なぜ、わたしは、あの人が苦手なのか? | まなブログ

まなブログ

脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

人ではなく、特徴。

 

 

 

『ボーッと観る会』、昼の部。

今日のワークは、皮膚チェック。

 

照喜名先生のパクリ。

筋反射チェックと応用。

 

ポイントは、思考を介入させないこと。

瞑想と相性がいい。

 

 

ボー観しながらね。

右手の人差し指。

左手の甲側。

手首より少し肘寄りの皮膚に置く。

 

で、右手の人差し指。

左手の指先方向に向けて滑らせる。

 

フツーは、滑ります。

思考が働くとね。

緊張して、皮膚がきゅっと。

目の焦点を何かに合わせても滑ります。

 

 

けど、瞑想状態だと滑らない。

皮膚がゆるむからね。

融けてくっついたように。

しっとり密着。

 

ああ、皮膚のあそびの分だけは動くよ。

けど、あそびがとれたら、動かない。

 

 

で、何か問いを立ててね。

皮膚チェックをするの。

 

YESだと、密着。

NOだと、滑る。

 

無意識のカラダの声。

訊くためのひとつの手段。

 

 

 

では、始めますよ。

まず、メモしてください。

 

好きな人を3人。

苦手な人を3人。

 

はい、書きましたか?

 

じゃあ、まず、好きな人の1人目。

その人が目の前にいるとイメージ。

 

ああ、イメージだけじゃダメ。

身体感覚が変化するまで。

 

はい、そのうえで、皮膚チェック。

 

どうですか?

 

密着しますか?

滑りますか?

 

 

で、それを点数化。

 

ダダ滑りが、1点。

ガチ密着が、10点。

 

ご自分の感覚で。

 

 

はい、じゃあ、次は、好きな人の2人目。

 

あとは、これを繰り返す。

 

好きな人3人。

苦手な人3人。

計6人。

 

 

はい、やってみて、いかが?

 

 

Yさんは?

 

 

「好きな人なんですが。」

 

 

ですが?

 

 

「予想より点数が低い人がいました。」

 

 

ほー、何点でした?

 

 

「6点です。」

 

 

ビミョーですね。

 

 

「ええ、意外でした。」

 

 

ところで、好きな人に共通する特徴って?

 

 

「うーん、笑顔がステキな人ですね。」

 

 

ほー、笑顔ですか。

 

 

「6点の人が一番笑顔が印象的なんですが。」

 

 

なのに、好きな人グループでは、一番低いと。

 

 

「ええ、それが意外で。」

 

 

うーん、ムリしてるんじゃないですか?

 

 

「ムリですか?」

 

 

6点の人はね。

「人前ではいつも笑顔でいなければならない」みたいな。

 

不機嫌でいる自分を許せない。

だから、意識的に笑顔であろうと頑張ってる。

 

 

「ああ、それ、あるかもしれません。」

 

 

でしょ~。


「ねばならない」のエネルギー。

固くて、重いですから。

 

Yさんも観じちゃってるんですよ。

違和感として。

 

 

「なんか爆弾を抱えてそうなんです。」

 

 

あら、危ういですね。

榊莫山もびっくりの爆弾発言。

 

きっと濃縮された抑圧エネルギー。

感覚的にキャッチされてると。

 

 

「だとしたら、6点も納得です。」

 

 

ね~。

 

 

で、苦手な人に共通する特徴って?

 

 

「我が強い人ですね。」

 

 

なるほど。

うーん、「本心で語れるか」かも。

 

 

「えっ?」

 

 

Yさんが反応しちゃう特徴ですよ。

 

 

好きな人と苦手な人がいるように思いますけどね。

私たちは、「人」に反応しているのではありません。

その人から感じる「特徴」に反応してるだけです。

 

好きも、苦手も。

同じひとつの特徴の光と陰。

 

しかもね。

それ、Yさん自身の特徴です。

 

 

「笑顔」というのは、副産物。

 

見た目は、笑顔でも。

心底笑ってない笑顔には、違和感を示されたでしょ。

 

 

「たしかに。」

 

 

「笑顔」ではなく、「本心」。

 

Yさんが大切にされたい価値観は。

 

「本心」の光の側面が「笑顔」。

「本心」の陰の側面が「我が強い」。

 

同じひとつの特徴。

正反対から観てるだけ。

 

 

好きな人と苦手な人がいるわけではありません。

自分の特徴を光と陰で観てるだけ。

目の前の相手に投影してね。

 

 

「なるほど。めちゃ納得です。」

 

 

おもしろいよね~。

そういう観方もあるってことで。

 

 

Mさんは、いかが?

