こんにちは、藤岡みなみです。
昨日はNACK5をお聴きくださった皆様、ありがとうございました。ラジオで生演奏をするのは初めてで新鮮でしたが、だれかの耳にダイレクトに届けてる感じが歌ってて気持ち良かったです。深夜だし声がでなかったらどうしよう、ということで入り時間前の22時くらいに「天下一品」で「こってりの並」を食べてから行きました。というのも、なんだかいつかどこかでメイジェイさんが「とんこつスープはのどに良い。私のステージドリンクはとんこつスープ」と言っていたのが頭にこびりついて離れなかったからです。結果、天一こってりは今日も美味しかった。結果、のどのなめらかさそっちのけで胃もたれした。彼女もとんこつスープとは言ったけれども天下一品とは言ってなかったな、と思った。


さてさてタイトルの件なんです。(上の画像は美容室で髪を切るためにピンでよけたら偶然ネコ耳みたいになったときのもの)
知人から「みなみちゃんネットでバズってるよ」と聞きました。この日記がいろんなサイトで記事として取り上げられたみたいです。

2015/03/20「1300円カットに通う理由

サイトによってはトップで紹介されていたりして、私が気付かないうちに少しだけ話題になっていたらしい。
いまこちらのブログをお読みの方のなかには、まさにこの記事で私を知ってくださった方もいるのかもしれません。はじめまして。こんな出会いもあるのですね。

話題になるのは嬉しくて、それで知ってくださる人もいるかもしれないし、ありがとうございますとしか言いようがないのですが、あれ、ちょっと待てよ、とよく考えているうちになんだか...思うことがありまして...


美容師さんに申し訳ない........


さっきの日記の中でわたしは「カリスマ美容師に切ってもらうのはハードルが高い!5000円の一般的な美容室ですら予約するのがめんどくさい!わたしは1300円カットで充分!」みたいな、まあすごく端的に言えばそんな感じのことを言っているのですけれども。こんなふうにまとめるとちょっと過激ですが、日記を読んでいただけるとわかるようにまあ半分冗談というか、自分の中では「女子なのに1300円カットですいやせん、テヘ」みたいなノリでおもしろおかしく書いたつもりなんです。

でもなんか、拡散されていくうち、細かいディティールはぬけ落ちてゆくもので、それ自体はおりこみ済みなんですが、なんか、なんかね。というか別に私自体はこの話題でとくにそんなに批判とかもされてないんです。この言い訳と謝罪の相手はただただ美容室関係者の方に向けて...。これまで1300円カット以外の普通の美容室にもさんざんお世話になってきたし、顔見知りの美容師さんもいるし、普段お世話になっているヘアメイクさんも、テレビのお仕事以外に美容室でのお仕事をされていたりもするし。あの人たちがこのバズった私の記事を見て、すこしでも悲しい気持ちになっていなければいいな、と思って...。

1300円カットに通うようになったいきさつを話すと、じつは、普通の美容室がイヤになったから、ではないのです。近所の5000円くらいの美容室に何年か通っていて、担当の女性が別のお店に移動になられて、そしたらこんど店長が切ってくれることになって、しばらくずっと店長が担当してくれていたのです。そのお店のシャンプーも出してくれるお茶もサービスのマッサージも大好きでした。店長は北海道出身だったので北海道マニアの私は店長とのトークもとても楽しみにしていました。それからまた1年か2年?そしたら今度はその店長が独立するってなって。しかも場所が神楽坂だか乃木坂だか赤坂。このときの私には道はふたつ。この店に通い続けるか、店長の店に通い始めるか。めっちゃ迷いました。うーん。店長の店、あんまり行かないエリアだし、でもお店に通うとなんだか店長じゃなくてお店を選んだみたいになるし...。

そして結局、そのころ出来た1300円カットの店にふらっと行ってみました。1300円カットと言っても、みなさんが想像しているような、おじさん多めのスピード床屋みたいな感じとは全然違います。ふつうのかわいい、小さな美容室。美容師さんは全員若くておしゃれな女性。ふらっと入ってみたここが、私は結構気に入ったんですね。1300円も理由の一つだけど、ここがもっと高くても通いたいな、って感じ。で、毎月通うようになって、その時点で私は普通の美容室に通ってる感覚とあんまり変わらないんですけど、たまにふと「1300円て!安すぎだろ!1300円カットに通ってる私て!」みたいなおもしろい気分になることがある、こないだの日記はその気分の一部です。いきさつはこんなのです。

人が提供してくれるサービスに対して、これでもかってほど安い値段を求めるのも失礼な話だなと思います。対価をちゃんと支払いたい、という気持ちもあるけど、こないだの日記はなんか「5000円以上払う人、無駄だよ!」みたいな雰囲気がちょっと入っちゃってるかなぁと思ってそこも反省しました。

でも、書かなきゃよかったーとは思ってません。おもしろいよって言ってくれた人もたくさんいたし、多分わたしが気にし過ぎているだけで私の顔見知りの美容師さんはきっと笑って流してくれると思うし、そもそもあれもこれも読んでねえよ、て話だと思いますが。インターネットって、誰も傷つかないように文章を書くのが本当に難しい。全方位的に気を配ると、究極的には「世界を平和に」くらいしか書けなくなる。で、がんじがらめになってた時期もあるけど、いまは、あのくらいなら大丈夫かな、という余裕を持って楽しく書けているので、これからもあのくらいのフランクさでいきたいとは思っています。


...なが!すみません!
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。


話は変わって、JICAの広報誌『mundi』3月号で記事を書かせていただいています。ネットからでもpdfで読めますのでぜひ。
国際協力に興味を持つ若い世代にメッセージを、ということでしたのでそんな感じの文章になっています。「ぶっちゃけ世界なんて救えないでしょ」と感じている人に共感してもらえる記事かなと思います。

Voice 藤岡 みなみ タレント(PDF/1.40MB)


昨日のラジオで生演奏した曲でもある『世界の名前』という曲のMV、こちらの記事と合わせてご覧頂くときっとめっちゃいい...と思うのでこれもご紹介させてください。









明日はまたまた藤岡みなみ&ザ・モローンズでCDショップにご挨拶まわりをさせていただきます!

タワーレコード錦糸町店、柏店、船橋店、千葉店、ららぽーと店、新星堂錦糸町店

上記6店舗を回る予定です。その場でメンバーでサインなどできますのでよかったら会いに来てくださいませ。

詳しい時間はわかりしだいモローンズの公式Twitter、または今日から始まったモローンズ公式LINEアット(LINEで@373moronesを検索)でお伝えします。(アカウント名はアットを含みます。)(藤岡みなみは@fujiokaminamiです。)


ここまでお付き合いいただきありがとうございました!