さかなのなかさ

 

なまぐさい?

 

かもしれないけれど

 

なんだかけっこうすき

 

どうしてだろう

 

ちょっと

 

ほっとするんだよ

 

じょうもんのころの

 

きおくかもしれない

 

さかなが

 

あれば

 

しばらく

 

たべるにこまらない

 

ほねは

 

わんこの

 

ごはんになる

 

じょうもんは

 

へいわで

 

ゆたか

 

ちじょうの

 

らくえんだよね

 

でも

 

やぱり

 

冬は

 

ちょっと食糧がかたよる

 

たくわえてある

 

きのみのたんぱくはあっても

 

どうぶつは

 

どうしたって

 

すくない

 

干し肉は

 

おいしいけど

 

やっぱり

 

しんせんな

 

さかなは

 

さいこ~

 

だから

 

きょうも

 

さかなを

 

たべよう

 

 

 

 

ほら~

 

すぐそこに

 

もう春が

 

洞穴に

 

風がふきこみ

 

ひゅーひゅーと

 

音を立て

 

春がくることを

 

告げているよ

 

また

 

新しい

 

一年が

 

本当の

 

巳年が

 

もうすぐはじまる

 

生半可な

 

覚悟では

 

風に

 

吹き飛ばされ

 

蛇にのまれる

 

カナリア

 

飛ぶことを

 

覚える

 

時間は

 

もうあまり

 

たくさん

 

ないから

 

ぶっつけ本番で

 

猫の爪から

 

逃れ

 

美しい詩を詠み

 

新曲をつくり

 

歌う

 

次に

 

どこに

 

巣をつくるか

 

誰と

 

番うか

 

選びながら

 

全部

 

いっぺんに

 

サーカスも

 

顔負けの

 

離れ業を

 

やってのける

 

だれもが

 

だれも

 

みんな

 

緑の

 

カナリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっとり

 

ふっくら

 

やわらかい

 

そういう

 

もにゃっとしたものが

 

受け入れられやすい

 

けれど

 

そういうものだけ

 

摂っていたら

 

歯やあごが

 

弱っちゃう

 

お米だって

 

まっしろしろに

 

しちゃったら

 

麦だって

 

まっしろしろに

 

しちゃったら

 

ちょっと栄養が

 

減ってしまう

 

あたりさわりのないものごとは

 

あんまり

 

栄養に

 

ならないってことかもね

 

見た目がそろっていて

 

きれいなことと

 

ごつごつ

 

ぶつぶつ

 

みにくい

 

みため

 

どちらが

 

本当に

 

尊いのか

 

表面だけでない

 

深い

 

ものごとを

 

とらえようと

 

ずっとずうっと

 

精進中

 

まだまだだま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強く強く

 

風が吹くときは

 

三匹の

 

子豚の気分になる

 

おらっちは

 

レンガのうち~

 

のはずだけど

 

びゅーびゅー

 

がたがた

 

ちょっと

 

どきどき

 

風が

 

いろんなものを

 

ふきとばす

 

自転車も

 

ひっくり返す

 

すごい

 

エネルギーで

 

祓い清められていく

 

私の頭もなんだか

 

ぐるぐるまわる

 

チャクラも

 

まわる

 

からだの

 

頑固さも

 

ちょっと

 

ゆるむ

 

根っこをはって

 

ゆらゆらしていたら

 

吹き飛ばされないけれど

 

がんじがらめに

 

強張って

 

戦おうとすると

 

宇宙の果てまで

 

飛ばされる

 

ぴゅ~っとね

 

風さん

 

知らせてくれて

 

ありがとう

 

もう

 

春ですね

 

 

 

 

 

 

 

ぼくは

 

うまれてくるときに

 

たまごと

 

ちょっと

 

くっついたみたいに

 

なっちゃって

 

うまくはがれなくて

 

ようやく

 

たまごから

 

でたときには

 

しっぽが

 

まがっていたんだ

 

うまくおよげなかったけど

 

でもぼくにとっては

 

それがあたりまえだったから

 

じめんにじっとしてすごしていたんだ

 

ごはんはふやけて

 

じめんにおちてくるから

 

たべるのにこまったりは

 

しなかった

 

さいしょ

 

ぼくにごはんをくれたり

 

ちょっとあらっぽく

 

みずをかえたり

 

してくれるひとは

 

(でもとってもおいしいみずなんだよ)

 

ぼくがよわっているんだとおもって

 

しんぱいしていたんだ

 

いちどなんて

 

ぼくがもうしんでしまったと

 

おもっていたから

 

みずをかえるときに

 

しっぽをぴくぴくさせて

 

ぼくがいきていることを

 

おしらせしたんだ

 

そうしたら

 

よわっているけど

 

まだいきてたって

 

わかってくれた

 

ほんとうは

 

よわってなんか

 

いなかったんだけどね

 

だんだんぼくが

 

よわってしっぽがまがっているんじゃなくて

 

そういうぼくなんだってことを

 

わかってくれたみたいだった

 

あかちゃんのいれものから

 

おおきないけにひっこしてからも

 

ぼくはだいたい

 

じめんですごしていたから

 

ときどき

 

ぼくをみかけると

 

しっぽまがり

 

げんきだったのねって

 

よろこんでくれるようになった

 

ほかのきょうだいたちは

 

おおきさは

 

いろいろだけど

 

みんなまっすぐしっぽだから

 

くべつがつかないみたいだけれど

 

ぼくのことは

 

「ぽっし」

 

ってなまえをつけてくれたんだ

 

ぽっしって

 

しっぽがさかさまに

 

なったんだろうけど

 

ぼくは

 

きにいっているよ

 

みんなみたいに

 

すいすい

 

およげなくても

 

ぼくは

 

じょうぶだし

 

ごはんもちゃんとたべられる

 

だいぶ

 

おおきく

 

なったでしょ

 

ありがとう