Ψ(さい)のつづり~しあわせを引き寄せる「し」~ -18ページ目
わたしはいったい
なにを
おそれていたんだろう
夜の暗闇を
おそれる子どものように
起こりもしないことを
あれこれ
勝手に
想像し
起こった出来事や
夢の中での会話の
意味を
頭でっかちに
分析してみせて
勝手に
思い込んで
ひとりずもうも
いいところ
わたしの
まわりの
世界は
こんなにも
輝いているのに
目をつむって
足早に
歩いて
呼吸も
そこそこに
どこへ向かっていたんだろう
世界の
この輝きを
自分の
時間の中に
エッセンスのように
注ぎ込めばいいだけ
そして
深く香りを吸い込んで
そっと
目を開けばいい

自分では
これでいいのだと
歩んでいて
特に
誰の賛同もいらないけれど
わたしの背中をみて
育っている人に
心配をかけたいわけじゃない
まねっこはしないけれど
ちょっとは
やるじゃんって
思ってくれていたのに
どこに向かっているの
って確認したくなるよね
痛いところを突かれても
まだ
うまく
説明できない
だって
新しいことには
まだ
名前はついていないんだもの
でも心配しなくていいんだよ
あなたの
道は
わたしに勇氣を与えてくれる
わたしの
道は
きっと
あなたに希望を与えることに
なっていくから

梅雨らしい
梅雨も
終わり
とうとう
本格的な
夏がやってきた
じっとしていたら
カビが生えるから
ちょこまかと
まめに
動いていたところから
じっとしていたら
じりじり焦げつくから
やっぱり
まめに
日陰を選んで
動き
まめに
休憩
眠いときは
寝る
食べ物は
冷たすぎないものを
ゆっくり

ぶらんこ
ぶうらん
ぶうめらん
ブランコ
サーカス
空中ブランコ
はらはらどきどき
今日もだれかが
ほぎゃあとうまれ
ちょっと大きくなったら
ぶらんこに乗る
ぶらんこ
ぶうらん
風が吹くまま
勢いついて
海の向こうまで
跳べるかな

一年間という
時間は
ただただ
待ちこがれていると
きっと
長いけれど
天命に従って
日々
生きていれば
もしかしたら
それほど
長くないのかもしれない
短い
長いで
一概にはくくることができない
期間が
一年という一念であり
再会の一日
それでも
再会は
やはり
涙
涙で
うれし涙の
霧雨が降る
降水確率がゼロでも
さらさらと
天が
涙を流す
それを
地面で受け止める
わたしも
一緒に
そうっと
涙を流す


