うつびより18(断薬、再発) | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。


孤独になった私は、元職場に病気を理由に訪れていた。


そこしか、私の交友関係は無かったのだ。


無理して明るく笑顔で訪れた私。


そこで、おじいちゃん友達に声をかけられるのだった。


ご飯を食べに行く約束をして、おじいちゃん友達とは、徐々に仲良くなるのであった。


又別のSNSで知り合った異性とお付き合いすることになった。


そこからは、順調だった。


同時に、整理収納アドバイザーの資格の勉強も出来るようになり、資格を取った。


割と直ぐ、寛解に向けて動き出したのである。


そして、断薬に踏み切った。


今回は、抗うつ剤を一錠づつ減らして行くことにした。


それでも、何も口に出来ず、離脱症状が出た。
前回ほどではないが、やはり死にたくなる程辛く、遺書を書く程だった。


今回は、一錠づつ止めたで、最後の一錠を止める時に苦しんだが、一ヶ月後に離脱症状は治まったように思う。


断薬してから、彼の家に泊まりに行った。


薬も抜けて、スッキリして幸せな気分だったのだが、睡眠薬は飲んでいたので、夜、彼が寝た後、睡眠薬を飲もうと水を取りに向かった時、彼の携帯電話に灯りが灯っており、電源が付けっ放しで寝ていたので、携帯電話を消そうと、ソッと電話を取り、電源をオフにしようとした時、LINE通知が入った。


夜中の11時30分である。

不審に思った私は、LINEを開いたところ

「休みはどうだった?」

「◯◯には行けた?」

と言う文字が目に飛び込んで来た。


女だと一瞬で分かった。


手が震えた。


それでも、私は「どちら様ですか?」と送った。

「どうしたの?」

「何言ってるの?」

「彼は、もう寝ていますけど」

ガチャン

電話が切れた。


翌朝、彼と喧嘩になった。


「盗み聞きして!!」とまで言われた。


私は、半狂乱になって問い詰めた。


後々に分かったことは、彼女は既婚者で長年付き合っていた女性だと知った。


彼の部屋にある家具や食器は、全て彼女のものだった。


そう、二股をかけられていたのである。


しかも、既婚者彼女の方が優先だったことも後に知る。


彼の部屋から彼女の写真も出て来た。
お泊まりも彼女優先だった。


もっと驚いたことは、彼女は67歳のおばあさんだった。
私は、50前半である。確かに67にしては若いとは思ったがショックだった。


月に最低2回は、お泊まりがあったことを知り、更にショックだった。67歳でも性欲があるのだ、と知った。


私は、浮気をされて離婚した身なので、女性が浮気を長年しながら家庭を裏切る行為が許せなかった。


彼女のfacebookには、自分の自慢話しか載せていないし、派手な生活が手にとって分かった。いいね👍の数が3つとかなのに、連日、お出かけやネイルや顔写真を載せていた。


彼が一目惚れをしたそうだが、長年付き合っていて、彼女のから一銭も出してもらったことがないんだそう


金遣いが荒いのは、一目で分かった。
ファッション好きの私は、ブティックで買っているお高い服は見抜けるのだ。当然彼女は着飾っていた。
顔も途中から変わっているので、美容整形しているのであろう


とにかく、彼は彼女となかなか離れようとしなかった。
私は、又自殺未遂を起こしてしまうのだった。


それでも、彼は彼女の電話番号をアドレスに収めていた。
許せなかった。
彼とは結婚の話も出ていただけに、既婚者と離れようとしないことに腹が立った。


ひょっとして、彼女は良い人で、旦那から暴力を受けている人なのかも知れない…と思ったこともあり、私は自分が悪いと自分で自分の髪の毛をザクザクハサミで短くボロボロに切ってしまい、一時期カツラを被っていた。


時には、リスカして自分を痛めつけた。


そんな事をしていた私は、せっかく断薬していたのに、直ぐ鬱にぶり返す事になった。


毎日、泣き喚いていた。
離れてくれない彼に、相手は既婚者だよ!!と何度も言った。


最終的には、彼を連れて、67歳既婚者の彼女の家に訪問したのだ。
LINEのやり取りを印刷して、持って言った。
彼女は、堂々とした態度で出て来て、私に「◯◯さん女3人いましたよ〜!!知ってました〜?」と私に玄関で言って来た。

呆れてモノが言えない…。


家に入って、細い大人しい優しそうな旦那様がいて、4人ソファに座り、話を切り出した私だった。

彼は、床に土下座して、「申し訳ありませんでした」と謝っていた。


旦那様は、驚いた顔をし、顔が強張っていた。


67の女は、背筋を伸ばして、堂々としていて言い訳をしていた。


みっともない…。


これが、私より上の大人がやることか…。


最後の最後まで、強気だった67の既婚者彼女は、私が靴をまだ履いているにも関わらず、玄関の電気をわざと消したりした。


旦那の前では、良い妻を演じ、ご苦労様、と思ったのであった。


それからのうつ病が大変だったのである。
歩くことも出来なくなり
歯磨きも出来なくなったのであった。


続く