なぜ、あの人はそこまで怒るのか? | まなブログ

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大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

相手ではなく、自分の事情。

 

 

 

昨日の記事で「流れ」について書いた。

 

流れについて考えてると、

ふと「怒り」と結びつく。

 

 

実は、先週から腰を傷めていた。

枯れた植木を引っこ抜いた時、

ぎっくり腰のような衝撃。

 

痛みはあるものの、

日常動作はすべて行える。

 

すぐに治るだろうと、

高をくくっていた。

 

意外にも完治まで一週間以上かかった。

 

 

まみちゃんから、

 

 

「うーん、怒りのエネルギーが溜まってるんじゃない?」

 

 

なるほど、「怒り」かあ~。

ハッキリこれと思い当たらないが、

あるかもなあ。

 

目の前の事象への怒りではない。

あり方として、「のびやかさ」を

失っていることにイラついているのかも。

 

 

怒りのエネルギーが蓄積され、

物理的にカラダに症状を引き起こす。

「病は気から」だね。

 

 

ふと「流れ」が思い浮かぶ。

「怒り」と「流れ」をあわせて考えてみる。

 

「怒り」とは、鬱積したエネルギーを

発散させる感情表現。

 

 

・・・もしかして、流れを回復させるためか?

 

 

本来、スムーズに流れているエネルギーの循環。

不摂生や執着によって、流れが滞る。

無理やりせきとめて、ダムを造るようなもの。

 

いずれダムの水量が飽和に達し、

強制的に放水が始まる。

 

それが「怒り」ではないだろうか。

 

っぽいよね(笑)

 

「怒り」とは、滞った流れを回復させる起爆剤。

 

 

前提として、私は「淀んでいる」ということ。

それを「怒り」で流れを回復させるため、

何らかの怒るきっかけが必要。

 

あなたの身近にいる「俳優さん」。

名演技で引き出してくれます。

まんまとのせられて、本気で怒る。

 

おかげで、気の停滞が解消。

本気で怒ると、後がラク。

 

 

ところが、

 

 

「イイ大人が激しい感情を見せるもんじゃない。」

 

 

怒りをセーブすると、流れが回復しない。

スッキリしないのは、停滞したエネルギーの残余感。

 

 

怒るときは、本気で怒る。

目の前の怒りに集中する。

 

抑えない。

自らダイブ。

わざとやっている分には、

感情に飲まれない。

 

 

 

「怒り」という感情。

目の前の誰かが、私を怒らせたように思える。

 

しかし、気の世界で観ると、

原因は私が「淀んでいる」ことにある。

エネルギーの流れを停滞させた。

 

生命は、ダイナミックな流れの中にある。

「よどむ」とは、生命力の低下。

「流れない」のが、死。

 

生命があるかぎり、

流れを回復する働きが自ずと起こる。

それが怒り。

 

きっかけは、何でもいい。

政府のコロナ対策の不備でも、

目の前の誰かの心ないひと言でも。

 

 

(ああ、怒ってるな、私。)

(流れを回復させようとしてるんだな。)

 

 

頭の片隅でそう思うだけで、

感情に飲まれず、どこか楽しめる。

 

 

ガッツリ怒ろう。

 

 

 

今日は、ここまで。

また、明日。

 

 

 

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