なぜ、あの人は、相手を思いやれるのか? | まなブログ

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大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

生まれつき、優しいから?

 

 

 

昨日の記事にYさんのコメント。

 

 

> 谷田先生と店員さんのやり取りが、

> まるでわたしと主人のやり取りのようで笑えました。

 

> そうですね。

> 話が途切れる、沈黙はすごく怖いです。

 

> 話し続けることこそ、親切って思いこんでます、

> たしかに(笑)

 

> そして、内容は全く伴っていません。

> 質問がなんだったのか、会話のゴールはどこなのか、

> よく見失います。

 

> 優しい「金」気で要約頂けると幸いです。

 

 

なるほど。

まんまだったのね(笑)

 

Yさんもマジ「土」だと。

 

 

けどね。

実すれば、虚す。

 

Yさんにもね。

誰とも話したくない時がある。

 

人とつながることを重んじると同時にね。

自分でもびっくりするぐらい冷たい時も。

 

 

Yさんに訊けば、

きっと「それもありますね」と。

 

『クイズ100人にききました』も

びっくりの「あるあるあるある」。

 


人は、個性を持って生まれてくる。

体験を経るほどに、新たな自分を知る。

 

ああ、こんな自分もいたんだと。

トガッた個性がゆるんでいく。


太極図のとおり。

陰もあれば、陽もある。

 

個性とは、思い込み。

自分で認めた要素の集合体。

 

私たちは、すべてを備えている。

 

 

Yさんは、素直。

 

自分に「ある」ことを認められる。

これって、思いやりだなって。

 

 

思いやりってね。

相手の立場になることだと。

 

それ、言い換えると、

 

 

自分にも「ある」ことを思い出すこと。

 


とも言えるんじゃない?

 

 

自分に「ない」ものを持ってる相手。

思いやることなんて、できないよ。

 

自分にも「ある」からこそ、

 

(・・・きっとこの人は、いま哀しみをこらえてるだろうな。)

 

共感することができる。

 

「ない」ものを共に感じることはできない。

 

 

昨日の記事で、

五行それぞれの応対Q&Aを。

 

どうやって、書いたって?

4,000年前の本にも書いてないよね。

 

「木」は、「のびのび」しながら。

「火」は、「ぱあーっ」としながら。

「土」は、「どぅる~ん」としながら。

「金」は、「きゅっ」としながら。

「水」は、「ぎゅ~っ」としながら。

 

擬態語で身体感覚を再現してね。

その状態で、どんな心理になるだろう?

なりきって考えたの。

 

だから、学問的にどうかなんて知らない(笑)

いまの私の主観だよ。

 

「木」気旺盛な私。

けど、「火」「土」「金」「水」もある。

多い少ないは、あるけどね。

 

 

「思いやる」とは、

普段、自分には「ない」と思い込んでいる一面をね。

 

相手になりきることで、

自分にも「ある」ことを思い出すこと。

 

 

アタマだけでは実感できないからね。

カラダで感覚として再現。

私にとってのリアルとなる。

 

リアルこそ、真実。

 

リアルは、感覚が創る。

 

 

ああ、役者さんも同じだね。

普段の自分と全く違う人物を演じる。

 

けど、その人に「ない」ものは表現できない。

普段、表現しない「ある」ものを表現している。

 

そのたびに自分が広がる。

歓びでしかないよね。

 

だから、役者さんは、舞台から離れられない。

 

 

「思いやり」とは、チャンス。

 

 

「ほんとに、あなたのことがわからないわ。」

 

 

そう、ボヤきたくなるときこそ、

自分に「ない」一面が「ある」に変わる。

 

受け取る準備ができたからこそ、

いま、その人は、その振る舞いをあなたの前で。

 

これ、あなたにも「ある」んですよと。

 

 

さて、あなたには「ない」一面って?

 

 

 

今日は、これまで。

また、明日。

 

 

 

 

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