タイ国際航空(THAI/TG)は2026年9月14日、中部国際空港(セントレア)を深夜に出発する名古屋-バンコク線のTG647便、通称「TGでら夜便」を2027年1月19日から再開すると発表しました。2025年3月以来、約1年9カ月ぶりの運航再開となります。
週5便で運航、中部-バンコク線は週12便に
再開するTG647便は、セントレアを午前0時30分に出発し、バンコクへ向かう深夜便です。運航日は火・水・木・金・土曜日の週5便を予定しています。
バンコクからセントレアへ向かうTG646便は、2027年1月18日から運航を開始します。
現在運航しているセントレア午前発のTG645便と、バンコク発TG644便のデイリー運航と合わせ、中部-バンコク線は週12便体制となります。
「TGでら夜便」は、中部国際空港初の深夜発便として運航されてきた便で、深夜に名古屋を出発し、翌朝早い時間帯にバンコクへ到着できるのが特徴です。
仕事後に出発、バンコク到着後は朝から行動可能
深夜便を利用することで、仕事などを終えた後に空港へ向かい、そのままバンコクへ移動することができます。バンコクには早朝に到着するため、到着日から観光やショッピングなどに時間を使いやすくなります。
また、機内で一夜を過ごすスケジュールとなるため、現地での宿泊日数を抑えられる点も特徴です。
使用機材はボーイング787-8を予定しています。
バンコク経由でインドや東南アジアへの乗り継ぎも
タイ国際航空によると、深夜便の再開により、バンコクを経由してジャカルタやデリー、バンガロールなどへ同日中に乗り継ぐことが可能になります。
また、ベトナム中部のダナンなどへの乗り継ぎ利便性も向上するとしています。
今回発表されたスケジュールは2027年3月27日までの冬期スケジュールで、関係当局の認可が条件となります。運航スケジュールや使用機材は変更される場合があります。
(タイランドニュース 2026年9月14日)
タイで、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者がこれまでに53人確認され、このうち5人が死亡していると、チュラロンコン大学医学部臨床ウイルス学専門センターのヨン・プーワラワン博士が2026年9月12日に明らかにしました。中国ではSFTSとよく似た症状を引き起こす新たなウイルスも報告されており、同センターではタイ国内に存在するかを調べるため、検査法の開発を進める方針です。
〇タイで53人確認、5人死亡
SFTS(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)は、高熱や血小板減少、白血球減少などを引き起こすウイルス感染症です。症状はデング熱と似ており、重症化すると臓器不全を起こし、死亡することもあります。
ヨン博士によると、タイではこれまでに53人の患者が確認され、このうち48人が生存、5人が死亡しています。致死率は9.43%です。
同センターが示した分布図では、コンケン県が38例と最も多く、バンコク4例のほか、スパンブリー、ナコンパトム、ノンタブリー、ナコンラチャシマ、サケーオ、チャチューンサオなどでも患者が確認されています。
死亡例は、ペッチャブーン県2人、カンチャナブリー県1人、サムットサコン県1人、ソンクラー県1人とされています。
なお、この分布図には「Manuscript under review」と記されており、現時点ではヨン博士らの研究チームによる集計資料として示されたものです。
〇タイでは犬につくマダニに注意
ヨン博士は、タイでは犬に寄生するクリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)が重要な媒介者とみられるとしています。
感染はマダニにかまれることで起こるほか、犬から取ったマダニを素手で潰すことで、その体液に触れる可能性もあるとして注意を呼びかけています。
特にタイでは犬を室内で飼い、一緒に寝る家庭もあるため、犬についたマダニを日頃から確認し、予防薬を適切に使用することが重要だとしています。
〇中国でSFTSに似た新ウイルス
一方、中国では最近、SFTSとよく似た高熱や血小板減少を引き起こす新たなウイルスが報告されました。
このウイルスはNairoviridae科Orthonairovirus属に属するとされ、従来知られているSFTSの原因ウイルスとは別のウイルスです。
SFTSと臨床診断された患者のうち、30%以上で従来の原因ウイルスが検出されないケースがあることから、別の病原体が同様の症状を引き起こしている可能性が指摘されています。
〇タイでも検査体制を整備へ
ヨン博士の研究チームでも、タイ国内で高熱や血小板減少があるにもかかわらず、デング熱や従来のSFTSウイルスが検出されない患者を確認しているとしています。
ただし、今回中国で報告された新ウイルスが、タイですでに確認されたわけではありません。
同センターでは今後、新ウイルスを検出するための診断法を開発し、これまで保存してきた患者の検体などを改めて調査する方針です。
タイ国内に同じウイルスが存在するのか、存在する場合はどの程度広がっているのかを早急に確認したいとしています。
※出典
