CHAUMET展 ジュエリーにも歴史がある | Arte, arquitectura y espacio-tiempo conectados a España.

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美術、建築、空間が好きです。それらに触れられる時間が愛しい。そして何故か、私の感性はスペインに繋がる。

丸の内・三菱1号館美術館で開催中のショーメ展に行って来ました。
豪華絢爛な宝飾品の数々は眺めるだけでも気分が高まります。
とても素晴らしく、女性の皆様には是非足を運んで頂きたいです。

会場に入るとナポレオン1世と皇妃ジョゼフィーヌの肖像画が迎えてくれます。
フランソワ・ジェラール『戴冠衣装の皇帝ナポレオン1世』1806年 油彩/カンヴァス パレ・フェッシュ美術館、アジャクシオ ©Palais Fesch, musée des Beaux-Arts

ショーメの創業者、マリ=エティエンヌ・ニトは、フランス皇帝に就いたナポレオン1世を飾る宝石のセットを担当しました。以来、ナポレオン夫妻御用達のジュエラーとなります。
さらに遡ると、ニトはマリー・アントワネットの宝石商でもありました。
…ニトって凄い、の一言です。

展覧会の見所はティアラです。
ティアラの起源は古代ギリシャで王権を表したヘアバンドのディアデマ。
ナポレオンの権威を表すツールとして皇妃ジョゼフィーヌがティアラを身に付けたことから、ショーメは数多くのティアラを創ってきました。
その後もティアラは、成功・財産を表すアクセサリーとなり、贈り物として人気があったそうです。

本展では200年以上前から現代までのティアラが並び、それはもう❗美しい✨✨
このエリアは撮影可能です。



 次のティアラですが、可愛らしくて気に入ったので、繰り返し観たり撮ったりしていたら、スマホを向ける度に輝きを変えるようになりました。不思議❗まるで撮られていることを喜んでいるみたい。





最後にもう一度。展覧会情報はこちらから。

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