ありあまる才能。
週イチ非常勤の私立高校。
今日の授業のテーマは、「喜捨(きしゃ)」。
過去記事でも何度かご紹介。
自己PRをしようとしても、
何もPRすることがないという生徒がいる。
いろんなことが人並み以下にしか「できない」という。
だから、自信が持てない。
うん、気持ちはわかる。
そういうあなたにこそ、知ってほしい。
喜捨の観方を。
托鉢にまわるお坊さん。
一見、家々にお金やお米を与えてもらっているように見える。
しかし、あの修行の真の意味は、そこにはない。
お坊さんが与えているのだ。
家々に喜んで手放す機会を。
その喜捨の考え方を知るとね。
「できる」ことは、もちろん、
「できない」ことも、才能であることがわかる。
「できない」と、「できる」人に頼るしかない。
頼まれた「できる」人は、
楽しみながら、結果を出せる。
しかも、頼まれた人から感謝される。
天から与えられた才能を
発揮する機会を与えられる。
「できない」あなたが頼むことで、
初めて「できる」自分の才能を発揮できる。
あなたが与えている。
フツー、人に頼みゴトをするのは、気が引ける。
相手に負担をかけるとか。
借りをつくるとか。
けど、喜捨の観方を知り、
頼まれた相手がイキイキと才能を発揮するのを観ると、
頼むことが負担にならなくなる。
そのうち、頼み上手になる。
これは、誰に頼めばいいのか?
どのように頼めば、ご機嫌で動いてくれるのか?
相手がさらにイキイキ活躍できるコツがわかる。
「いくら頑張ってもダメなのよね~。」
それは、「できない」あなたがやる仕事ではありません。
「できる」人に頼むことにより、
「喜捨」の機会を与えるチャンス。
「できない」才能もある。
あなたは?