即位礼正殿の儀で用いられた高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)が東京国立博物館で特別公開されています。
高御座と御帳台のみの観覧は無料です。
日中は混雑しているので、21時まで開館している土曜の夜を狙って行きました。
手前が高御座、奥が御帳台。
高御座
浜床(はまゆか)に当たる基壇は朱塗りの高欄と黒漆塗りの継壇、
その上に八角形の床板を2段重ね、8本の円柱が八角形の蓋(きぬがさ)を支えている天蓋のような造りです。
蓋とは屋根のこと。
蓋の頂上には大鳳が1羽、蓋の各角の蕨手(わらびて)には小鳳が8羽。
蕨手の下に吊るされている装飾は瓔珞(ようらく)といいます。
御帳台は高御座より小ぶりで装飾も控えめ。
角度を変えて。奥が高御座、手前が御帳台。
背面も観覧できます。
大鳳の後ろ姿。
瑞鳥の尾はカールしていて女性らしい印象。
装束姿を再現した人形と即位の令で捧持された威儀物(いぎもの)も展示されていました。
リーフレットが頂けます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200112/21/385desol/62/d3/j/o0810108014695068663.jpg?caw=800)
公開は1月19日(日)まで。