「Musiculture vol.3」終演。 | 山本 清香 Official Blog

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〜予定や日々の感じていることを綴ります〜

JCAA「Musiculture vol.3」ライヴ、終演致しました。

当日のリハーサルの様子。

 

今回は作曲家にフューチャーした企画ライヴ。このようなことは珍しいことで、選曲や内容を考える時点でこれまでの自分自身を振り返るような作業になりました。
私は、

・今年4〜6月に放送されたドラマ「警視庁・捜査一課長」のサウンドトラックより [[自作曲]]

・大好きなジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの「Rachid」「Looking Up」をメドレーで [[好きな曲を選んで編曲]]

・そして[[4人の作曲家全員へのお題]]、「アメージンググレイス」のアレンジ

というラインナップでした。

 

まず、ミシェル・ペトルチアーニの「Rachid」「Looking Up」。

学生時代は大学でクラシックを学びながら、学外ではジャズサークルに入り、そこでJazzをきっかけにLatin、Funk、Soul、etc.沢山の音楽に出会いました。

その時に友人から教えてもらったのがミシェル・ペトルチアーニ。

オリジナル曲や彼の演奏が持つ瑞々しさ、美しさに一気に引き込まれ、当時組んでいたピアノトリオでも数曲演奏したことがあります。

「自分の好きな曲を編曲する」というお題、好きな曲は本当に沢山あるけれどどれにしよう…と考えた時に、これまでの自分の過程を表せる音楽だなと思い、さらに自らピアノ演奏+大好きな弦楽器(Vn.Vc.)と一緒に、というアレンジにしました。

 

自作曲の、「警視庁・捜査一課長」メドレー。

1.「警視庁・捜査一課長」テーマ
2. 事の真相
3. be killed
4. 件の回想
5. ホシを上げる!
6. 癒えない傷
7. 小春の笑顔

ドラマの持つ世界観を音楽でも楽しんで頂けたらと思い、メドレーにしました。

元はサウンドトラックとして作られた曲でしたが、ライヴという形で演奏できたことが嬉しかったです。3人という限られた編成で演奏してくださったミュージシャンの皆様に大変感謝しております。

 

最後に、4人の作曲家全員へのお題でもある「Amazing Grace」のアレンジ。
原曲が持つ美しさや、こんな私でも昨今の情勢を鑑みて願わずにはいられない平穏な世界をイメージして編曲してみました。

 

先輩作曲家方の作品も、蓋を開けてみたら編成も内容もバラエティに富んだものばかり。

それぞれの個性や方向性がしっかり感じられるものばかりでした。

ライヴ、お楽しみ頂けていましたら幸いです。

 

また、ミュージシャンの3人のお姉さま方も、楽譜にはどうしても書き表しきれない空気感やニュアンスを根気づよく掴み取ってくださり本当に感謝です。

今回は恐れ多くも参加した中で一番の若手ということで、準備〜リハーサル〜本番まで勉強になることばかりでした。若輩者が華麗な先輩方の胸を借りる気持ちでドスコイ!でした。笑

合間でお聞きした皆さんの数々のエピソードもためになる物ばかりでした。
 

当日のライヴの様子はなんと!こちらでご覧になれます↓

https://freshlive.tv/theglee-tv/130348
※海外からでも視聴が可能です。スマホの際は「Flesh」というアプリが必要とのことです。

自分自身の反省点が無いわけではないのですが、これも一つの記録ということで、、

 

これからもよりよい音楽を沢山お届けできるよう、精進していきます。

そういえば、私自身がライヴハウスで演奏するのも久しぶりだったので、久しぶりにお会いできた方々もいらっしゃいました!本当にいつもありがとうございます。

またいつかライヴハウスで演奏・公演の際には是非いらして頂けましたら幸いです。

 

どうもありがとうございました!

P.S.

2次会で弦楽器のお姉さま方が注文していた、どすこい黄金ハイボール(名前が若干違うかもしれません^^;)