からすは食わねど高楊枝声高らかに ガビチョウが 歌う 底抜けに明るく 湿度も 暑さも 大歓迎 ますます 元氣で 弱虫を 吹き飛ばす セミだって 大合唱するさ 7年間待ったのだから 羽を 震わせ 世界を震わせる からすは 真っ黒の 自慢のマントを 本心では いまは 脱ぎたいけれど からすは食わねど高楊枝 くわえる口も閉じにくい 行水でなんとかしのぎ 夜を待つ 暑い暑いという輩は みんなの生きざまから 学べばいい