脳腫瘍 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。


今、シャワーを浴びて暑いドライヤーで髪の毛を乾かしながら、耳の後ろの頭の部分を無意識に触っていた…。

自然と、死と言うものがいきなり近づく瞬間が、最近増えて来たように感じる。


それは、死にたい、ではなく、死になさい、と命令されているものに変わっていた。

それも、日にちが決まっている訳ではなく、ある日突然かも知れない。

見たくないのに、You Tubeで脳腫瘍で倒れた人、その後亡くなる運命の人の動画を見てしまった。

手術で、身体の麻痺が残り、動けない状態になっていた。とても素敵な家族だった。

私は、脳腫瘍が発覚した日に、長男と次男に遺書をメモに書いた。

それは、死が悲観的なものではなく、死を受け入れたからだ。

死にたくない。

今は、素直にそう思えるのだが、自分にとっては後悔はない死だな、と思える。


ただ、次男のことを考えると死ねないのである。

次男は、頼れる友達も居ない。本音を出せる家族は、私しか居ないのである。

一人で、出来ることが少ない。出来ないと思ったら逃げると言うか壁にぶち当たって、止まってしまう。一人で。


せめて、しっかりしたお嫁さんと結婚してから、死にたいが、死ぬタイミングは自死以外決められないのだ。

脳腫瘍の他にも肝臓や腎臓が悪い…。


この年齢になると、なんで亡くなるのか分からないので、検査は必要なのだが…。


死が目前に来て、葬式はどうするのか、とか、意外と冷静に自分を見つめている私がここにいる。

沢山愛し、愛されたお陰なのだろう・・・・。

明日は、元職場の人達とランチ。

大切な時間を味わって置こう