変わらないと
分からない
かわることが
こわいのは
わかるけれど
かわらないと
わからないことがある
かわってみて
はじめて
過去の傷も
必要だったことが
わかり
自虐ではなく
笑い飛ばせるようになる
そうしたら
かさぶたがとれて
軽く柔らかな心で
新しい自分を
楽しめるようになる
変わらないと
分からない
かわることが
こわいのは
わかるけれど
かわらないと
わからないことがある
かわってみて
はじめて
過去の傷も
必要だったことが
わかり
自虐ではなく
笑い飛ばせるようになる
そうしたら
かさぶたがとれて
軽く柔らかな心で
新しい自分を
楽しめるようになる
わたしたちが
生きていけるのは
もちろん
あなたのおかげさま
広い広い宇宙を
みまわしたって
きっと
あなたのように
瑠璃色にきらめく星はない
わたしたちは
虹をくぐって
あなたの上に
おりてきた
わたしたちが
泣いたり
笑ったり
日々暮らしていけるのは
わたしたちを取り巻く
小さな世界を
あなたが
支えてくれているから
そして
美しい四季で
いつもいつも
癒してくれるから
おいしい水も
おいしい空気も
わたしたちが
生きていくために
欠かせない
すべての要素は
あなたを
瑠璃色にきらめく
星にしている愛
最後の炎を燃やして
夏が
秋に
主役の座を
譲る
たくさんいた蚊は
まだまだいるけれど
たくさんいた
蜂は少しずつ
活動を減らして
引退の準備をしている
季節のサイクルを
何度も
何度も
体験できる
人間は
なんて
幸せな
種族なんだろう
こうやって
巡る季節を
もっともっと長い間
廻ている
木々は
どっしりと
落ち着いていて
気候の変動に
一喜一憂したりしない
太陽は
休むことなく
世を照らし
夜には
月が日々
形を変えて
楽しませてくれるし
金星や木星のような惑星や
もっと遠くの
恒星の星々が
きちんと
姿をみせてくれるのだから
なんの心配もなければ
孤独もない
せっかく
動き回ることができる
足が与えられているのに
それがために
じっとできないのなら
それがために
思考が定まらないのなら
それは
葦ではなく
ただの
浮草
森を歩いていたら
思いっきり
顔丸ごと
蜘蛛の巣に
ひっかかった
あわてて
後ずさったから
頑丈な
巣は
あんまり
壊れなかったみたいだけど
蜘蛛ごと
巣を頭に
乗せちゃうところだった
ごめんごめん
ちゃんと前をみないとね
あなたたちは
最先端の糸と
編み方で
ぼんやりしている
虫がひっかかるように
つくっているんだから
そりゃあ
巨大な
顔がひっかかったら
驚くでしょうよ
ごめんごめん
そのあと
森を抜けて
人の世界に戻って
しばらくたったあと
頭にこつんと
何かが当たったような
衝撃があった
あれ
やっぱり蜘蛛をつれてきちゃったのかな
と思ったけれど
蜘蛛はやっぱりいなかった
不思議な衝撃は
その後も
何回かあって
それはきっと
ぼんやり
ぼやぼやは
厳禁
っていう
理解で
よろしいでしょうか
蜘蛛さん
10年ひと昔
というけれど
かつて知っていた場所へ
行くと
ことごとく
以前より
栄えていたり
美しくなっていたり
異臭を放つどぶ川だった水が
きれいになっていたりする
この國は
戦後に復興して
発展して
バブルがはじけたときに
おわったかにみえたけれど
それからも
たゆまず
休まず
そこからが
踏ん張りどころとばかりに
着々と進化
してきたことを知る
かつてのおもかげも
残しつつ
成長していくエネルギーは
どこからくるんだろう
世界を少しでも
良くしたいと願う
ひとりひとりの
想いが集まり
目に見える形を
成したのだろうか