禁じる」ことだから。
ピピッときたのが、こちら。
『字統』 白河静 平凡社
> 「呪」は必ずしも呪詛のことのみでなく、
> 禁忌全般のことにわたるもので、
> 古くは「祝」の字を用いた。
「呪」のもとの字は、「祝」。
たしかに似てる。
「祝」は、象形文字。
神様に祈る姿の。
感謝や願いだけでなくてね。
相手を呪うこともあった。
そもそもは、どちらも「祝」。
その後、ネガティブな祈りだけ。
「呪」として独立。
こちらの過去記事でも。 → 『呪いと祝い』
「よし、私は今日から〇〇しないぞ。」
これ、「自分」という神に立てた呪い。
自分でかけたのだから。
自分しか解けない。
しかーし。
「呪いのおかげでできたこともあると思ってますから。」
「手放すのももったいない、とか感じてるかも。」
そうなんです。
メリットもあるから、呪いをかけるんです。
「実は、子育ての前にも。」
前にも?
「結婚する時にもかけました。」
ほー、どんな?
「結婚は、自立だから。」
「何かあった時、困らないように。」
「仕事をもたないと。」
ふむふむ。
「それで、落ち続けていた教員採用試験に本腰を。」
「おかげで、合格できました。」
まさに、呪いのおかげ。
つまり、呪いにも。
メリットとデメリットのどちらも。
わかったうえで、問い直す。
いまの自分に。
まだ必要ですかと。
「ちょっとゆるんできたかも。」
と言うと?
「最近、外食する時は。」
時は?
「自分が何を食べたいか?」
「じっくり感じるようになりました。」
おや、解けてるじゃないですか。
「けど、まだ自宅では、呪いをかけたままで。」
ちょっとずつですね。
急激な変化は、心身ともにきついですから。
「上の子がふたり、巣立ったのもあって。」
「徐々に自分を解放してるのかも。」
それがあっての、いまの会話かも。
「それで、呪いの解き方って?」
ああ、ありますよ。
自分でできる簡単な方法が。
冝保愛子に頼まなくても大丈夫。
それは・・・
笑う
ことです。
「笑う?」
笑うと、ゆるむでしょ?
カラダも、ココロも。
「たしかに。」
振動とは、陰陽揺れ動く「土」のエネルギー。
「土」の作用は、「ゆるむ」。
ゆるむは、ゆるす。
誓いを立てるとね。
それ以外は、ゆるせない。
カラダも、ココロも締まるんです。
逆に、ゆるんだ状態ではね。
誓いを立てることはできません。
ゆだねることしか、ムリ。
「〇〇してはいけない」
自分に立てた禁忌。
笑うことで、ゆるせます。
和田アキ子もびっくりの「笑ってゆるして」。
「笑うんですか?」
Rさんは、すでにゆるせてますよ。
子育てを始める際、「自分スイッチ」をOFFに。
当時の自分に。
何て声をかけてあげます?
「・・・うーん。」
うーん?
「あんたカッコイイね!」
「じゃないと4人も育てられんわ・・・ですね。」
ほら、にやけちゃうでしょ。
だから、まずは外食の時から。
始まってるんですよ、ゆるしが。
呪いをかけることでね。
よりどころにもなるんですけど。
いまのRさんには、もう不要。
これまで大活躍してくれましたけど。
晴れて、お役御免です。
「なるほど、納得です。」
いやー、ステキなエピソード。
ありがとうございます。
ほら、Yさんなんか。
口からエクトプラズムが出てますよ。
「あっ、いまの話、私もありまーす。」
おや、ともちゃん。
「私もかけてます、呪い。」
ほー、どんな?
続きは、明日です。
今日は、ここまで。
また、明日。
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