大切なのは寛解後の生活~体重減少 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

最近の関東地方は雨模様だったと思えば、晴れて暑かったり、気温の変化、気圧の変化が著しいですね。



私は、一昨年まで高知県に住んでいたので、薄手のアウターを買っても、ほぼ着用する事なく、春は、あっという間に過ぎてしまいましたので、関東に来てから驚きました。



春ってあるんですね。
去年は、仕事をしてましたし、幸せな忙しい日々を送っていましたので、気がつきませんでした。



寛解した時は、心身共に、澄み渡る快晴のような気分でした。スッキリしていました。
それが、普通なんでしょうけど、気分の変調がなく、心は輝いて笑顔を振り撒いていました。



ただ、一つ、うつ病になる前は、ひたすら動けていましたが、寛解後ある程度動くと、疲れてしまうので、疲れる頻度は早くなりました。




年齢のせいかも知れないですが、1日動くと、グッタリ疲れたり、ストレスがかかる事を続けると、だるさが来ていました。



しかし、薬無しでも気分は上々なので、希望しかないポジティブな焦点に目が行きがちす。

意欲も普通にあるので、やり過ぎ、動き過ぎに注意を払い、自分でコントロールするのを怠っては行けません。




私は、抗うつ剤が身体から抜ける1ヶ月間で、体重が一気に落ちました。




今まで、抗うつ剤を飲んでいる最中は過食等もたまにあり、151㎝で、51㎏~53㎏までありました。
食欲増進剤が薬に入っていた事を実感しました。
抗うつ剤が抜けると、一気に体重が43㎏~41㎏まで、落ちました。(1ヶ月で凄いスピードです。)




昔から痩せ体質だった事もあり、お肉より野菜、魚が好きで、お肉を食べたいと思わなくなり、全体的に食欲も減り(通常通り)、元に戻っただけだと知りました。




52歳と言う加齢もあり、一気に体重が落ちると、顔が痩せこけたように見られ、周りの友達に随分心配されましたし、驚きを隠せない顔をしていました。



まるで、元の体重に戻った方が、病気じゃないか、大丈夫?と心配されました。筋力も一気に落ちましたが、お腹がペタンコに引っ込み、嬉しかったですけどね。



ただ、周りのあまりにも心配する声を聞かされていたので、顔は確かに老け込んだように思えたり。

私も次第に心配になり、関東に行く前にしっかりした大きな病院で検査を受けて行こうと思い、医大で検査をしました。




結果、医師は、良性のポリープ以外、健康優良な身体だと絶賛され、「こんなに栄養状態が良い人は見たことがない!それに50歳で生理も月々来てるのは大変良い」とまで言われました。




薬は、漢方薬と、シールに針がついてるものを、凝っている肩に張ったりして、漢方専門の医師が直接、診察室に来て、説明を受けました。




凄く安堵した思いで、病院を後にしました。



漢方薬は、正直苦手で即効性もないので、飲まなかったのですが、今は少し後悔していますね。あの頃、漢方薬を続けて飲んでたら?と、うつ病発病の時に思った記憶が蘇りました。(現在うつ病が再発しましたが軽症です。)




寛解後は、是非、うつ病になった経験を踏まえて、仕事内容や、自分が如何に楽に生きられるか、如何に自分の人生を生きられるか、今一度考えて頂きたいと切に思います。




私は、気分上々だったのを、良いことに、今まで何も出来なかった13年間があったので、沢山挑戦したぁーい!と子どもみたいに思い、はしゃぎ過ぎて、あれこれ手を出して、一心不乱にやってしまいました。(うつ病の辛い症状を忘れているからです。)




息子が側にいましたし、安心感から、遊ぶ友達も沢山いましたので、思い切り遊び、「再発」と言う言葉は、全く頭にありませんでした。と言うより再発しやすいことを知りませんでした。




寛解後、直ぐ、関東のある職場の経営者が、高知まで来て話し合うまで話が進み、流れるように4日間の研修、関東移住に至ったのです。



そこから、引っ越し後、更にストレスが大きくかかるような出来事の連続でした。(少し予期不安はありました。)




子育ても終わり、二人の息子達も成人、就職したので、チャンスだと思いました。周りの大反対を押し退け、右も左も分からない知らない土地に51歳で移住しました。




関東に来たことは、全く後悔していません。しかし、うつ病前の健常者だった時と同じ行動をしがちなのを、もっと重視するべきでした。(周りの健常者の言動や、仕事に振り回されました。)




うつ病再発こそしましたが、やっと自分の自由な人生を歩める事の方が大きく、死ぬまでに必ず関東に住みたい、と言う願望が叶ったのです。それに関しては本当に良かったと思います。




周りに迷惑はかけましたが、まだまだ、私のやりたい事、見たい事があるので、諦めていません。





ただ、絶対に暴走するのは辞めましょう!!




仕事も、皆さんの目を気にすることなく、まずは自分を軸に自分を一番に優先して下さい。




※嫌なものは断る。
※上手く切り抜ける。
※家では、仕事の事を忘れる。
※仕事は徐々に焦らず、出来る範囲内でやっていく。
※人の意見に振り回されない。
※自分の力のキャパを超えないようにする。
※疲れが取れないと思ったら、直ぐに就労時間短縮や、日数を減らすように経営者に相談する。
※休みの日、又は仕事が終わったら、無になる。
※仕事の手抜き。(楽しむくらいが良い)




これらを、念頭に置いて下さいね。




寛解すると、以前のうつ病の辛さや感覚が消え、何でもしたい!と言う衝動に駈られますが、その気持ちを抑え、「一つだけに絞る」ことが大切です。
私は、調子に乗りすぎてしまいました。




再発しやすい、と医師が言ってくれていたら、もう少し気をつけていたかも知れません。
今の○○さんなら大丈夫かな、と言う医師と、笑顔で満ち溢れた明るい最後の精神科受診だったので、敢えて言います。




私のように、あれもこれもと手を出さず、ON.OFFをしっかり意識して行動してくださいね。




それでは、今日は気圧の変化で体調が少し狂いそうなので、目を瞑り、脳を休め、ボーッとします。




皆さんも肩の力を抜いて下さいね。




寛解後に、医大で検査した時に処方された漢方薬です。↓↓効能はすみません、忘れました。肩懲りが酷く筋力が落ちていました。




最近の私↓↓服が好きで個性的な52歳。



うつ病に運動が良いと言われていますが、私は1年間ヨガを数回したくらいで、後は家でストレッチくらいで、ほとんどやれませんでした。(車生活)

運動は、やった方が良いと言うのは、寛解後に響く事を知りました。
カーブスと言う軽いジムに行った時の体力年齢は73歳。体内年齢は43歳でした。


筋力低下は、寛解後、大変実感しました。今まで、運動、散歩、等、毎日出来る訳がないと否定してきましたが、うつ病が軽くなったら、少しは筋肉をつけていた方が、寛解後に楽です。動いた後のだるさも軽く済むと思います。




気圧、気温の変化で、体調を崩しやすいので、私も緩くし過ごしたいと思います。


いつも誰かの何かのヒントに繋がりますように。