異端であることを
あらためて
自覚し
それに
誇りを持とうとしている
こんなふうに
ノクターンを
練習しながら
ふっと
なみだが
出そうになる瞬間も
ただただ受け入れ
本当の自分に
うまれかわることを
あらためて誓う
その曲をうまく弾ける誰かが
弾いたり
教えたり
それもいいかもしれない
でも
それだけじゃ
たりない
自分を癒せるのは
じぶんだけだから
自分を変えられるのも
じぶんだけだから
ただただ寄り添う
感謝とともに
愛を込めて
異端であることを
あらためて
自覚し
それに
誇りを持とうとしている
こんなふうに
ノクターンを
練習しながら
ふっと
なみだが
出そうになる瞬間も
ただただ受け入れ
本当の自分に
うまれかわることを
あらためて誓う
その曲をうまく弾ける誰かが
弾いたり
教えたり
それもいいかもしれない
でも
それだけじゃ
たりない
自分を癒せるのは
じぶんだけだから
自分を変えられるのも
じぶんだけだから
ただただ寄り添う
感謝とともに
愛を込めて
君は誰のことも
傷つけないように
寄ってくる奴らに対して
対象外であることを
それとなく
態度で示していたよね
ぼくは
絶妙な距離感と
無関心をよそおって
対象外だと
知らせなければならない
対象に
ならないように
きをつけていたんだ
おかげで
つれない態度は
とられなくて済んだし
家の方角も違ったから
いつも一緒に帰ろうと
自転車置き場で
待ち伏せする
アイツのように
ならずに済んだんだ
思惑通りにいっていたはずだし
あわよくば君をから何かを手に入れたい
と思ってなんかいなかった
君は微笑みで
たおやかなガードをはっていたし
誰かに守ってもらいたいなんて
思っていなかったはずだ
それならいまになって
どうしてこんなことを
書いているんだろう
やっぱり君のような人には
後にも先にも
出逢えなかったから
そしてまた
あの笑顔で
久しぶり
元気にしてた
なんて
言われてみたいんだ
いまなら
君を好きだと
言えるだろう
たとえ
それで
何も
はじまらなくても
たとえ
君を
抱きしめられなくても
ぼくは
前に
進めるだろうから
スタンウェイの下で
寝起きするぼくは
君のことが
好きだったんだ
だって
みんながぼくを
キワモノ扱いする中で
君だけが
ぼくを変人扱いしないで
まっすぐに
ほほえんでいたから
君は
あらゆる偏見というものを
胎内に置いてきたんだろう
君が付き合っていた奴に
こっぴどく振られたという噂は
ぼくのもとにも届いていた
でも君は
いつもと変わらぬ
朗らかさをもって
そこにいたんだ
奴がいなくなっても
君は代わりを求めなかった
ぼくも
手を挙げる勇気はなかった
しばらくして
君のこころには
別の奴がいた
でも君は
決してそれを表には出さず
ただそこにいたんだ
君と当たり前に会えなくなって
しばらくたってから
ようやく会えた時
別の奴には
いまは恋人がいて
まわりが眉をひそめるくらいに
四六時中
いちゃいちゃしていることを
ぼくはわざわざ君に言ったんだ
君は
ショックと
嫌悪感を
うまく押し殺して
そうなんだね
とだけ言ったんだ
君の中から
誰かが消えても
ぼくが代わりになることはない
そんなことはわかっていたのに
言わずにはいられなかった
君がぼくを嫌っているわけじゃない
むしろ人としては
好いてくれているんだろう
でも君は
人のことをただ人としてみる
いちいち下心をもって見たりしない
だからこそ
ぼくは君のことが好きだったのに
永遠に
いわゆる
対象外なぼくは
やっぱり
どうしたって
ないものねだりだったんだろう
いさぎよく
きっぱりと
うしろをふりかえらず
おこらず
うらまず
きたいせず
わがみちを
しゅくしゅくと
あゆむ
それなのに
まよい
ざいあくかん
おそれ
いかりが
しのびこむ
ぱんどらの匣から
とびだしたもの
なんかに
まけない
匣のなかに
のこった
希望を
じぶんに
纏い
せかいに
ふわりと
ひろげ
かける
鰹節をひく
昆布に切りめをつける
出汁をとる
ピアノを奏でる
くしゃみを二回する
お花の水をかえる
日記をつける
箒を使い
雑巾をかける
庭のミントをつみ
ラベンダーに陽をあてる
窓際にシクラメンをおく
お湯をわかし
お茶を淹れる
真珠をとりだして
しばしながめる
写真を整理する
もり塩をつくり
空を拝む
あとは
ぬかどこをかきまぜるだけ