Yong Poovorawan「โรคไข้สูงรุนแรง เกร็ดเลือดต่ำ หรือไข้เห็บสุนัข พบได้ในประเทศไทย ในจีนพบไวรัสอุบัติใหม่เพิ่มอีก ที่ทำให้เกิดโรคอาการเดียวกัน」
(タイランドニュース 2026年9月13日)
バンコク中心部とスワンナプーム空港を結ぶエアポートレールリンク(Airport Rail Link)について、運行を担うCPグループ系のAsia Era One(エイジア・エラ・ワン)は、現在の運行契約が2026年9月30日に終了した後も、10月1日から2027年1月31日までの4カ月間、運行を継続する案をタイ国鉄(SRT)に提示しました。ただし4つの条件を付けており、SRTとの協議が続いています。
10月1日から4カ月間の暫定運行を提案
Asia Era Oneは9月8日付の書面で、9月30日に現在の運行に関する覚書(MOU)が終了した後も、4カ月間にわたりエアポートレールリンクの運行を続ける案を提示しました。
タイ運輸省とSRTは、契約切り替えに伴って列車が運休する事態を避けるため、Asia Era Oneと協議を進めています。
今回の暫定運行についてAsia Era Oneは、ドンムアン空港、スワンナプーム空港、ウタパオ空港を結ぶ「3空港高速鉄道」事業の共同投資契約とは切り離した、新たな契約として扱うことを求めています。
Asia Era Oneが4条件を提示
Asia Era Oneが提示した条件は4項目です。
1つ目は、3空港高速鉄道事業や既存の契約を巡る紛争に関連して、SRTが訴訟や裁判上の手続きなどを行った場合、Asia Era One側が30日前までに通知した上で暫定運行を終了できる権利を設けることです。
2つ目は、エアポートレールリンクの運行保証として10億6,700万バーツを差し入れること。
3つ目は、運行状況を評価するKPI(重要業績評価指標)を設定すること。
4つ目は、暫定運行終了後に車両を国側へ返還する際、実際の車両状態を基準に詳細な点検を行うことです。
SRTのアナン・ポーニムデーン総裁によると、SRTが現時点で受け入れているのは10億6,700万バーツの運行保証に関する条件のみで、残る3条件についてはさらに協議が必要としています。
9月中の合意を目指す
SRT側は、エアポートレールリンクの暫定運行と3空港高速鉄道事業を巡る契約問題は、それぞれ別の契約として扱うべきとの立場です。
残る条件については、契約管理委員会や事業監督委員会などで検討した上でAsia Era Oneと協議し、9月中の決着を目指します。
現在の運行に関するMOUは9月30日で終了するため、10月1日以降も利用者への影響なくエアポートレールリンクの運行を続けられるかが焦点となります。
※出典:The Nation「CP firm proposes 4 terms for four-month Airport Rail Link deal after September 30」
※出典:ฐานเศรษฐกิจ(Thansettakij)
※出典:มติชน(Matichon)
(タイランドニュース 2026年9月12日)
バンコクのカオサン通り周辺で、ムエタイ観戦後に飲酒していた外国人男性が、面識のないタイ人男性に突然絡み、顔に唾を吐きかけるトラブルがありました。2026年9月10日付でタイラットなど各報道が伝えています。
報道によると、外国人男性はラチャダムヌン・スタジアムでムエタイを観戦した後、カオサン通り周辺で酒を飲み、酔った状態になっていました。
その後、外国人男性は面識のないタイ人男性に近づいて絡み始めました。2人にはそれまで面識がなく、トラブルになったこともなかったとされています。
タイ人男性が「どうしたのか」と事情を尋ねようとしたところ、外国人男性はタイ人男性の顔に唾を吐きかけました。
タイラットはこの時の様子を映した映像とともに事件を紹介しています。外国人男性の国籍や、その後に警察が介入したかどうかなどについては、報道では明らかにされていません。
※出典 タイラット-ถ่มน้ำลายใส่หน้า! ฝรั่งเมาซ่าดูมวยจบ หาเรื่องคนไทยกลางข้าวสาร
(タイランドニュース 2026年9月11日)
タイ南部プーケット県パトン地区で2026年9月9日午前10時30分、パトン警察署がパトン市のเทศกิจ(市当局の取締担当職員)と合同で、主要道路における駐車違反の取締りを実施しました。パトン警察署が発表しました。
取締りが行われたのは、ラチャパタヌソーン通り、ラートウティット200ピー通り、サワディラック通りの3道路です。
パトン警察署によると、交通担当警察官とパトン市の取締担当職員が合同で巡回し、道路上の駐車状況を確認しました。観光客や車両の往来が多いパトン中心部で、交通秩序の維持を図る取り組みです。
今回の活動は、パトン警察署長代行のコーンクリット・カンクルア警察大佐らの指揮のもとで実施されました。
※出典 สถานีตำรวจภูธร ป่าตอง Patong Police Station「กวดขันการจอดรถถนนราชปาทานุสรณ์, ถนนราษฎร์อุทิศ 200 ปีและถนนสวัสดิรักษ์」
(タイランドニュース 2026年9月10日)




