ご訪問ありがとうございます。
2022年に旧帝大文系学部に合格した子どもの受験を振り返っています。
高校受験では第一志望校に不合格。中堅私立高校に入学しました。
合格大学は旧帝大のほか
早稲田大学 東京理科大学 同志社大学など。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
こんばんは。今回は昨日に引き続き現代文の話題です。
ぷーさんは英語以外ほぼ苦手科目のような状態でしたが、現代文は特に弱かったです。それでも高1のときは数学と英語を優先し特に対策しないままでした。
引き続き数学と英語に多くの時間を割いていましたが、高2の夏休みと冬休みに現代文の強化を試みました。
塾では現代文を含む国語の講習を受けた他、評価の高い教材を2冊購入して取り組みました。
実際に使用したのはこちらの2冊です。
どちらも現代文が苦手なぷーさんでも無理なく進めることができました。選択肢の問題については「何となく選ぶ」のではなくなぜその答えが導き出されたのかを意識すること、文章を正しく読む道標となっているのは「助詞・接続詞・指示語」「のだ・のである」、といった基本的なルールがわかりやすく示されていて非常によかったです。収録されている問題の正答率も徐々に良くなっていきました。
模試の現代文の成績がどのように推移したか、高2の成績表を振り返ってみたいと思います。
第1回全統高2模試 (テコ入れ前)
現代文 偏差値56.9 評価B ぷーさんにしてはまずまず?
第2回全統高2模試 (テコ入れ中 夏休みの終わり頃ですね)
現代文 偏差値53.4 評価C Cに戻ってしまいました
第3回全統高2模試
現代文 偏差値51.8 評価C さらに下がっておりますが?
残念ながら、塾の講習と良質の教材2冊に取り組んだことで模試の成績が上向くことはありませんでした。というよりなぜか右肩下がりになっています。
模試の成績が上がらなかった原因ですが…
出口先生の本では5題、田村先生の本は7題の問題演習がついていますが、問題文は全体的に短めで最も長いもので4000字程度でした。
全統模試や、共通テストの問題文はもっと分量があります。
(ちなみに、2022年の共通テストは評論6430字、小説7130字で、それぞれ20分程度で解く必要があります。)
ぷーさんは読むスピードがないために時間が足りなくなったり焦って結局正しい読み方ができていなかったり。
教材の内容は理解できてもそれを実践できていない状態だったのです。もっと演習を積んで読む力を上げていく必要があったと思うのですが、時間がありませんでした。
でも、この2冊に取り組んだことで、基本的なルールを整理できたことは良かったと思います。模試で時間内に解いて正解することができなくても、以前のように解説を読んでも今一つしっくりこないということがなくなりました。結果には結びつかなくても理解は進んだという感触はあったようです。
もし、もともと文章を読むのが好きで把握力はあるが、選択問題が苦手で間違えてしまうというタイプの方がこの2冊に取り組んだら、劇的に改善するのではないかと思いました。
受験は情報収集が大切です 私もこちらのブログに助けられました。↓ぜひご覧になってください↓