 

 

「内面的な話ができる人が好きですね。」

 

 

ほー。

で、苦手な人は?

 

 

「ガードが固い人です。」

 

 

本音を見せないってことですか?

 

 

「正論を言うんですよ。」

「こちらは、反論できなくなります。」

「そうすることで、自分の本音を言わないように。」

 

 

うーん、「内面」と「ガード」かあ。

「素でいられるか」ってことですかね。

 

 

「ああ、それ、以前からのテーマです。」

 

 

Mさん自身が「素」でいられるか?

また、誰もが「素」でいられる場がつくれるか?

 

Yさんのテーマ。

 

 

「やっぱり同じひとつの特徴でしたね。」

 

 

ええ、Mさんの大切にされたい価値観。

その光と陰に反応されてます。

 

 

「そこですよね~。」

 

 

そこですよね。

 

 

Aさんは、いかが?

 

 

「一緒にいると、前向きになれる人が好きです。」

 

 

「前向き」とは?

 

 

「よく優柔不断に悩むのですが。」

 

 

ですが?

 

 

「好きな人と話していると、考えがまとまるんです。」

 

 

なるほど。

 

では、苦手な人は?

 

 

「一方的に自分の話ばかり押しつけてくる人です。」

 

 

うーん、「つながる」かな。

 

 

「『つながる』ですか?」

 

 

コミュニケーションが成立するか。

相手と私との一体感。

つながる場がつくれるかどうか。

 

 

「意外です。」

 

 

意外ですか?

 

 

「だって私は、人と話すのが苦手だと。」

 

 

ホントに?

 

 

「人見知りで、自分からつながるのは苦手です。」

 

 

それ、苦手なんじゃなくてね。

影響が大きいからですよ。

 

 

「影響が大きい?」

 

 

うまくつながれない時のダメージが。

だから、最初から遮断するんですよ。

ムリっぽい人とは。

 

 

「あっ・・・だったら納得です。」

 

 

でしょ~。

 

遮断する人が多いからね。

「人付き合いが苦手」だと。

 

「土」気旺盛なAさん。

 

相手がどんな人であろうとね。

受け容れる寛容性を持たれてます。

 

 

「たしかに。」

「つながれたら、誰でもいいです。」

「そういう場が好きなんですね。」

 

 

気の交流を楽しまれてるんですよ。

あなたもわたし。

融けてひとつになる心地よさ。

 

 

「60年生きてきて。」

「初めての発見です。」

 

 

いくつになっても。

新たな自分を知るって、歓びですよね。

 

Aさんが、自分を許せるほどにね。

「遮断」する人が減っていきます。

 

出木杉くんから、ジャイアンまで。

「土」の土俵が大きくなります。

 

 

「なんか希望が持てます。」

 

 

ね~。

楽しみですよね。

 

 

私たちは、

 

 

「人」

 

 

ではなく、

 

 

「特徴」

 

 

に反応している。

 

 

自分自身が持っている同じ特徴。

大切にしたい価値観。

その光と陰に。

 

「どちらも」を受け容れられるとね。

反応しなくなります。

 

苦手な人が減ります。

 

その分、好きな人も。

 

相手ではなく。

ただ自分がご機嫌に。

 

 

さて、あなたが苦手な人は?

 

 

 

今日は、ここまで。

また、明日。

 

 

 

【 照喜名・谷田 オンライン陰陽五行コラボ講座 】

   ①2/9(金)10:00-12:00
 ②2/10(土)20:00-22:00
 ※①と②、2日間にわたるZOOMでの講座です。

 ※両日ともにリアルタイム受講、アーカイブ受講のいずれも可能。

 詳細は、こちら

 

【 オンライン瞑想『ボーッと観る会』 】

 ・昼の部 毎週水曜日11:00~12:00 無料体験はこちら

 ・夜の部 毎週金曜日22:00~23:00 無料体験はこちら

 

【 セッションのご依頼 】

 ・対面セッションは、こちら

 ・オンラインセッション弱いモノになる