Ψ(さい)のつづり -70ページ目
人間失格っていう
タイトルは知っていた
けれど
読んだことはなかった
文学作品は
だいたいそうだ
作者と
本の題名は知っているのに
中身はしらない
題名だけで
あー
あんまり読む気がしないなあ
とか
あー
暗そう
ふーん
とか
日本文学でさえ
ほぼ知らないのに
車輪の下は
読んだことはなかったから
車輪の上だっけ
なんて
思っていたほどだ
でも
さいきん
なんだか
にわかに
氣になりだして
かたっぱしから
読んでいる
ハッピーエンドで
ないものばかり
暗いといえば
暗い
でも
おもしろい
うまくいかないのは
時代と
合っていなかったからなんだろうな
ちょっとばかり勉強ができたからって
神童扱いされてしまい
幼少期を棒にふるとか
いまでいう
両片思いてきな
ふたりは
結婚という形では結ばれないけれど
誰よりも実は深く深く
つながっていたりとか
全然人間に興味がないのに
モテてしまい
相手を不幸にしてしまうとか
共通しているのは
自分がないということ
まわりがつくったかたに
自分をはめるか
時代にあわせて
自分を演じていること
そうこうしているうちに
自分自身でも自分がわからなくなって
わからないまま
一生を終える
なんだか救いがないようにみえるけれど
実は
他人事じゃない
自分だって
思い当たるところがある
反省し
反転します
わたしのみちは
わたしがきめる
魂の
おもむくままに
天との
約束を
果たすために
ありがとう
ありがとう
ありがとう
文学

けっして
みてはいけません
けっして
ふりかえってはいけません
はい
わかりました
そんなかんたんなことで
いいのなら
ありがたい
ありがたい
ほんとうに
そうかしら
それを
やぶってしまうなんて
おろかなことだと
これだから
にんげんは
よわい
どうして
がまんできなかったのかと
いいつのるのは
たやすいこと
でも
ほんとうに
くらやみのなか
なにも
みえず
なにもきこえず
ひょっとしたら
かつがれたんじゃないか
ひょっとしたら
ひょっとしたら
ちょこっとなら
みたって
ばれないかもしれないし
ぜったい
あんしんだっていう
かくしょうが
ほしい
ときのながれが
ゆっくりで
すべては
いっしゅんじゃなくて
えいえんにつづく
せめくなのではないかと
そうおもってしまったとしても
おかしくない
じぶんは
だいじょうぶだと
しんじることは
たいせつだけど
じぶんなら
できるにきまってる
へいきのへいさ
へのかっぱ
そう
おもうのは
まんしん
おごり

2025年は
なんだか
すごいとしに
なりそうだ
そらはきれいに
はれわたり
うつくしい
かぜがふく
じぶんを
しっかり
もっていないと
ふきとばされる
きせつや
ばしょに
かんけいなく
ひかりの
かーてんが
かかり
かぜはつよく
あめが
せかいを
きよめ
かみなりはとどろき
ふゆもあたたかい
いまのうちに
ゆきを
みておいたほうが
よさそうだ
ゆきは
とてつもない
てんからの
ぎふとだったと
あとから
しることに
なるだろうから
なんぜんねんの
ときのうつろいにも
たえた
けんぞうぶつは
いまの
わたしたちに
なにを
つたえようと
しているのだろう
うつくしい
よるの
ほしぼしに
きいてみよう

かえるよ
かえる
ただいま
おかえり
ずっとずっと
あまえられると
こころの
どこかで
おもっていたよ
でも
たびだちの
ときはくる
きっときっと
ゆたかで
しあわせに
たのしく
くらすよ
うつくしいものも
うみだすんだ
あなたの
のこしたものを
わたしが
はなひらかせる
たとえ
ちが
つながっていなくても
たとえ
いっしょに
くらしたことが
なくても
やっぱり
さみしいよ
おつかれさま
ありがとう
ありがとう
ありがとう

こなこな
こねこね
このこの
もー
たなたな
たねたね
たのたの
るー
くにくに
くねくね
くるくる
みー
るかるか
るきるき
るんるん
けー
さなさな
さばさば
さめさめ
こー
ぱーたれ
ぴーたれ
ぷーたれ
ぽん
ぽんぽん
ぽんがし
だいすきよ


