私が「一澤信三郎帆布」の前身である「一澤帆布」でかばん(バッグ)を手に入れたのは1970年代のことだった。編集者に成りたてのころ京都出張で写真家に連れられて知恩院近くの店へ伺った。以後京都出張の度に店へ伺いバッグを買い集めた。
特別に織られた帆布は丈夫そのものだが、長年使用していると傷むところが出てくるが修繕もしてもらえる。作った製品は一生面倒見ますということだ。
京都の店でしか買えないという価値観もあるが、これはていねいなものづくりの製品を直接お客に販売して使い手の顔を見たいからだそう。そしてさまざまな要望や意見をかばんつくりに活かしていく創業以来の”京都で作り京都で売る”というモットーからだ。
京都でしか買えないが時代の要請でネットでも買えるようになったのはうれしい。
その「一澤信三郎帆布」のカタログと「一澤だより 第二号」が送られてきた、うれしい。
全商品が掲載されたカタログは見ているだけでも楽しい。
「一澤だより」は「一澤信三郎帆布」で働く人たちの思いが分かって興味津々な小冊子。
ネットで買うにはカタログを手に入れないといけない。
www.ichizawa.co.jp
「一澤信三郎帆布」の基本的な姿勢が分かるページ。
ブランドは3種あり、その区別が。
修繕についてのページ。
カタログは全部で82ページもある!